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書く技術向上委員会#3

すごい文章術
書く習慣
続いて3冊目はこちらです

伝わる文章が「速く」「思い通り」にかける87の法則

この本は今の私にとって必要な本でした
読んでいてワクワク、ニヤニヤさせられました
多くの本を読むメリットは自分に適した本にぶち当たった時の悦びですね

一言でいうと
書くことのスキルを上げて、自信を持って文章を作成したい人のための本です
まさに今の私のためにある本です
Just for me!!

全部で87の法則があります
私がものすごく刺さったところは
文章をダイエットするについてです
もちろん他にも素晴らしい内容があって
何度も読み返すことでその時の読み手のスキルに合わせて
染みる部分が異なってきます

それでは87の法則のうち
私が意識して取り組もうと思った部分について
書き進めていきます


人は都合よく文章を解釈する

文章を書く準備の段階です
文章の役割やその効果について説明がありました
文章は読み手の解釈に依存する部分が大きいことです

読み手の言葉の理解力に合わせた文章を書くことで
正確に伝わる内容になります
もし書き手の言葉の使い方が読み手の理解力に合っていなかったら
正確に理解してもらえず、文章の本来の意味を捉えてもらえない
だからこそ、読み手がイメージしやすい文章を心がける必要があるんです

目的を明確にする

文章を読んでもらうことでどんな目的を達成したいか明確にしましょう
伝わる文章は「目的が明確」
伝えたいことを伝えた結果
読み手を動かすことが目的です
伝わるだけだと不十分

ぼんやりとした目的や漠然とした目的は、書き手自身にとっても
「百害あって一利なし」

この記事の目的は私が読んだ本をまとめて
未来の自分が振り返った時
「ここをポイントとして記憶してたのに、忘れてしまってたな」
「ここを書いてくれててありがとう。振り返りやすいよ」
というように覚えておきたい部分を記憶に残りやすく書いています

読む人の反応を決める

予測ではなく、書き手が読む人の反応を決める
わかりづらい表現ですが、伝えた時の反応を決めることで
おのずと内容が明確になる
読み手は何を求めていて、それに対して書き手はどう答えるか

自分のために書くだけだと
反応を決めるというのは少しイメージしづらいです
少々高度なスキルが必要になるように感じますが
それを求めて日々鍛錬をしていきましょう

設計図を作ろう

ここからは速く書くための方法になります
ここまでで読んできた【準備編】を踏まえて
①ターゲットを明確にする
②文書の目的を明確にする
③読む人のニーズを把握する
④読む人の反応を決める
⑤文章を書くために必要な情報を収集する
⑥文章の流れを決める
行き当たりばったりではなく
順番を決めると遠回りのようで速さが増しますね

私の場合は
読みながら、気になったところをメモして
その中で自分のものにしたい内容を10個程度選びます
選んだ材料で自分の考えをまとめて書き出す手順です
最後にまとめて
自分の能力をプラスにできるか考えます

テンプレートを活用する

基本や型があって、その型にはめて文章を作ることができれば速く伝わりやすい文章が完成します
紹介型の文章をよく使うのでそのことをまとめると
【体験】→【紹介】
というシンプルな構成です

文章ダイエット

ここが今回読んだ時に一番私の中で響いた部分です
なぜならこれまで文章の無駄な部分を削るという意識を持っていなかったからです
読みやすい、伝わりやすい、行動に移しやすい文章は
シンプルな文章であり
無駄がない文章であり
読み手が解釈を誤らない文章です

そのために
文章を作成したら見直していくときに3割ほど削ることを意識しましょう
また見直しをするのも1回ではなく3回見直すとより良い文章になります
さらに、見直す手段は同じ媒体ではなく
紙であったり、パソコンであったり、スマホであったり
様式も縦書きや横書きにして
良い文章であるか確かめましょう
ここまですると時間がかかってしまいそうです
そこまでする価値がある場合の確認方法です
重要な文章のときはこの方法を使うことを強くオススメします

文章を削るときには、その言葉が、情報・メッセージを伝えるうえで必要なのか不必要なのかの判断をしなければなりません。その言葉を削ることでメッセージが弱まらないようなら、削ったほうが賢明です

何を伝えたいかを考え、無駄な情報は削って
重要性が高いものを残しましょう

意味がありそうな言葉を使わない

逆に
私的には

言葉をあいまいにして責任を明確にしない文章になります
それを目的にすることもあるかもしれませんが
良い文章にはなりません

今後はカタチだけのあいまいな言葉の使用は控えることにします
普段、話すときに使っていることがあります
自覚していますが、明確に伝わらないのは不本意です
「そういったカタチでですね」→代名詞のように使ってしまう
「〜のほうはどうなってますか?」→「ほう」はつける必要はない

「ひらがな」「漢字」「カタカナ」を使い分ける

ひらがなばかりだと幼稚に
漢字ばかりだと堅苦しく
カタカナばかりだと軽い
読みやすさだけを考えると
漢字:ひらがな=3:7のバランスが理想です
思った以上に漢字を使っていたかもしれません
時:とき
事:こと
通り:とおり
使う場面はそれぞれあります
具体的な時間を表しているときは「時」
使い分けが大切です

快適な見た目を追求する

「見た目の快適さ」
それは
・レイアウトデザイン
・文字装飾

に工夫を凝らすこと
文字間や行間が狭いと読みづらくなってしまいます
最近の本はその工夫がされているためか
1冊読むのに多くの時間がかかりません
文字数が少ないのも事実です
下線を入れる・センタリングする・文字を大きくする・太字にする・書体を変える・カギカッコを使う・色をつける・空行を入れる・改行する・番号をふる・網掛けを使う
このような装飾をすることで
重要な役割を果たすレイアウトデザイン・文字装飾を使っていきましょう

書き出しに力を入れる

スタートが大切なのは何事にも共通します
【一行目は二行目を読んでもらうために
二行目は三行目以降を読んでもらうために】
初めの一行目で二行目を読んでもらわなかったら
その文章は最後まで読んでもらうことができず
役目を果たすことができません
読まなければならない文章だったらなおさら
伝わりやすい書き出しをしましょう
必要性を訴えたり
具体例から始めたり
言い換えは高度な技術ですがそれにも挑戦して書き出しに力を入れて
文章全体のレベルをアップさせましょう

まとめ

この本は今までの本と違って

  • 作成の準備

  • 構成

  • 文法

  • メールやビジネスへの応用

  • SNSやウェブでの文章

と幅広くそして
具体的なダメな例と改善例が示されており
本当にわかりやすい本でした
文章を見直すときにこの本で挙げられている注意点をまとめて
チェックリストにすれば大切なポイントを外さないようにできます
そのチェックリストを使えば使うほど自然にポイントを抑えた文章が自分で作れるようになります
今回は文法・メールやビジネスへの応用の部分は触れることができませんでした
また機会があれば他の書籍を読みつつ、学んでいきます

今回も最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました

追記:ダイエットできるのか?
書き終わった時には3,045文字でした
それを見直したら2,950でした
3割削るって結構難易度高いのでは?

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