最近の住宅事情ってどうよ？【2023年8月レインズマーケットレポート】
衣食住の中に関する仕事をしております。
その中でよくREINS（レインズ）と言うものが登場して仕事の軸になってたりします。
レインズとは？
○レインズとは、Real Estate InformationNetwork System（不動産流通標準情報システム）の略称で、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピュータ・ネットワーク・システムの名称です。
○指定流通機構の会員不動産会社が不動産情報を受け取ったり情報提供を行うシステムで、会員間での情報交換がリアルタイムで行われています。
要するに、「不動産業者がみるSUUMOとかホームズ」みたいな感じですね。
私たちも部屋や家を探すときにSUUMOやHOME'Sを見ると思います。
不動産会社さんも同じようにお客さんが来た時には見るサイトがあるってイメージです。
リンク
レインズには不動産会社さんが物件のデータをたくさん登録します。
なので、レインズには膨大な物件のデータベースがあるわけですが
それを分析してくれているレポートがございます。
レポートのサイトがこちら
↓
今回は、このレポートを簡単にまとめていきたいと思います。
これを見ておくことで、、、
住宅の検討時に不動産営業マンに一目置かれて
公平な話し合いができる存在になれると思います笑
そうすることで、自分にとって本当にいい住み方を選択できるようになります。
自分の判断で住宅の価格の意思決定や考えを持つことができますので
それでは、2023年8月の市況はどうだったのか？見ていきましょう。
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202308_summary.pdf
結論から申し上げると
早速、結論から申し上げると、、、
1、全体的に制約価格は上昇傾向です。
2、ただし、エリアによっては、成約件数も価格も下がっているのでエリアごとに見る必要があるかも
3、東京都以外で「新築戸建」の成約件数が上昇。
＊東京都以外で価格が下がってきているので
それでは詳細を見ていきましょう！
＊首都圏の情報を合算しています。
新築戸建て
＜首都圏＞
成約件数：前年比＋13.7%
成約価格：前年比-1.3%
土地面積：前年比+7.3%
建物面積：前年比-0.4%
在庫状況：17,329件（前年比+39.6％）
詳細は、参考資料の42~43Pをご参照ください。
新築戸建ては一時期価格上昇が顕著でした。
が、今は落ち着いてきたので成約数も落ち着いてきたようです。
不動産会社としては在庫が大きく増えているので「どう売り切るか」がポイントになりそうですね。
中古マンション
成約件数：前年比＋0.9%
成約価格：前年比+9.9%
m2単価：前年比+10.1%
専有面積：前年比-0.2%
中古マンションに関しては都道府県やエリアによって単価が3,000万円以上差があります。
なので、一概にとらえず、自分が住みたいエリアの相場に絞って価格を精査することをおすすめします。
＊ちなみに所沢市エリアは首都圏相場より3000万円安かったです、、、
参考資料の2p～ご参照ください
中古戸建住宅
この図を見ると「下がっているやん！」と思いますが
下げ幅と絶対数が少ないので、あまり気にしなくてOKです。
成約件数：前年比-4.6%
成約価格：前年比-1.4%
土地面積：前年比-9.1%
建物面積：前年比-2.4%
中古戸建の市場は、物件の力に大きく影響します。
なので、中古戸建を検討したい！と考える方は長期戦で身構えておくといいでしょう。
また、スピード勝負なので早い段階で仲の良い不動産会社を作っておくのがおすすめです。
参考資料は20pをご参照ください。
数字まとめ
＜新築戸建て＞
成約件数：前年比＋13.7%
成約価格：前年比-1.3%
土地面積：前年比+7.3%
建物面積：前年比-0.4%
在庫状況：17,329件（前年比+39.6％）
＜中古マンション＞
成約件数：前年比＋0.9%
成約価格：前年比+9.9%
m2単価：前年比+10.1%
専有面積：前年比-0.2%
＜中古戸建＞
成約件数：前年比-4.6%
成約価格：前年比-1.4%
土地面積：前年比-9.1%
建物面積：前年比-2.4%
そんな感じでまとめてみました！
・新築戸建ての価格が落ち着いてきたら、購入には良いタイミングかも！
・中古戸建を売りたい方は今のタイミングがすぐに売れるかも（いい物件であれば）
不動産に関して、質問などあればぜひぜひコメントください～
それではまた来月！
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