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大人が子供を変え、子供が社会を変える。

気がついたら25歳になっていた。

年を重ねると、嬉しい感情だけでなく、後悔に近い感情も一緒に湧き上がってくるようになった。

子供の頃に思い描いていた理想の25歳になれているんだろうか?

どこか生意気で世間知らずだった小学生の僕に、胸を張って今の自分を誇れるだろうか?

あの時こうしていれば。人生リセット出来たら。そう考え込んでしまう夜もある。

もし、小学生の自分と話す機会があったら、どんな会話になるだろうか?自己紹介をして、未来のことを自慢げに話したりするのかもしれない。

中学生になると、今でも一緒に野球を見に行く親友が出来て、部活は楽しくて。それでね、もうすぐこんなことが起こるんだよ。

そんなことを考えていたけれど...。多分そうならないない。

小学生の僕に、いま、何してるの?サッカー選手になれてるの?そうやって問い詰められちゃうんだと思う。そしてきっと、「何やってんだよ!」って怒られちゃうかもしれない。

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小学校の頃の僕は、プロサッカー選手になりたいという夢を持っていた。だから、今の僕を知ったら「なにしてるんだ!」って怒るかもしれない。

でも中学生くらいから、自分よりもサッカーが上手な人をたくさん目にしたし、敵わないなと思うことも増えていった。

「あぁ、多分サッカー選手になるのは無理だな」

中学生の後半からはずっと、サッカー選手という形だけの夢を追っていた。それでも高校卒業までサッカーを続けて、大切なことを得たわけだけど、窮屈な高校生活でもあった。別に後悔は無いけれど、たまに別の運命のことを考えてみたりもする。

1つだけ。25歳の反撃ではないけれど、小学校のときの自分に聞いてみたいことがある。

「君はサッカー選手になりたいという夢を安易に持ってしまったのではないか?成功率がものすごく低い夢に挑戦している現状も知らずに。もっと考えて夢を選べよ」そう問いたい。

小学校のとき、確か将来の夢ランキングみたいなのがあって、上位だったのがスポーツ選手だった。でも、そのスポーツ選手になりたいと言っていた僕を含めた大勢の男の子たちは、夢を叶えることができたのだろうか?

多分、本当に叶えることが出来た男の子はほんの一握りだ。スポーツ選手を夢に持った人に限らず、1番目に持った夢を叶えられなかった人って、実はとっても多いと思う。

夢を叶えるって大変なことだし、小学生の限られた視界の中で一生の夢を持つなんて、とっても難易度が高い。それなのに周りの大人は夢を持てと促してくる。

けど、大人になるほど、子供のときに持っていたような大きな夢を持っていることは少ない。それでいて、夢を叶えた経験もない。大人でも出来ないことを、子供に押し付けてしまってるのかも知れない。

本当に子供にしてあげるべきことって、なんなんだろう。そんなことを考えていた。

「小学校の先生をして欲しい」

夏を迎えるちょっと前に、そんな依頼を受けてから、子供や将来の夢、親ということについて深く考えるようになった。

子どもたちに夢の話をしてほしい。クラウドファンディングの話をしてほしい。子どもたちが将来やりたいことを叶えられるように、授業をしてほしい。そんな素敵すぎる依頼を、会ったこともない、愛知県の小さな小学校の先生に頂いた。

小学生に対して授業したこともないし、僕なんかが正しく子供に対して夢を語れるのだろうか?朝起きれるか?冷静に考えると、不安要素のほうが大きかったけれど、快諾していた。

どうしたら、子供たちがこれからの人生を歩んでいく上で、やりたいことを見つけられるようになるか?将来の選択をする時に役に立てる授業ができるのか?一ヶ月間、頭の中は子どもたちにどうやって夢についてお話しようか?という思考がぐるぐるしていた。

12歳の頃の自分って何考えてたっけ?今の子供達は一体何を考えているんだろう?急に自分がおじさんになった気がしながら、何十時間もかけて練り上げたパワーポイントを手に、僕は愛知県の小学校に向かった。

