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戦争から平和へ、永遠に発展し続けるイオングループ【#推したい会社】

 私が推したい会社は、押しも押されもせぬ大企業、イオン株式会社だ。

 この企画を通じて、日々を通して最もお世話になっている企業がどこかと考えた時、イオンは絶対に外せない。私はあまり外に出ないので、イオンのネットスーパー事業が無ければ生きていけない。もちろん、東急や、楽天、ライフなど、他のネットスーパーを使うこともあるのだが、圧倒的な商品数、速さ、正確さ、接客対応で、総合的にはイオンが一番いいと感じている。

 皆さんもイオンないし、ジャスコには一度は行ったことはあろうかと思うが、どういう企業かは意外と知らないのではないか。

イオンの歴史

 イオンの基本理念は、「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」ことだ。
 この基本理念が生まれるまでには長い歴史がある。

 イオンの源流の一つである「岡田屋」は、1758年に三重県四日市で創業した。意外と古い企業なのである。

 この岡田屋で、「大黒柱に車をつけよ」、「下げにもうけよ、上げでもうけるな」という家訓が生まれた。

 「大黒柱に車をつけよ」は、店を家の大黒柱にたとえ、お客様のニーズが変化するならば、大黒柱だって車をつけて動かすという、お客様ファーストの視点を表したものかと思う。

 「下げにもうけよ、上げでもうけるな」は、高い物を売って儲けるのではなく、とにかく下げて薄利多売の精神で儲けようということだろう。庶民の味方である。

 その後、第二次世界大戦での敗戦を受け、1946年にはもう戦後初の大売出しを行った。

 この時、基本理念の一つである「小売業は平和産業」が生まれた。なんせ第二次世界大戦中に、岡田屋は店舗を焼失している。終戦の翌年には営業を再開していることから、商売に対する飽くなき熱意を感じるではないか。

 この時行った大売出しのキャッチフレーズは、「焦土に開く」。チラシを握りしめたお客様が、「やっと平和になりましたね。ありがとう」と涙ぐんだそうだ。

 なんというか壮絶過ぎて言葉が出ない。今ウクライナで起きている侵略戦争が脳裏を過ぎる。早くウクライナでも「戦争は終わった」と涙を流して喜ぶ日が来て欲しいものだ。

 この経験から、当時の社長は「小売業の繁栄は平和の象徴」であると再度実感して、イオンは現在も「平和」を基本理念の一つとしている。戦火で店舗を一度失ったからこそ、平和の大切さ、平和の上にある自分たちの商売について心を新たにするきかっけになったのだろう。

 そして、1969年ジャスコ株式会社が誕生した。先に話した岡田屋と、兵庫のフタギ、大阪府のシロが手に手を取って立ち上げたものだ。「Japan United Stores Company」の頭文字を取っている。

 1974年には全国展開を視野に入れ、東京・大阪・名古屋の3証券取引所の第2部上場を果たした。

 その後も順調に成長を続け、1989年、「ジャスコグループ」から「イオングループ」に名称を変更。イオンの基本理念を具現化するために、「イオン宣言」を策定した。

 そして今日のように、安くて、品ぞろえが良く、品質の良い小売店サービスを、アジアを中心に14か国で展開するに至る

イオンの取り組み

 イオンは暮らしに密着する大企業として、サステナビリティにも力を入れている。

 新店舗がオープンする際、お客さんと共に周辺環境へ樹を植えていたり、荒廃した森林の再生事業を30年以上に渡って継続している。今まで植樹した木は、2023年2月末時点で、1255万4305本にものぼる。

 また、資源を循環させるため、食品ロスや使い捨てプラスチックの削減に取り組んだり、脱炭素社会への取り組みのために、低圧太陽光発電所で発電した再生可能エネルギーを使うことを始めている。

 地域や社会への貢献も忘れていない。こども食堂への支援や、ボランティア団体への寄付、ウクライナの子ども救援募金も行った。

 このように、イオンは、長年にわたり地域社会とのつながりを大切にしてきた。単なる収益追求だけではなく、地域の発展や社会の課題解決にも真摯に取り組んでいる。

 また、その商品やサービスは、顧客のニーズをしっかりと理解し、真に役立つものを提供している。私自身、イオンの店舗やネットスーパーで買い物する際、信じられないほどの商品数、野菜や果物の新鮮さ、プライベートブランド商品の質の高さにも驚かされた。顧客の満足度にこだわる姿勢が成功の一因だろう。

 さらに、社員に対する取り組みも素晴らしい。働く環境を整えるだけでなく、従業員と家族の健康をもサポートすることを掲げて、関わる全ての人々の幸せに取り組んでいる。その結果、社員たちのモチベーションが高く、素晴らしい顧客対応や、創意工夫に富んだサービスが次々生まれているのだろう。

イオン株式会社を推したい

 このように、イオンは社会や未来を良くしようという使命感を胸に、地道に努力している会社だ。私自身も彼らの活動を応援し、少しでも多くの人に素晴らしさを伝えたいと思う。

 「イオン(AEON)」は、ラテン語で「永遠」を意味する言葉らしい。お客様への貢献を永遠の使命とし、グループも永遠に発展と繁栄を続けていくことを願ってつけた名前とのことだ。

 イオンは私が推したい会社だ。普段から利用しているというきっかけで興味を持って調べ始めたが、焦土に開いた小さな店が、平和を掲げて今日に至ることに感動を覚える。彼らの持続可能なビジネスに対する情熱と、小売店という立場から地域に密着した社会への貢献への姿勢を応援している。

 その企業努力が、私たち一人ひとりの支援と共に、永遠に未来の発展と繋がっていくのだと信じている。


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※本記事の内容は、主にイオン株式会社のコーポレートサイトを元に作成しました。

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