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ある種の制限が人間を自由にする話

ジムの利用時間を伸ばそうか考えている。
現在は朝5-10時のみ利用できるコースを利用していて、月会費は約3000円。
でも朝にしたいことが増えたから(この話もまた書きたい)、24時間利用できて約7000円のコースにしようかなぁと。

この手の話の結果はわかっている。
どうせ全時間使えるコースにしたところで、使う頻度は変わらない。
ただ数日、夜に通ったり、深夜の食べ過ぎの罪悪感を消すために通ったりする日が増えるだけだ。
その分朝に通う日は減るし月会費は上がるから、全体的な満足感は変わらないor上がっても少しだけだと思う。


私は熱しやすく冷めやすい。その上衝動的である。

筋トレを始めた時は、プロテインを摂取すればよいという情報からプロテインを7kg買って、うち1kgしか飲まなかった過去がある。
なぜ7kgも買ったのか。セールをしていたからである。

残りの6kgは母親とフリマサイトにいって、今ごろ母親とどこかの誰かに美味しく飲んでもらえていることだろう。(母からは二度と買うなと言われた)

ちなみになぜやめたのかというと、タンパク質はプロテインではなく、肉や魚から摂取した方が美味しいと気づいたからだ。これは4年くらい前の話。


最近はどうかというと、たまたまSAVASの200mlの紙パックのプロテインを飲んで、おいしさに感動してamazonで箱買いをした。
20本届いた。3本目で飽きた。
今は台所の水場の下で眠っている。


学習しないのだ。本当に学習しない。

もっと直近でいえば、なんちゃってビッグマックソースを買った。3本も。
なんでそんなに買うのかと言われると、まとめて買った方が安いからとしか言いようがない。
規模の経済向きの人間なのである。

ビックマックソースもどき



このように私の性格から考えると、一人暮らしという制限がない状況では私は上手に生きていけない。


高校生まで実家で暮らしていたが、その頃の方がよっぽど自己を律していた。

少し細かい話をすると、私は高校を卒業するまでの2年間、父親と二人で暮らしていた。
私の父は癖が強く、ある見方をすれば厳格な人だった。

そんな父親と二人で暮らすのは正直、精神的にしんどい時があり、
早く家を出たい一心で一生懸命に勉強した。

その時はその環境にしんどさややるせなさを感じる一方で、頑張れば上がる成績や開ける可能性に自由を感じていた。

一所懸命に何かに向き合うことでしか得られない自由があった。

これは今のジムについても、何に対しても同じだと思う。
制限があるからこそ、その時間を大切にしたいと思うし、夢中になれる。


まあきっと私は、24時間コースにするんだろうなぁ。


おわり


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