「~さん」付け文化って意外と最強かもしれない / ビジネス英語
みなさんは外国人とメールをする時、名前をどうやって表記しますか?
例えば、Johnという人に連絡をする時は
Dear Mr. John ? Dear John?
前者はフォーマルで少しかちっとしていて距離感がありますよね。一方で後者はカジュアルでフレンドリーな感じがあるものの、呼び捨てで良いのか?と思う人も少なくないはず。
じゃあ、どう書けば良いのか。私の場合は、
Dear John-san
と書きます。日本語の「~さん」です。これを「名前-san」で書けばOK。
え、良いの?とか通じるの?とか、ありなの?と思われるかもしれませんが、意外とイケます。むしろ、外国人ウケ良いです。
実際に実務で海外メーカーに「Dear John-san」とメールを入れると、相手も「Dear KimP-san」で返信をくれます。何なら、彼らの同僚のことも「Mike-san」みたいな感じでお互いのことを「~さん」付けでメンションします。(日本企業が相手の時限定かもしれませんが…)
(例:メーカー側の返信 / 作:きむぴー)
Dear KimP-san,
I am doing good and hope you, too! After discussing with my colleague Mike-san, this trouble should be caused by strong power supply.
みたいな感じです。
ちなみに、この「-san」って超便利なんですよ。例えば、KimPみたいに相手の性別が分からない時。Mr.かMs.なのか分かんねぇ…、でも呼び捨ては気が引ける…って方。朗報です。「-san」は本当に最強です。「-san」付けておけば間違いないです。
特に私なんて男性か女性か判断しにくい綴りなので、メーカー側は「KimP-san」で送ってきます。なので、「Whats app」で友達登録した時や電話した時に、やっと女性だと分かるらしいです。で、大体の人が「You are a Korean lady!」とビックリされます(笑)
だから、最近はファーストコンタクトの時だけ、クレジットを「KimP (Ms.)」と書くようにしています。見積など書類を作る時に敬称を書く際に必要だからとのことです。
だから、もし外国人とメールでやりとりする機会があったら、「Dear 名前-san」でクレジットに「自分の名前 (Mr/Ms)」と書くと良いですよ!
ということで、今回は日本の「~さん」付け文化が海外でも通じるというお話でした~。