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生きてさえいれば

人生の叫び出したいほどの虚しさと
両肩が崩れるほどの理不尽さを
知ってしまって。

夜はまだ私を離してはくれない。

霧で目隠しをされたまま
先の見えない道を歩く。

そこに何があるのか
神さえも知らさせてはくれないけれど
何かが自分を待ってるんじゃないかと
勘違いまがいの期待を両手に
ただひたすらに命を生きて。

その先でまたあなたに会いたい。

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