すみません、前置きが長くなりました。
先日、愛知県の小学校で先生をさせていただく経験をさせて頂きました。その時抱いた想いをnoteに残しておきたいと思います。

8000字近い分量になってしまいました。もし、お時間があるという方がいらっしゃいましたら、読んでいただけたら嬉しい限りです。どうぞよろしくお願いいたします。

参ります。

Scene:1 愛知県の子供たちの夢と未来について

僕が向かった学校は、愛知県の中でも海沿いで、都市部からだいぶ離れた場所だった。のどかな場所で、駅に着くと海の匂いがほのかに香る。そんな素敵な場所だった。

タクシーに揺られながら小学校に到着すると、程なくしてご依頼主の若い先生と初対面しました。ご挨拶の後、この土地に住む子どもたちの未来のお話を聴きました。

「この地区は自動車工場がとっても多くってね。自動車産業が盛んな街なんですよ。子供たちは、高校卒業と同時に工場に就職してね。すごく嬉しいことなんだけど」

「でもね。本当に自動車工場で仕事をしたいのか?と問いてみたらそれは違うと思うんです」

「だって小学校の頃に彼らが描いていた夢は、自動車工場で働くことではないことを僕は知ってしまったから」

この言葉を聞いた時、スイッチが入った。

夢について子供たちにお話出来ないと、子供たちは風習的に工場で働くことになってしまうかもしれない。本当に工場で働きたいという子供がいるなら、とっても安定した職業だと思うし、いいことなんだけど。

でもせめて、ちゃんと人生を考えさせてあげられるような授業をしないといけない。だからはるばる東京から呼ばれたんだ。勝手にそう思って気合を入れた。

懐かしいチャイム音が職員室に鳴り響いた。久しぶりに聞いたチャイム音は、僕の気持ちをぎゅっと引き締めてくれた。階段を上がって6年生の教室に向かった。ドアを開けると、まるでタイムスリップしたような光景が目の前に広がっていた。

Scene:2 一番目の夢の話と二番目の夢の話

久しぶりに足を踏み入れた教室は少しざわざわしていた。(いや仕方ないよね。知らない人が来たらざわざわするよね。)

授業の一環で、僕の書いたnote「デブでブサイクな男子大学生が女子店員よりもレディース服を売れるようになった話。」を読んでくれていたそうで、第一声は「そんなにデブじゃないじゃん」だった気がします。いきなりいじられる感じで、人生初の授業の幕があがりました。

ワクワクと興奮で幕を明けた人生初の授業は、厳しいスタートになりました。開始5分、僕の身体にある変化が起こります。

【喉が、潰れました】

社会人になって大きな声を出す機会はほぼ無いんですが、すぐに喉が潰れました。小学生はマジで元気が良くて最高でした。全然声が通りません。

簡単に自己紹介をした後、子供たちにある問いを投げかけました。

「いま夢を持っていますか?」

その質問に対して、手をあげてくれた子供はクラスの半分くらいでした。手を上げられなかった子供の顔をいまでも鮮烈に覚えています。あれ、小学校の時ってみんな夢持ってなかったっけ?少しづつ今の子供たちと感覚がリンクしてくるようでした。

僕は夢を持っている半分の生徒に向けて、本田圭佑選手の卒業論文を見せました。

とてもベタでしたが、見せました。

すると、生徒のほとんどが本田圭佑選手の卒業論文を知っていました。

その後、僕はこんな話をしました。

全国にサッカー少年は約300万人いるそうです。
でも、その中で本当にプロのサッカー選手になれたのはたったの24名。

本当にサッカー選手になれる可能性は、0.000008%。
10万人に1人しか夢を叶えられない。だからきっとスポーツ選手になりたいんだったら、関西NO.1プレイヤーとか言われないと、プロの選手になれないかも知れないね。そうやって夢を持っている子供たちに、現実を突きつけました。

