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好奇心と興味 【努力の仕方】

またもや、緊急事態宣言の延長。
だけど、弛んだ手綱はそのままですよ。
今更、お札についたウイルスは何日生きているとか・・・
記者会見で言うのは、第一波の時だったろうって思うのは、私だけかしら。
感染しない方法とか、そんなことを今、書きたくない気分です。

この5月4日で62歳になりました。

定年から2年の記念日です。
この2年、やっぱり辛かったでね。
日本人の多くは、会社員だから、会社とうい組織に護られている存在だから、正直怖かったですね。
今は、自分のスキルを「安く買われたくない」の志を貫いて良かったと、思っています。

私のスキルについて

私が、自分を表現する言葉は「好奇心の塊」
好奇心が人を変えていく、変化させていくというのは、絶対に正しい理解です。
何かに興味を抱き、トコトン学び(自分の最大限)、それを吐き出す事が、私の最も誇れるスキルです。
それから、人との縁を大事にする。
この二つで、定年後も生きてきました。

インプットで好奇心を揺さぶる

私は、毎日曜日の午前中に、1週間の新聞を読み直します。
この中で、見落としていた時系列の事柄を再発見したり、その時にアンテナにピンと来なかった事柄にピンときたり。
この作業を始めて既に4年が経ちます。
もう、習慣化されていて、面倒だとも思わず、ひたすら新聞を読み、メモを作る3時間。
ここで、作ったメモが、あとあと活きてくることがよくあります。
NetNewsはほとんど読みません。
それは、記者が書いた、記事をそのまま読みたいからです。
記者が書いた記事のほとんどに体温が感じられ、記者の思いが読み取れるからです。
それを、手短に編集した記事や、スポンサーの意向が強い記事は、苦手です。

記者が書く記事に、時々「?」と思うことがあります。
それが、私の好奇心をツツくのです。

例えばの記事
2021年5月9日 読売新聞朝刊 大阪の14版の一面。
中央に「コロナ労災昨年6041名」の大見出し記事の最後、記者はこの記事を次の言葉で終わっています。
「新型コロナ関連の労災での死者数は明らかにしていない。」

私は、これを読んだ時に、記者がわざわざこの言葉で終わった意味に興味を持ちました。
そして、私はこの記事をこのように読解したのです。

この記事を最後まで読む読者はきっと、この事に興味を持っている読者だろう。
そんな、あなたに、伝えたい事実があるのだが、明らかになっていないのは何故?

明らかにされない数字、そこに隠された問題があると思いませんか?

興味から始まる、好奇心

労災って、なんだったけ?
労災認定された、されないっていうNewsってよくあるよね。
私たち日本人は、国の施策をよく知らず、暮らしていますよね。
それは、会社という組織にいれば、総務や人事がやってくれるから、知らなくって生きていける。
この春、フリーランスになって、初めて青色申告と格闘しました。
税理士さんに頼めばいいのだろうけど、自分の仕事の申告を自分でやってみようと決めて、格闘しました。
その結果、税務署というのは、納税する姿勢がある納税者には、思っていたより好意的であることがわかりました。
多分、いつかはこの見解は覆るのかもしれないけれど
今は、よき申告者については、無料で教えてくれる先生なのだと思っています。
これは、大きな発見でした。
そして、節税とは、納税者のテクニックであることもわかりました。
これは、青色申告に「興味」を持ち、「節税」に好奇心を揺さぶられた故に得た、私の知識です。
私は、まだまだ未熟ですが、フリーランスになった人がやるべき申告準備を教えてあげられるスキルを身につけました。

専門家が書く、ノウハウ本について

青色申告を自分でするにあたり、4冊のノウハウ本を読みました。
だが、しかし、どの本にも書かれていない、基本的な事項が書かれていないことに、申告をして初めて知りました。
これって、申告する人なら、あったり前に知っていることなのかしれませんが、僕は知らなかった。
これに気づけた事は、大きな収穫となりました。
今、手元にある「すみません、金利ってなんですか?」というタイトルの本。
この本を読んでいて、私が理解しているつもりだったことが、理解出来ていなかったことに気づきました。
対談形式で書かれたこの本、実に勉強になります。
そして、この本みたいな「フリーランスの申告」に関することも、ネタになるなぁなんて思っています。

労災死について

労災は保険制度であるというこは知っていました。
労災死と認定されれば、保険金が支払われることも知っています。
ですから、労災死の原因に関する数字は存在しているはずです。
コロナ関連の労災数が出せるなら、労災死の数も出せるはずだと思うのです。
だけど、発表されていないということは、きっと何か発表したくない理由があるはずなのです。
これが、日本という国の不透明の根源なんでしょうね。

私たちは、日本の政府施策によって、生き方が変化します。
支持率という足枷は時によって上手く機能し、時によって判断を狂わせます。
この緊急事態宣言の延長判断、国民の命と経済のバランスをとったのでしょうが、10年後に歴史はどうジャッジしているのでしょうか?
今、私達は、他人の行動に自分の命を預けて生きている、そんな状況なのです。
私の行動が、誰かの大切な人の命を護るのです。

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