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HSS型HSP人生体験談(幼少期編)

HSP(エイチエスピー/Highly Sensitive Person)は、米国のアーロン博士が提唱した心理学的概念で、非常に敏感で繊細な人のこと。
更に5人に1人がHSPだとされているそうです。
中でも、全人口の約6%がHSS型(エイチエスエス/High Sensation Seeking)だと言われています。
別名【刺激追求型HSP】とも呼ばれ、内向的な面もありながら、行動力もあるため、周囲どころか自分もよくわからない状況に陥りがちです。

筆者もつい最近までこの矛盾に悩まされておりました…。
そしてこの事実を知った時、私は今までの生きづらさに納得しました。
そのため、私の人生経験を元に、『じゃあ具体的にどんな状況がHSS型HSPなの?』という方が多いと思うので順を追ってエピソードを話していきたいと思います。

幼少期

【幼稚園バスに乗りたくなくて大泣き】

バスが来てみんな出発を待ってるのに母に泣きついてなかなか乗れず、めちゃくちゃ迷惑かけてました(笑)

行きたくなかった理由が同級生に馬鹿にされるから。

当時、幼稚園で7月7日の七夕に向けて、願い事を短冊に書いて飾りましょう というイベントがあって、私は短冊に付いている紐を、笹に結び付けることができなかったんですね。
それを見た同級生Aちゃん(女の子)が私のこと指さして『〇〇ちゃん、紐結べないの~?』とからかってきたのです。
他の子はみんな結び終わって他の事して遊んでるのに自分だけ何回やっても上手く結べない…誰も助けてくれないし、泣きながら何度も何度も挑戦してしばらくしてやっと先生の手助けがあってできました。

ですが私は
『他の子がみんなできてるのになんでできないんだろう』
『なんでAちゃんは私のことからかうんだろう』
もう傷つきまくってました。
HSPの特徴である自己肯定感が低い、傷つきやすいというのが今思えばめちゃくちゃ出てますね。

バスに乗れなかったのはその次の日の登園日です。
『またAちゃんに馬鹿にされたらどうしよう』
『今日もみんなよりできないことがあったらどうしよう』
そんなことを考えてとにかく泣きまくって、先生に連行(無理やり運ばれて)されて結局幼稚園に行ったのですが。

その日幼稚園から帰ってきたら、母に
『今日なんで幼稚園に行く前に泣いちゃったの?お母さん絶対怒らないから教えてくれる?』
と優しく言われたので理由を話しました。

すると、母は『あなたは、みんなより遅く生まれたから他の子よりできなくて当たり前なんだよ。だから気にしなくて良いんだよ。〇〇ちゃんのペースでゆっくりできるようになれば良いから』と言われ優しく抱きしめられたのを覚えてます。

幼稚園生からしてみれば、早く生まれたとか遅く生まれたとかよく分からなかったですが、当時私は母の優しさに救われたのを覚えてます。
ちなみに私は2月生まれですので、確かに皆より成長が遅かったのもあるかもしれません。
それがよりHSPを深刻化させていたように、今思えば感じますね。

ちなみに同級生Aちゃんは、
幼稚園で私が可愛がっていたぬいぐるみを隠して私が焦ったり泣きそうになっているのを見て楽しんでました。
小学校入りたての頃に、兄と手を繋いで登校してたら、それを見てからかってきたり。
今思い出してもイライラしますね(笑)
こういう子の心理が私には未だに理解できません(笑)

こんな風に、HSPということを知ってから改めて思い返すと、これもあれもと出てきます。
これを読んでいる方も似たようなエピソードがあれば共感していただけるのではと思います。
特に幼少期の行動って純粋ですからより信憑性が増しますよね。

次回は小学生編を近日中に書ければと思います。


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