一番前の席でメガネをかけた男の子は、僕の目を見て話を聞いてくれました。

きっと彼もスポーツ選手になりたかったのかも知れない。でも、本当にその夢を叶えるためにはどれだけの努力が必要なのか?どれだけの同世代を追い越さなきゃいけないのか?それがちゃんと伝わったのかもしれない。ちょっと残酷だけど、ごめんねと思いながら。

そして、夢を持っていない半分の子供たちに向けて、ある文章を子供たちに配布して読んでもらいました。

それは、さくちゃんさんの「世界は「夢組」と「叶え組」でできている
担任の先生が丁寧に読み仮名をふってくれていて、1つ1つ冊子にしてくれていました。

深々とじっくり読む子供もいれば、ものの3分程で読み終わったー!という子供もいました。

子供たちはこんなに読むスピードが違うのか。タイムテーブルとのズレをヒリヒリと感じながらも、明らかにここから子供たちの目の色が変わってきました。

夢を持つことが正義である。子供の時、そんな価値観が存在していた。親は子供たちを習い事に通わせ、何かしらの夢をもたせようとしていた。


卒業文集や作文の課題は、将来の夢だったりして、担任の先生も夢は何だ?と聞いてきた。夢を持って進んでいる同級生がやたらとキラキラと眩しく見えたりした。

でも、大人になってみると、最初に持った夢を叶えられないことに気がつく。夢を叶えようと躍起になっていた、とても才能のある同級生もいつの間にフェードアウトしていたりする。いつの間にか夢を諦めていく。

だから、子供たちに伝えたいと思ったことは、必ずしも、1つ目の夢を叶えることにこだわらなくていいということでした。本当にやりたいことを見つけた時に、それを叶えるために必要なことを学べればいい。だから、一度本気で夢を叶えに行く経験があったほうがいいと思う。けど、1つ目の夢は叶ったって叶わなくても良いんだと。

重要なことは、僕には才能がなかったんだ。そうやって終わらないこと。

最初の夢に敗れても、堂々と胸をはって儚く散ればいい。

1つ目の夢を叶えられなかったから、自分には才能がない。だから、できるだけいい環境で働くしかないんだ。そういう思考にならないで欲しいなと思った。

夢組叶え組の文章を読んで、夢を叶えるだけが夢じゃないこと。誰かの夢を支えてあげることも立派な夢なんだということ。世の中には素敵な叶え組も多くいて、僕も誰かの夢を支える事が夢になっていることを子供たちに告げた。

自分が主体的に何かをすることだけが、夢じゃない。人の夢を支えることも立派な夢なんだよ。ということが伝わってくれたらいいな。そう思いながら次のスライドに移った。

一番前に座っていたメガネをかけた男の子は、ずっとお話を熱心に聴いてくれていた。学校の先生、めちゃくちゃ面白いなぁ。そう思いながら次のスライドを投影した。

Scene:3 小学生に真剣勝負でクラウドファンデイングの話をしてみた

僕が教壇に立つと決まった時、依頼を受けたことは2つだった。

①子供たちに夢や努力の話をしてほしいということ。
②子供たちがやりたいことに挑戦できるようにクラウドファンディングを教えてほしいということ。

ここからは②の話を。

僕が最初に決めていたことは、小学生だからといって手加減しないこと。授業が終わったら、子供たちにやりたいことが出来たら、クラウドファンディングが出来ることを目標に授業をしました。今の時代、お金がないという理由で尊い夢を諦める必要はないから。

まず、クラウドファンディングの話をする前に、サラリーマンのお給料の話をしました。

20代前半全体の平均月収は21.1万円
サラリーマンの平均月収は35万円

らしいです。

子供たちと一緒に、東京の家賃の話をしたり、ご飯を食べたり、旅行にも行くよね。おしゃれもしたいし。自炊って難しいんだよ。みたいな話をしました。

話し合う中で、月に1万円くらいならお金は余りそう。年齢を重ねればお金にゆとりが出そうだよね。というリアルなお金の話をしました。まあ、結婚とかありますがそこは置いておいて。

