実践編『FORESTER FOR CINEMA 4D』で”株立”を作る(花も)
ツリーの市販ライブラリではなぜか株立が少ないです。
株立というのは幹が根本から複数本に分裂している姿のことを指します。
なぜ重要視されないのかよくわかりませんが、国内の物件における植栽では高木・中木の1/3ぐらいは株立であることも珍しくはない気がします。…気がするだけかもしれません。
株立の作り方
実は「FORESTER FOR CINEMA 4D」には株立を作るようのパラメータはありません。少なくとも幹を複数本生成させることはできなそうです。
ではどうするかというと
・幹を極端に短く設定する
・上の幹から1階層目の枝を幹に見立てて数本生成する
以上です。
『終』
あぁ、なんというツイッターで十分な情報量。。。
で、ヤマボウシを作ってみました。
特に何も難しいことは無かったので特に書くべきことも無いのですが。
枝の角度や葉の角度などを写真に合うように調整したということぐらいでしょうか。
せっかくなので自前の写真からテクスチャ画像を作ってみました。
こんなのとか、
こんな感じ。
実直にテクスチャを作るだけの簡単なお仕事です。
花を作ってみた
ヤマボウシは6月ぐらいになると花を咲かせます。
FORESTER FOR CINEMA 4Dには樹木に花を咲かせる機能はありませんが、「フルーツ」というパラメータがあり、果実をぶら下げることはできるのでこれを利用しました。
花オブジェクトを別に作っておいて「Fruit Object List」に入れれば枝にそのオブジェクトが配置されます。
初期値はぶら下がってしまうため、「Offset」を使って枝の上にくるようにずらしたものが下。
ただFruitは非常に重いので、満足いく設定ができたらフルーツ部分だけポリゴン化してしまった方がよさそうです。