見出し画像

40代男が書くことを学びなおす

1月からライティングの本を読んでました
2月に入っても引き続き勉強したいと思い読んだ本は

書けるひとになる!魂の文章術
ナタリー・ゴールドバーグ
扶桑社 2019年11月10日

この本はひとことでいうと
書けるひとになるためのコツや心の持ち方を学ぶための本です
今の自分にとって響いた部分を書き記したいと思います


目の前にあるもの

書くためのアイディアや題材を見つけるにはどうすればいいかというと、目の前にあるものならなんでも書くことができる
僕の場合は日々の生活を日記にしている
それを読み返すと記憶が呼び起こされて、さらにそれを記憶することができるし、その記憶の中にあった感情を思い出すことができます
その日記の中にあるものはこのノートになる場合もあります
本を読むときはメモをとりながら読むこともあるし
そのメモを見ながらどんなことを考えたか思い出してこうして文章にすることができる
ノートを本格的に更新し始めてまもなく1ヶ月が経とうとしています
目の前のある生活を切り出して記録することは未来の自分のためだけではなく読んでくださる誰かのためにもなっていると実感しています

井戸を掘る

能力とは地下水のようなもの
誰でも井戸を掘って汲み出すことができる

どこに井戸を掘るか
どうやって掘るか
これは難しい問題だと思うけど
継続することで地下水に到達することができるという意味です
書く技術を身につけるためには書くことが一番大切です
本を読んだり、教えを請いたりすることも必要な時があるかもしれません
しかし、一番は書き続けること
その中で技術は身についていく
それは身につけようとすればの話だと思うけど

ダイエットのために運動をする必要があるなら
まず初めにダイエットのための知識を得ることじゃない
まず運動してみて、そこからなんの運動が自分に合っているか
確かめながら経験に基づいた知識を身につけて
それを修正しながら継続していくこと
そうすることは井戸を掘ることと同様です
そして能力という名の地下水に辿り着くことができるんです
だから2月も引き続き書き続けます

心の奥にある夢

書いたものを読み返し、自分の夢や願望をまじめに考え始めよう

まさに日記はこのために書いています
あと、このnoteの更新も夢や目標のために書いてます
50歳になるまでの中期的目標は
結婚すること
サーフィンを続ける
次の仕事でもスペシャリストになる


そのために
社会人としての常識的なスキルをもう一回身につける
健康を維持して清潔感のある男であり続ける
サーフィンをして人生を充実させる


自分の現状と目標の差を認めることで、その差を埋めるためにやるべきことを挙げることができるようになります
本当にやりたいことを書くと現実になる可能性が高まるのは
そういうことなのかもしれないです
日々自分のノートや頭の中のメモに夢や願望を思い描くきっかけになるのは文章を書き続けることです
本当に願うなら書き続けることで1歩でも近づけることができます

1+1=メルセデスベンツ

当たり前のことを決めつける心を一旦手放して
もっと自由に 物事を捉えてみる
むしろ捉えることなんてしないで
物事自体に飛び込んでみよう
そんなふうに感じることができたから
僕はどちらかというと固定観念とか前提を選んでいないと考えることができました
そしてまた一般論に戻って来た時に、多様的な考え方をすることができるようになっている
それは人に優しくしたり、受け入れたりする心を育てることにつながります

どこでも書ける

柔軟な姿勢を身につけることが必要
そう、どこでも場所を選ばないこと
条件が整なわないとできないことなんてないってことを理解する
どこでも夢中になれるのは強い
環境に左右されない集中力、そういうものを養うためには
自分で制限を設けないことだと思う
ここじゃないと集中できない
または
ここだと集中できる
そんなふうに自分で制限を無意識に設けてしまうこともあるかもしれない
そうじゃなくて、もっと自由に自分を解放すること
もちろん好きな場所、好きな条件があっても構わない
でもその条件に甘えることなく、突き進みたい

新しい瞬間

成功したからといって休んでいられない
これは意識しないと気が緩んでしまうことにつながる
うまく行っている時こそ
なんでうまく行ってるか考える
うまく行ってない時は考えてもうまくいかないこともあるから
行動を増やす
書き物がうまく行ってる、うまくいかないに関わらず
さらに書きまくる
そんなマインドで日々の生活も過ごしたい
書くことと、体を鍛えることは似ているけど
書くことは安全であるとはいえる
書きすぎても怪我をする心配をしなくていいから
走りすぎるとどこかに不調を来したり
レジスタンストレーニングをやりすぎると負担がどこか皺寄せになって怪我につながる
でも書きすぎることや勉強しすぎることはその時間の使い方のバランスを取れば安全だと言える
じゃあ、思い切ってやってみよう
新しい瞬間に飛び込む時こそ書き続けることが必要

いい子ぶりっ子

決まりきった日課を従順にこなすようなやり方はやめてほしい

ドキッとした瞬間でした
確かにここまで文章の中にはとにかく書き続けることが強調されていたし、書くことが1番のトレーニングであると述べられ続けていました

「毎日書く」という規則をちゃんと守っていても、ちっとも上達しない人がいる

そこに情熱がなく、言われたことを従順に考えないでやり続けていたらそこに成長が伴わないのは当然です
夢や情熱、目標を掲げる
書き続けることを目標にしてしまうとそれに満足してしまいます
その一歩先の目標を掲げて初めて書き続けることに意味が見出せます
訓練のための訓練をしてしまうと現場では役に立たない
むしろやらない方が良いと思えるほど有害であることもある
でもそれを認識することって意外と難しいかもしれません
そこで気づくかどうか
書きたい、走りたい、自分の欲望に耳を傾け
その気持ちを文章にすることから始めると
いい子ぶりっ子であることから脱出できるのではないか
本文では環境をガラリと変えることが提案されていました
あと2ヶ月後転職を経験してガラリと環境が変わる時
僕は書き続けることができるのかとても楽しみであるし
その環境のことすら書いてければいいと思っています

読みなおしと書きなおし

ノートを読み返してみると必ず「私はこう生きて来たんだ」「私はこういうふうに感じ、考え、見て来たんだ」と気付かされる

日記を書き始めて1ヶ月弱、このnoteの更新を継続してきて30日以上
リンクを更新するときに読み返すことがあったりしますが
書評の場合は
「もう一度読みたいな」って感じたり
「今読んだら違う感想や考えに至るかもしれない」と思います
日記を読み返す効果もまだ実感していませんが
今後その効果が出てくることを期待して
このnoteとともに日記も継続していきます
書きなおしは
もう一度絵を描きなおすイメージだそうです
正直にいうとまだそのイメージがつかめていません
書き足りないんだと自分では考えています
考えたこと、感じたことを第一の思考に乗せて言葉にしていき
その言葉が紡ぐ文章に対して
後から読み返して、補足したり、修正したり
感じていたこと考えたことを描きなおす
または創りなおすことなんでしょうか
まだまだ書きなおす段階に至っていないのが正直なところです

まとめ

書ける人になる!
を3日くらいかけてじっくり読みました
今回選んでいない部分にも多くの書くエッセンスがまとまっていてとても満足度の高い読書になりました
さらに著者は禅の考えを取り入れていて
最近の自分の人生の方向性を肯定してくれたことも満足度が高くなった要因となりました
書くことはやめない
書くことを続ける
ただの習慣にすることなく、目標を見据えた手段とすること
それが僕なりの書くことに対する役割です
聞くことを学ぼうと思います

今回も読んでいただきありがとうございました

前回までの書くことのスキルアップの記事はこちら↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?