僕たち社会人のお財布事情を伝えた後、子供たちにこんな質問をしました。

子供たちから出てきた意見はどこか本質をついていました。

・世の中の為になるものだったら。
・一生懸命頑張っている人にだったら。
・たくさんの人を救えるものだったら。
・災害とかで困ってる人に届けたい。

なんだか、子どもたちの意見を聞いて、優しくて素敵な未来がやってくるんだろうなあと泣きそうになりながら、次のスライドに移ります。


大人がどれくらいお金に余裕があるのか?その状況の中でどんなプロジェクトなら応援してくれるのか?ちゃんと話した上で、あるワークショップを始めました。

Scene:4 子供×正方形ポストイットは最強だなあ(多分)

文章チームは、どんな文章を書いたら相手に伝わるのか?
お返しの品チームは、どんなお返しの品だったら相手は支援してくれるか?
広報作戦チームは、どんなことをしたら支援者を増やせるだろうか?
を班になって考えてもらいました。

(冷静にいきなり100万円集めましょうってやばいな。小学生の対応力にカバーして頂いた感すごい。みんな、ありがとう!)

40分くらい時間を取っていたが、延長してしまった。

子供たちはめちゃくちゃに熱中していた。本気すぎて泣き出す女の子もいた。熱量が凄まじかった。帰りの車で担任の先生に、あんなに夢中でなにかに取り組む子供たちを見たのは久しぶりでした。とまで言っていただいた。とにかく子どもたちはとても集中していた。

どうやって議論すべきかをちゃんとセットする班もいたり、ポストイットを使いこなして、どんどんブレストを始める班があったり。各班の悩みをききながら、教室を回った。

考えたアイディアを大きな模造紙にまとめて、順番に発表してもらった。2チームのうち、良かったチームには、良かったところ/よく出来るところを書いて、ポストイットで投票し、勝負してもらった。

成果がこれだ。
(あくまで発表中心であり、ポストイットで見えないですが。)

お返しの品チーム①

お返しの品チーム②

広報作戦チーム

広報作戦チーム②

文章チーム①

文章チーム②

実際に、子供達のプレゼンを聞いていて、なんだか感心してしまった。

何を考えたのか?だからこうしたらいいんじゃないか?しっかりとした意見がそこにあった。

子供たちは賢くて、その可能性を広げることも縮めることも、きっと僕たち大人であり、先生なんだなあと思った。

きっとこの子供たちは、なにか本気で叶えたいことがあったら、タダでは諦めないなと思った。資金的に難しいとなったら、クラファンでやりたいことに挑戦するかもしれない。発表を見ていてそう思った。

ちょっとだけ、この時代に生まれた小学生達が羨ましくなった。

Scene:5 もし、僕がみんなと同じ年齢に戻れたなら

発表が終わると、授業時間が終わるまであと5分だった。
今度子供たちに授業する時は、もっとバッファを持とう。そう思いながら、まとめに入った。

授業を通じて伝えたかったことは、1つ目の夢が叶わなくてもいいということでした。

1つ目の夢に敗れてもいい。
本当にやりたいことを見つけた時に、それを叶えるために必要なことを学べればいい。夢が叶わなくても落ち込むことなんかない。夢が叶わなかった悔しさは、夢に対して本気だったことと、次の夢を叶えやすくなったということだから。

1つ目の夢を叶えてもいい。
2つ目の夢を叶えてもいい。
3つ目の夢を叶えてもいい。

楽しみながら、人生を通してやりたいことを見つけて、挑戦してほしい。自分が本当に叶えたい夢を持ったとき、その夢を叶えられるように。やりたいことを探しながら、自分のペースで大人になってほしい。

