見出し画像

くたびれサラリーマン、転職を考える。

最近、思うところがあって転職活動を始めた。

一社目が9年、20代〜30代前半。二社目がもうすぐ10年、30代〜40代前半と、ビジネスマンのキャリア的にはいい感じで中盤に差し掛かった中での、転職を考えている。そんなアラフォーのリアルな転職観をお話しできればなと。意外と同じような状況の方も多かろうと、勝手に思っているところもあります。

これまでのやっさんの仕事変遷について、うかつにもうっかり知りたいと思ってしまった、奇特なそこのあなた。以下の回で語っているので、ぜひ参照のうえ、煮るなり焼くなりフォローなりスキなり、していただきたい。というか、どうか、何卒。

さて、上記のリンクを参照するほど暇ではないと思うので、サクッと職歴を話しておくと、米国系コンサルティングファーム(チェンマネとか)で人事コンサルタントを経て、欧州系の一般消費材(FMCG)メーカーでブランドマーケティング(マーケティング関連部署は一通り経験)を経験してきた。

20代でブラック甚だしい古き良き時代をコンサルティング業界で過ごし、30代は華やかな(と思われがちな)マーケティングを行なってきた。どちらも、筆舌し難い良い経験をさせてもらった。20代がビジネスマンとしての基礎体力をつけ、30代がその基礎体力をベースにやってみたかったマーケティングに殴り込みをかけ、それなりな経験や評価を頂いたと思う。グローバル本社(スイス)への赴任も経験させてもらった。しかし、そんな最中でミドルエイジクライシスとなり、「どうやって幸せに暮らせるか」と言うことを吐き出すべく、このnoteを綴っているのであるが、その前提で、転職を考えている。

一見するとそれなりに順風満帆であると思うが、はてと立ち止まる。

「次なる40代はどんな仕事に就きたいのか」

と言う大きな問いが立ちはだかる。いやー、しかしこれは重い問いですよ、旦那。スーパーヘビー級。今の時代は、コロナ禍の流れで、リモートワークが一般化。それに伴い副業(複業)の解禁。もはや、本業以外の活動をしていて当たり前の世界。3年前までは考えられないスピードで状況が変わっている。そんな中で、どんな40代を目指してキャリアを描くのか。

これまでみたいに、「ネームバリューのある会社」とか「キャリアを伸ばせる職種」とかって定規では全く通用しない。なぜか。だって40代はビジネスマンとして心身ともに一番脂がのっている時期だと思うから。インプットではなく、アウトプットしていく年代

通常ならばこれまでの経験の延長線上にキャリアを置いていくのが順当だろう。収入面ももちろん大事なので、ボクの周りも順当にキャリアを上げに走っている。小さな会社のマーケティングディレクターとか、セールスディレクターとか。そうすれば50代前に大きな会社の役員・ボードメンバーも見えてくる。それも魅力的なのもわかるし、順当。安全策。

このパスはどちらかと言うと、「本業しかなかった」時代の一つの正解例ではあると思うのだけど、今の複業時代、言い換えれば「やりたいこと・偏愛時代」の今において、その道には幸せがついてくるのか、ボクにはそれが疑問だった。今もなお。

だから、今、転職を2つの方向で検討してみている

その①:現在のキャリアを伸ばすアプローチ。上記の通り、小さな会社のお偉いさんか、大きな会社のシニアポジション。
その②:将来的な起業に役立つアプローチ。やりたいこと、を軸に据えて、そのやりたいことに直結するポジション。

その①は、誰しもが知っているブランドを持っている外資系会社だったり、GAFAの一角だったり。その辺にチャレンジしてみている。まだインタビュー中なので、詳細は避ける。

その②は、少し説明が必要だろう。ボクが何をやりたいか、と言うのが肝心ゆえ。簡単にいえば「楽しくて、エキサイトな体験を通して、笑顔を増やす仕事」だ。うーむ、字に起こすと、全く何をしたいかがわからんw ただ、カルチャー変革やマーケティングなど、「従業員や消費者の行動様式を変えること」での延長線上であり、ボクのキャリアとしては実は同じ感覚で捉えている。ただ「ものを売る」以上の行動様式の変化を起こせる仕組みを、この世の中に生み出したいという思いがある。

もう一回端的に言ってみる(トライ&エラーはいつも大事なのである)、「こんなややこしい時代に生まれて、なんやかんや幸せな人生を過ごしている人を増やす」と言うこと。この辺りがウェルビーイング的な観点が関わってくるのだが、この辺は、長くなるので、別の回で改めて語るとして。この観点から、その②のアプローチでは、エンタメ業界(テーマパーク・リゾート運営会社)にめっちゃ絞っている。ここは一社から非常に前向きなお答えをいただいている。もちろん、後者の方は、やりたいことをタイニーステップで少しづつアクションを起こしながら、本業でのインプットをうまくアウトプットに活かしていくことができる。むしろ、それマストと言っていい。

いずれにせよ、これまでの見せかけのキャリアを伸ばす、と言うだけではある一定のリスクがあるのだなと思った次第です。特に、40代のみなさま。そして転職しようかなーと思っている、そこのあなた。今の延長線上だけでなく、「やりたいことを副業で行う前提」での本業の転職、を考えてみるのも、無駄ではないと思うよ。

と言ったおすすめをしたところで、今日はここで筆を起きたいと思う。

PS:そういや、全然文体が柔くない!カッチコッチ!うーむ、真面目なことをエッセイっぽく書くのも、結構むずいのであるなぁと、一人ごちたのであった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?