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上半期は「コムドット」「地球グミ」に注目!Trend Catch Projectが「女子高生・女子大生トレンドランキング 2021上半期」を発表

女子大生・女子高生のリアルな価値観やトレンドを発信するマーケティング集団「Trend Catch Project」が、全国の女子学生を対象にアンケート調査を行いました。それが、「女子高生・女子大生トレンドランキング 2021上半期」です。
女子高生・女子大生の間で流行したもの・ことを、全7部門のランキング形式で発表いたします!

さらに、番外編では2021年下半期にZ世代の間でトレンドになりそうなトピックも予測しています。ぜひ最後までご覧くださいね。

■ランキング部門一覧(全7部門)
・YouTuber部門
・TikToker部門
・アーティスト部門
・芸能人・有名人部門
・ゲーム・スマホアプリ部門
・言葉部門
・フード・ドリンク部門
※調査結果をご紹介いただく際には、「Trend Catch Project 調べ」と注釈を記載ください。

「女子高生・女子大生トレンドランキング 2021上半期」ランキング一覧

■YouTuber部門

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1位 コムドット(140票)
2位 中町綾(26票)
3位 ジャにのチャンネル(14票)
3位 パパラピーズ(14票)
3位 東海オンエア(14票)
6位 Lazy Lie Crazy【レイクレ】
7位 48-フォーエイト-
8位 ゆたせな 
8位 丸山礼 
10位 ヒヨごん 
10位 うちら三姉妹 
(総回答数:532票)

<1位 コムドット>
“地元ノリを全国ノリに” “放課後の延長”というスローガンを掲げ活動する幼なじみの男性5人組、コムドットが140票を集めランクイン。2020年12月時点では登録者数が50万人でしたが、急激に人気を獲得し2021年2月上旬に100万人を突破しました。2021年7月3日現在では200万人を超えています。

<3位 ジャにのチャンネル>
嵐の二宮和也さん、KAT-TUNの中丸雄一さん、Sexy Zoneの菊池風磨さん、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんによるYouTubeチャンネル。4月8日の開設から18日間で登録者数100万人、21日間で200万人を突破しました。

<8位 丸山礼>
芸人でありYouTuber。今年2月に発信された「バイトやらかし」の動画がバズり、再生回数485万超え(2021/07/03現在)となっています。

■TikToker部門

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1位 【コムドット】やまと(14票) 
2位 なえなの🌧(10票)
3位 ゆたせなcp(9票)
4位 高梨優佳(ゆか)🍐🤍
5位 もーりー 
6位 しょ〜💫 
6位 ゆら猫💚🐈 
6位 景井ひな 
9位 わたげ🐻🚙 
10位 徳川 家康(18) 
10位 ⛈羽衣⛈ 
10位 サクトック 
(総回答数:239票)

<1位 【コムドット】やまと>
YouTuber部門で1位を獲得した「コムドット」のリーダー、やまとの個人アカウントがランクインしました。自身の映像に流行の曲をのせた動画やメンバーや妹と共に撮影した動画を投稿しており、そのフォロワー数は92万人を誇ります。また、YouTuber部門2位の中町綾との「やまあやコンビ」の投稿も人気です。

<6位 ゆら猫>
緑のメッシュヘアが特徴的な現役アイドル。話題曲のダンス動画などを投稿しています。猫っぽいルックスと舌ピアスのギャップが、若者の心を掴んで見事ランクインを果たしました。

<9位 わたげ>
現役の大学生アイドルで、「ぼっち高校生」としてYouTubeで話題となったわたげがTikToker部門でランクインしました。「周りの人にバレずに撮影できるか」という内容の動画を投稿し、話題を集めています。

■アーティスト部門

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1位 BTS(43票)
2位 Snow Man(40票)
3位 SixTONES(34票)
4位 King & Prince
5位 なにわ男子
6位 YOASOBI
7位 Vaundy 
8位 TWICE 
9位 乃木坂46 
9位 Travis Japan 
9位 JO1
(総回答数:597票)

上位にランクインしたアーティストのうち、半分をジャニーズが占める結果に。既にデビューしているグループは「Snow Man(2位)」、「SixTONES(3位)」、「King & Prince(4位)」で、ジャニーズJr.からは「なにわ男子(5位)」、「Travis Japan(9位)」がランクインしました。

アイドル以外にランクインしたアーティストは2組。6位の「YOASOBI」は、ボーカロイドプロデューサーのAyaseとシンガーソングライターのikura(幾田りら)による2人組の音楽ユニット、7位の「Vaundy」は現役大学生シンガーソングライターです。

■芸能人・有名人部門

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1位 Snow Man(24票)
1位 コムドット(24票)
3位 SixTONES(19票)
4位 なにわ男子
5位 生見愛瑠(めるる)
6位 莉子
7位 King & Prince
7位 平野紫耀
7位 BTS
10位 永瀬廉
(総回答数:426票)

