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自分のリーダーになる『1分間セルフリーダーシップ』

『1分間セルフリーダーシップ』
Ken blanchard/Susan Fowler/Laurence Hawkins

ビジネススクールで、
リーダーシップの階層について学んだ時に参考書籍としてでてきたため。

リーダーシップの第1歩は、セルフリーダーシップにあり、
自身が自身のリーダーシップになれているか。という考えに非常に共感したためもう少し詳しく知見として持っておきたいと思い読みました。

本書の特徴


物語と知見がセットで進行するスタイル。
154頁と、ページ数も少なく、非常に読みやすい。

主人公は広告会社のジュニア・アカウント・エグゼクティブの「スティーブ」、ユナイテッド銀行への広告キャンペーン、プレゼンテーションの場面から物語はスタートする。

プレゼンが失敗に終わった彼は、会社をクビになるとおそれを抱いていた。

そこにケーラという女性が現れ、マジック(セルフリーダーシップの3つのコツ)を使って、彼に自身(自信)を取り戻させる(セルフリーダーシップに目覚めさせる)までのストーリー。

構成



それは誰のせいか?
人は人の心が読めない。
ゾウの思考から抜け出せ
力のポイントを活用せよ
自己を診断する
必要なものを手に入れるには
一緒に走る
言い訳はしない
思い込みの枠とは、
過去の経験に基づいて、現在と将来の経験を制限する考え方。

3つのコツ

勘違いしないでほしいのは、3つのコツが全ての書籍でもないし、3つのコツを「知った」だけでは、セルフリーダーシップは発動しないだろう。その上がったテンションを行動に移そう。

1つ目 思い込みの枠に挑戦すること。

思い込みの枠=過去の経験に基づいて、現在と未来の経験を制限する考え方。

補足的に「ゾウの思考」に触れてる、
サーカスの象は小さい時に杭に繋がれると、大きくなって、その杭を外せる力を持っていても従順に従うらしい。

そしてこのフレーズに痺れたので紹介しよう

最も偉大な才能とは、自分の心が読めること


2つ目 力のポイントを活用すること。


誰もが地位の力だけが、力だと勘違いしてる。
地位だけでなく、仕事、知識、人柄、関係の力をここでは紹介してる。

それこそストレングスファインダーの出番だ。
自分ならどうか?どんな力のポイントをどう活用すべきか?突然この物語が自分ごとになってきた。

そしてここではSL理論にも触れている。
多くのマネージャーたちは当然備えてる知識だろう。


自分が画期的と思ったのは、それを自らにしかも限定的な職務に当てるという部分だ。

SL理論は、一般的に、部下やメンバーに対して、業務の熟練度を加味し、リーダーシップの取り方をシチュエーションに変えていくという理論だと理解してただけに衝撃だった(確かにセルフリーダーなら自分に向けて当然なのだが笑)

D1 意欲的な初心者
D2 期待はずれに遭遇した学習者
D3 技能がありにら自信を欠く実行者
D4 自立した達成者

多くのプロフェッショナルセールスパーソンが自らの数字達成において、D4.ないしD3の間に位置するだろう。

ただ、新しい業務。例えばマネジメントにおいてはD2となり得ないだろうか?
「なんで俺みたいにできないんだ?」はマネジメント実務能力において、D2に自身がいることを自覚しなければいけない。

指示と支援の違いについては
メモを参考に気になれば是非書籍を読んでほしい。

あっ、文字おこしが雑多なのはご容赦を。

3つ目のコツ 協力しあう

え?セルフリーダーシップなのに?
自己完結でなく?と自分は思ってしまったのですがみなさんどうでしょうか?


セルフリーダーシップの3つ目の補足として、
WANT ではなく NEEDだと著者は伝えます。

wantとはただ求めているもので、
needとは思考した上、必要であると訴え、助けを求める姿勢だと。それは成功に向けて協力し合うときに最も力がある言葉だと。
誰しもが、誰かの役に立ちたいと考えた時に、NEEDを伝えるべき。


そして、必要な支援をできる人は誰しもがリーダーである

とまとめています。


どうでしたか?

3つのコツと、セルフリーダーシップという考え。
自分はこの本を読んでから積極的に組織にI needを伝えるようにしてます。
自分をコントロールすることは、チームにとっても良い成果につながるのではないでしょうか?

責任をもって、イニシアティブを発揮し、
自分の強みを活かすためにI needしていきましょう!

本日も最後までありがとうございました!

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