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40度を超える七夕に、織姫と彦星は今

明日7月7日は七夕ですが、同時に40度に迫る酷暑日になる見通しなんだそうです。

本当に信じられません。

いったい、何なんでしょうか?

こんなことでは、織姫と彦星も暑さに困惑しながら逢瀬を迎えることしかできないでしょう。多分もうカバーイラストのような着物も着てないでしょう。いや、会うのも危険かもしれません。そもそもこの時代、一年に一度しか会えないなんてナンセンスです。我々には文明の利器、オンラインコミュニケーションがあるではないですか。ZoomやSlackを駆使して毎日ラブラブなトークを交わしているに違いありません。暑い日は家から出ないに限ります。

命を守る行動を

気温が40度近いということは、外に出るだけで体力や水分を奪われるということ。もともと体力が弱っている人にとって、命の危険すら遠くはありません。

人間は比較的寒冷差に強い生き物ですが、とはいえ限界があります。-50度を装備で克服できても、気温が40度とか50度とかある時に出来ることは少ないのです。冷蔵庫を着て外に出るわけにはいきません。おそらく、冷蔵庫がひしめく駅のホームは冷蔵庫による廃熱の熱気で逆に暑くなり、各々の冷蔵庫が熱で溶け、アスファルトも熱で溶け(アスファルトが溶けるには200度以上かかりますが)、金銭的な事情により冷蔵庫を着れない人々から命を落とす、現代の焦熱地獄が顕現するに違いありません。

「ちょっと暑いくらい大丈夫」などと侮らず、よっぽどの予定でなければキャンセルして、室内にとどまることが大切です。40度は人間が活動する気温じゃありません。

また、高齢者ほど暑さ寒さに対する感度が落ちるので、エアコンをつけない傾向がありますが、文字通り命とりになりかねません。エアコンは常にフル稼働するつもりで、ご家族にも徹底させることが命を守るでしょう。

暑さに怒りを感じつつ

なんでしょう、こんなに暑いと、もはやなんでこんなに暑いのかと怒りを感じるのは私だけでしょうか?

近年の暑さの原因は「地球温暖化」だと言われていますが、実はそうではなくただの自然な気候の流れであるという説もあるようです。

科学者ではないので真実は知りませんし、興味もありませんが、正直、最近地球温暖化に関しては企業や政府や様々な運動家が色んなことを声高に言っているので手垢ならぬ耳垢にまみれており、「地球温暖化対策って言っておけばいいんでしょ?」という、見せかけのパフォーマンス的な響きも感じています。

この傾向が進んでいくと、数十年後には夏は外に出ないことが常識になるかも知れません。私はずっと言っていますが、近頃夏と冬しかなくて、日本の美しい四季は失われてしまったのでしょう。

海外から訪れる人々も、きっと日本の夏には辟易するでしょう。まあ、しかも東京近郊です。夏というとジメジメして過ごしにくいイメージですが、北海道や沖縄はカラッとしていて過ごしやすいですし、単純に東京が地獄だという話です。

暑さ湿り気その他の不快感にも関わらず、狂ったように人が押し寄せて密集している。

私は出身も東京近郊なので、一体なにが楽しくて地方の方々が東京を訪れるのか分かりません。聞くと、「東京はチャンスがある」と言う人もいますが、私は引きこもりなので、都心の方に住んでいる恩恵はほとんど感じていないと思います。給料が良いって言ったって、都心の方は家賃や物価も高いのでトントンな気がするし。

人が少なくなれば、人嫌いな私のような人々にとって、東京はもっと住みやすくなるでしょう。小池都知事が、満員電車ゼロを公約に掲げていましたが、あれはどうなったのでしょうか?

令和の織姫と彦星

令和の織姫と彦星は、ロマンチックな逢瀬だとか短冊に願い事をなどと言う前に、熱中症対策のマスコットとして新たな人生を始めることになるでしょう。

熱中症対策を啓蒙する織姫と彦星

人間はタンパク質で出来ていますので、およそ45℃からはじまり60℃まで上がると凝固して不可逆的に変性してしまいます。つまり茹で上がっちゃうんです。特に脳が変性してしまうと致命的です。人間はそう簡単に茹で上がらないという何となくの確信を抱いている方もいらっしゃるかもしれませんが、熱がこもれば体内が45度を超えることは普通にありえる話であり、物理法則を思い込みが超えることはできません。

「守ろう、私たちのタンパク質」

こうした標語を掲げ、織姫と彦星は暑さ対策キャンペーンを始め、小中学生は美術の時間に啓蒙ポスターを作ることが常識になるでしょう。

皆さん、暑さを舐めてはいけません。不要不急の外出を避け、今こそ家に閉じこもり、ステイホームを徹底しましょう。そうすることで、救える命がある。皆さんの健康とタンパク質の健康を祈ります。


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