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価値ある良書を手にするための「選書術」

読書はよい本に出合うことが重要です。世の中に溢れる数多くの本の中から、いかにして良書を探し出せばよいのか、私が実践している選書のコツを紹介したいと思います。

読書の質は選書次第

日本では毎年70,000冊以上の本が出版されています。また、現在は誰でも気軽にKindle本が出版できるようになっているため、ハズレ本を避けて良書を選ぶのは至難の業になりつつあります。

図書館や立ち読み、Kindle Unlimitedなどの定額サービスを使うことでハズレ本を購入するリスクは避けられますが、時間という貴重な資産をムダにすることになってしまいます。

どんな本が良書なのか

その本を読んでいて、「なるほど!」と共感したり納得できたり、気づきやひらめきを与えてくれる箇所が多い本は良書と言えるのではないでしょうか。私の場合、付箋の多さでその本の良し悪しが分かるようにしています。

ネット書店では評価システムがあるが、星が多いから良書というわけではないのであまり評価を気にしない方がいいというのが持論です。音楽で例えてみるならば、私はロックが好きなのですが、ヒップホップやクラシックを聞いても星を5個つけることは恐らくないと思います。これは単なる好みの問題なので、良し悪しの問題ではないんですね。

ベストセラーが必ずしも良書とは言えませんが、売れる本には何かしらの売れる理由があるものなので、ランキングに入っている本は世の中のニーズに合った本と言えるため、読んでおくことで現在のトレンドが分かったりするメリットもあるため、読んでおいて損はしない。

リアル書店とネット書店を使い分ける

⑴リアル書店の強み

書店毎に一押しコーナーのつくり方やおススメ本の売り出し方が違ったりするので思わず手に取ってしまうような新しい本との出合いが期待できるのが最大の強みです。

また、立ち読みをしながらある程度本の中身を確認できるため、興味があるかどうかその場で判断ができること。

⑵ネット書店の強み

新聞や雑誌の書評を見て気になった書籍を検索するだけで購入できる。また、お気に入りの著者の新刊の案内メールなどは意外と活用できます。重い本を持ち帰る必要もないので、とにかく手軽で便利というのがネット書店の最大の強みだと思います。

リアル書店とネット書店のメリットとデメリットを考えてうまく使い分けてみてください。

前書きと目次チェックで本の概要を把握する

前書きには本のテーマや概要が記されているので本の大まかな内容がつかめます。また、文章のタッチが自分の好みに合うかどうかを判断することもできるため、結構重要な判断箇所になると思います。

目次には、本のテーマと内容が具体的に書かれています。いわゆる骨組みの部分にあたりますので目次を見て気になるテーマがあるようであれば自分にとって良書になる可能性が高いです。

私の場合、フォローしている著者の新刊をネットで購入することはありますが、基本はリアル書店ではきっちり選書をするようにしています。

まとめ

経験を積んでも100%の確率で良書を選ぶのは困難であるのも事実です。ただ、今回のポイントを抑えながら可能な限りハズレ本を引く確率を下げて充実した読書ライフをお楽しみください。

Let’s Action!
✅初めての著者の本は図書館で過去の作品をチェックしてみよう!
✅好みの違いがあるため、書評や口コミだけに頼るのはやめよう!
✅気になる本は実際に書店で前書きと目次に目を通そう!

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