YouTuberの「コムドット」と、ジャニーズのアイドルグループ「Snow Man」が同率1位という結果に。7位の「King & Prince」は、グループとしてだけでなく2名のメンバーがそれぞれ7位と10位にランクインし個人としての強さも見せました。

<5位 めるる・6位 莉子>
"めるる"の愛称で親しまれ、バラエティで活躍中の生見愛瑠、ABEMAの人気恋愛リアリティーショー「オオカミ」シリーズやドラマで活躍する莉子は共にPopteen出身。テレビ番組での露出が多いめるると、TikTokやインターネット番組での露出が多い莉子。活躍の場は異なるものの、同世代の二人はそれぞれ大きな影響力を持っているようです。

■ゲーム・スマホアプリ部門

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1位 Among Us!(30票)
2位 TikTok(15票)
3位 Instagram(13票)
4位 プロセカ
5位 ウマ娘
5位 ツイステッドワンダーランド
7位 EE35 フィルムカメラ
8位 CapCut
9位 ツムツム
9位 Identity V
9位 Clubhouse
(総回答数:217票)

<1位 Among Us!>
「宇宙人狼」をコンセプトにしたオンラインゲーム、「Among Us!」が30票を集め大差で1位に。2018年にリリースされ、今もなお世界的に人気のゲームです。2021年のモバイル版アップデートで日本語対応となり、日本でもユーザーが急増しました。

<2位 TikTok・3位 Instagram>
TikTokがInstagramと2票差で2位にランクインしました。TikTokは「気付いたらずっと見ている」、Instagramは「DM機能や検索機能を日常的に使っている」といったコメントが特徴的。どちらも、女子高生・女子大生にとって欠かせないアプリであることは明らかです。

<7位 EE35 フィルムカメラ・8位 CapCut>
カメラアプリ「EE35 フィルムカメラ」や動画編集アプリ「CapCut」がランクイン。日常を共有する「Vlog」動画の流行や、インスタの「リール」機能が登場したことなどにより、スマホで簡単に動画編集ができるアプリが人気を集めていることが分かります。

■言葉部門

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1位 はにゃ?(41票)
2位 さーせぇん(23票)
3位 もみあげ手裏剣(21票)
4位 あせあせ
5位 しか勝たん
6位 もろて
7位 大丈夫そ?
8位 一切なーい
9位 ちゅきちゅき
10位 おはようでやんす
(総回答数:255票)

<1位 はにゃ?>
分からないことがあったときやとぼけるときに使う言葉。丸山礼さんの演じるキャラクター「井上千晶」の口癖からブームになったようです。使いやすさと丁度よい可愛さが女子高生・女子大生に人気です。

<3位 もみあげ手裏剣>
アーティスト部門で2位、芸能人・有名人部門で1位にランクインしたSnow Manのメンバー、向井康二さんの必殺技が「もみあげ手裏剣」。人差し指と親指でもみあげをつまみ、前へ捻りだすような動作で指ハートが45°回転したようなポーズをします。過去に、自身が「もみあげが濃い」と指摘されたことが由来となっています。

<5位 しか勝たん>
「推ししか勝たん」というオタクの間で流行っていた言葉が、より広く使われるようになっています。日向坂46が2021年4月に「君しか勝たん」という曲をリリースしたり、なにわ男子が7月に行うツアーの名前を「なにわ男子 First Arena Tour 2021 #なにわ男子しか勝たん 」とするなど、エンタメ業界でも話題のフレーズのようです。

■フード・ドリンク部門

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1位 地球グミ(22票)
2位 スタバ(14票)
2位 マリトッツォ(14票)
4位 ペッパーランチ
5位 デカポ
5位 バナナジュース
7位 マック
7位 フラッペ(ファミマ)
7位 ゴンチャ
7位 ピュレグミ
(総回答数:147票)

<1位 地球グミ>
YouTubeやTikTokで話題の「地球グミ」は、そのインパクトのある色合いと、包装を"プチッ"と噛んで食べる食べ方が特徴的。ドイツのメーカーが製造しており、韓国での流行をいち早く察知したインフルエンサーたちから日本にも広まっていきました。

<2位 マリトッツォ>
イタリアの伝統的なお菓子で、パンにたっぷり挟まれたクリームが「写真映えする」と話題になっています。カルディで発売されたマリトッツォがSNS上で話題となり、コンビニ各社も商品化するなど人気に火が付きました。

<4位 ペッパーランチ>
飲食チェーンペッパーランチのビーフペッパーライスを自宅で作る「おうちペッパーランチ」。だれでも手軽に作れるレシピとその豪快な見た目で、多くの人が実践しました。

<5位 デカポ>
オンラインゲームフォートナイトの回復アイテムである「シールドポーション」通称「デカポ」を現実に再現したドリンク。ソーダやゼリー、ガリガリ君を用いた鮮やかな水色が目を引きます。

