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離れて暮らす親への食のサポート「冷凍料理便」

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料理の基礎トレーナー・管理栄養士が自身の10年以上続けている離れて暮らす親への食サポートについての経験を書いています。最初は「もっといい方法ないかな?」と思うこともたくさんありま…
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#料理の基礎トレーナー

1)「親は大人」だからこそ色々あるのだ

1)「親は大人」だからこそ色々あるのだ

私はYouTubeで時々「離れて暮らす親への食事サポート」の話をしています。ずっと食・料理に関する仕事をしていますがこういった「介護」に関わる話は体験がある方にはピンときていただけるのですが経験がない方にとっては本当に関心がないのではないかと思います。

また状況は人それぞれなので「(親の介護に)備える」というのもなかなか難しいように思いますが体験したことや考えたことを発信していくことで私自身さら

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15)在宅介護や入院時の洗濯の救世主

15)在宅介護や入院時の洗濯の救世主

親が入院して週1回の洗濯ものを取りに行って洗濯をする、ということが必要になったとき、「こういうものなのか!」と思ったことの一つが「洗ってもほんのり残る尿臭」です。

ご自身で用を足すことができれば「尿臭問題」は無いです。状態は人によります。

自身で用が足せない場合、介護用おむつ生活となるのですが、1回1回使い捨てのものであっても「尿が漏れる」と肌着などにつき着替えが必要です。病院側でさっと水洗い

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14)料理を作ってあげるより大切なこと

14)料理を作ってあげるより大切なこと

実家の高齢親に料理を作って定期的に送っていました。それは離れて住んでいて「自分にできること、相手の助けになること」と思っていたし実際に必要なことだったと思っています。

また時々実家に行ったときには作り置きして帰ってきました。親の状態が気がかりで毎週実家に行っていた時期もあって「仕事」のような感覚もありました。
そうすると「次回は何を作ろうか」を常に考えていて「作ること」に気が集中しがちです。

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