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14)料理を作ってあげるより大切なこと

実家の高齢親に料理を作って定期的に送っていました。それは離れて住んでいて「自分にできること、相手の助けになること」と思っていたし実際に必要なことだったと思っています。

また時々実家に行ったときには作り置きして帰ってきました。親の状態が気がかりで毎週実家に行っていた時期もあって「仕事」のような感覚もありました。
そうすると「次回は何を作ろうか」を常に考えていて「作ること」に気が集中しがちです。

ですが、一緒にいるときは「一緒に食べる」がもっと大事、と思います。
サポートするに至ったのは「食事を本人がまかなっていくことが難しくなった」からです。買い物~作る~食べる~かたずけるという一連の流れの中に今までのようにできない部分が出てきて、栄養摂取がしっかりできない可能性が出てくる。栄養摂取が出来ないと体力が落ち、転倒したら骨折、とか風邪をひいたら肺炎などモリモリ食べられる働く世代には起こらないようなことが起きてしまい衰弱、という風になってしまう可能性もあるんですよね。

高齢になると食が細くなる人は多く、それに輪をかけ特に独居や高齢2人暮らしだと大家族に比べ時間も内容も自由な分「栄養不足や偏り」は起こりがちです。

ここで身に沁みて大事と思うのが「食欲の増進」なのです。その食欲増進にとっても効果があることの1つが「心許せる人と一緒に食べること」なので家族と楽しく食べる、というのはすごくすごく大事なんですね(力説!)。

また作り置き新メニューについても一緒に食べるは有効です。
うちの場合ちょっと珍しい料理を「作り置きしていこう」という場合はおいていくだけだと手も付けない可能性があって、一緒に食べた上で「コレ少し置いていくから食べてね」の方が絶対に食べてくれます。

決して手作りでなくても、買ってきたお弁当や冷食のお好み焼きでも。
一緒に食ベるは食欲を進ませます。

画像は実家でのごはん筍大好きな母に好評だった「筍丼」と柿と生ハムのサラダ。


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