番外編①:2021年上半期、SNSでバズったキーワード

<推しグラス>
推しの名前が記されたグラスを指す言葉です。Instagramの「#推しグラス」 では、鮮やかな色のドリンクが入った推しグラスとグッズと並べた投稿が多くみられます。コロナ禍におけるイベントの開催中止やおうち時間の需要が高まる中で編み出された、新たな「推し活」のカタチです。

<ネモフィラ>
一面のブルーが鮮やかなネモフィラ畑が写真映えすると話題になり、Instagramでは「#ネモフィラ」に61.4万件もの投稿が集まっています。なかでも、ひたち海浜公園のネモフィラ畑はAmazon総合ランキングでも1位を獲得した人気書籍『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』で取り上げられ、「世界の絶景ランキング」で11位にランクインしました。

番外編②:2021年下半期、Z世代の間でトレンドになりそうなトピック

<INI(アイエヌアイ)>
オーディション番組「Produce101 Japan Season2」からデビューが決定したアイドルグループ。オーディション期間にはファンが独自にSNS広告を出すなど、共感性の高さが強みです。人気コスメブランド「イヴ・サンローラン・ポーテ」とパートナーシップを締結するなど幅広い活躍を見せているJO1の後輩ということもあり、今後の活躍が期待されます。

<推しボトル>
先述した「推しグラス」から派生したもので、グラスではなく透明なドリンクボトルを使います。持ち運びができるので屋外で使用しやすく秋の行楽シーズンにさらなる広まりが期待されます。

総評

<YouTuber部門>
自身と同世代、またはやや年上のクリエイターがZ世代の間で人気のようです。芸能人のYouTube進出が増えている中でもYouTuberという認識にはならず、YouTubeを生業とする人がランキングのほとんどの割合を占めました。

<TikToker部門>
YouTubeやテレビなどと並行して活動する人がランキングの多くを占める結果に。YouTube部門と比較すると、10代のランクインも目立ちます。さらに、各順位の獲得票数は僅差で、<ゲーム・スマホアプリ部門>では「TikTok」自体が2位にランクインしています。TikTokerたちは、同世代の支持を得られるかが人気を左右していると考えられます。

<アーティスト部門>
11組中、9組がアイドルという結果になりました。1位と2位が3票差、2位と3位が7票差と、人気が分散・拮抗しています。国・グループを跨いで応援する人も多くいることが、理由の一つかもしれません。

<芸能人・有名人部門>
YouTuberとジャニーズのアイドルグループが同率1位という結果に。男性は、グループもしくはグループに所属する人、女性は個人の活動でランクインしている点も印象的です。

<ゲーム・スマホアプリ部門>
ゲームアプリや定番のSNS、カメラ・動画編集アプリがランクイン。「ツムツム」はサービス開始から7年以上経過していますが、キャラクターの愛らしさで人々を魅了し続けているようです。

<言葉部門>
「疑問の提示(はにゃ?)」「謝罪(さーせぇん)」「焦燥(あせあせ)」「心配(大丈夫そ?)」「不安の打ち消し(一切なーい)」など、シリアスにもなりかねない状況で使用される言葉が多くランクインしています。マイナスな空気感を打ち消しつつ、謝罪のニュアンスを伝えられる便利な表現であることも、人気の一因かもしれません。

<フード・ドリンク部門>
SNS映えするもの、気軽に作れて目新しさのあるものがランクインする結果に。「ペッパーランチ」の再現レシピが話題となった背景には、若者たちのおうち時間を楽しもうとする姿勢が関連しているのかもしれません。

Podcastチャンネルにて「女子高生・女子大生トレンドランキング 2021上半期」を解説

Trend Catch Project公式Podcastチャンネルにて、「女子高生・女子大生トレンドランキング2021上半期 座談会」の放送をご視聴いただけます。

本記事の解説および学生のリアルな感想を語っておりますので、ぜひチャンネルをフォローして放送をお聴きください。

▼「女子高生・女子大生トレンドランキング2021上半期 座談会」

<調査概要>
調査名:「女子高生・女子大生トレンドランキング2021上半期」
調査期間:2021年6月8日(火)~ 2021年6月18日(金)
調査方法:インターネット調査・Instagram
調査対象: 全国の女子高校生・女子大学生
回答件数:のべ2413件

【本調査に関するお問い合わせはこちら】
RooMooN株式会社 広報
メールアドレス:press@roomoon.jp

女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project」について

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「Trend Catch Project」は、2018年10月に発足した女子大生・女子高生マーケティング集団です。参加している学生主導で活動を行い、企業様へのマーケティング支援やトレンド発信を目的に、日々活動しています。

現在、関東・関西を中心とした高校生・大学生・短大生・専門学生が約80名ほど所属。今後さらに規模を全国に拡大し、女性のライフステージに合わせたリアルな意見を社会に向けて発信していきます。

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