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パソコンに弱いZ世代と働くことへの恐怖

現代において、パソコンはホワイトカラーの仕事に不可欠なツールである。

しかし、デジタルネイティブとされるZ世代において、意外にもパソコンへの馴染みが薄いという現実があるそうだ。

スマートフォンが主流になる中で、パソコンを持たず、触れた経験も少ない若者が増えている。

私はしがないプログラマーであるが、パソコンなしの生活は考えられない。子供の頃からパソコンに魅せられてきた経験を持ち、今や指がキーボードと一体化している。

そんな私からすると、パソコンに弱いという人々はもう異星人に近い。一緒に仕事をすることが怖くてたまらない、そんな危惧がある。

Z世代は情報技術に強いと言われるが、実際はスマートフォンの普及によりパソコンが疎外されつつある。

タイピングすらままならない新人が増えれば、基本的なPC操作から教育を始めなければならない事態に直面するかもしれない。このような現象は、今後の業務効率に影響を及ぼす恐れがある。

(※今までの新人がPC操作を満足にできたかと言うと、そうではない)

私自身、裕福ではない家庭に育ったが、子供の頃からパソコンに対する憧れを持ち続けてきた。

当時、パソコンはかなりの高級品で、30万円ほどするのが当たり前だった。母子家庭には厳しい出費である。私は仕方なく、紙にキーボードを書いておもちゃにしていた。それぐらいパソコンに憧れていた。

実際に初めて手に入れたのはワープロで、狂ったように小説を書いていた。ああ、あの頃は幸せだった……。

その後、初めてのアルバイトで購入したのもパソコンだった。パソコンに触れることができない人々を宇宙人のように感じてしまうほどだ。

私の周りにも、プログラマーでありながら自宅にパソコンを持たない同僚がいる。それは私にとって信じられない現実であり、彼らがどのようにしてスキルを維持しているのか不思議でならない。それを聞くたびに、「辞めてしまえ!」とわめくのをなんとか抑えている次第である。

言うまでもなくパソコンのスキルは仕事の効率を大きく左右するため、これからの社会人には不可欠だと私は考える。

パソコンは今日の仕事において必要不可欠な存在であり、デジタルネイティブであってもその重要性は変わらない。

パソコンを使いこなせない社会人が増えることは、社会全体の生産性にとってホラーである。

私たちは、新人にタイピングから教える必要性に迫られるかもしれないが、それを乗り越え、効率的なデジタル社会を築くためには、パソコン教育の重要性を見直す時が来ているのかもしれない。

とにかく、私は恐怖の現実に向き合わなくて済むよう祈る他ない。

(※今までにPC操作がおぼつかない新人がいなかったとは言ってない。彼らを教育するのがものすごいストレスであったということだけ述べておきたい)


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