クラウドファンディングだってあるし、SNSだってある。やりたいと願えば実現出来ないことなんか、きっとどんどん無くなっていく。

とても難しいことかも知れないし、僕が12歳の頃にこんな事言われたら理解できるかな?そう思ったけど、いつか夢破れた時に思い出して、少しでも支えになればいいな。そう思った。

そして、終了のチャイムが鳴った。

Scene:6 子供達からの手紙とメガネの少年。

授業が終わって、子供たちと給食を一緒に食べることになった。久しぶりの給食はとてもとても美味しかった。

そして、ずっと熱心に授業に耳を傾けてくれていた、メガネをかけた男の子に話しかけてもらった。その時交わした会話が最高にアツくて、今でもたまに思い出してしまう。

メガネをかけた最前列の男の子は、いまソフトボールをやっているそうだ。小学校のマラソン大会では一番で、県大会にも出場するくらいソフトボールが上手らしい。

そんな彼は、僕にこんなことを言った。

「本気でやんないと僕の夢は叶わないって分かった」
「教えてくれてありがとね!」

そう言ってくれた。スポーツ選手になれる可能性は約0.000008%。これを伝えようか本当にギリギリまで悩んでいたけれど、伝えてよかったなあと思った。

いつかこの子がプロの選手になったら、観戦にいきたい。そんな謎の親心みたいなものが芽生えました。

最後にみんなに囲まれて写真を撮っていただいた。なんかもう嬉しかった。愛知県にたくさんの友達が出来たみたいだった。

本当にいつか先生をやってみたいなあと思いながら、教室を後にしたのでした。

Scene:6 大人が子供を変え、やがて子供が社会を変える

授業がおわり、依頼主の先生が高速バスの停留所がある駅まで送っていただいた。その間、二時間くらいじっくりと話をした。

その中で、生徒たちへの宿題についてのお話をしたとき、僕は度肝を抜かれてしまった。

今回、僕に依頼をしてくれた先生は、1人1人の生徒に対して、全く異なるカスタマイズされた宿題を出しているそうだ。

小学校のクラスには、塾に通っている子供もいるし、通ってない子供もいる。数学が得意な子供もいれば、不得意な子供もいる。だから、1人1人に向き合って別々の宿題を考えているそうだ。

他にもクラスに共用の一眼レフカメラがあったり、夏祭りにはクラスで企画したものを販売して、売上で寄付しようとしていたり。

この話を聞いた時、これまで抱いていた先生像は壊れていきました。なんだか、いつかドラマで実写化されそうなクラスであり、素敵な先生でした。

こんなに生徒に向き合っている先生が実在すること。この現実に、ものすごく嬉しい気持ちになりました。

そしてふと。こんなことを考えてしまった。

「子供の夢をちゃんと応援できるお父さんになりたい」

子供がやりたいことを見つけるまで見ていてあげたい。
子供が夢に破れても抱きしめてあげたい。
夢が叶わなかった!っと言ってもらえる存在でいたい。
次の夢を一緒に探せるお父さんでいたい。
そして何よりも、自分自身が夢を叶えた大人でありたい。

そんなことを考えながら、車は駅に到着した。子どもたちからのお手紙を高速バスで読みながら、家路を目指していた。

Scene:7 夢が叶わないことすらも肯定していこうと思った話。

先生をやってみて色んな感情がこみ上げた。こんな経験をさせていただいた先生には、本当に感謝している。

おじさんになったら、先生になりたい。そう思わされるくらい刺激的な体験だった。先生はとても価値がある仕事だなあと気付くことが出来た。

教育を変えたいとか、社会を変えたいなんか思わない。自分には大したことは出来ないと思うのだけど、確信に変わったことがあった。

「大人が子供を変え、子供が社会を変える」ということ。

どうしたら夢を叶える子供が増えるのか。

それはきっと、夢を叶えた大人が増えることだと思うのです。

限られた視野の中で持った1つ目の夢が叶うことは、きっと多くない。おとなになってみて思うことは、1つ目の夢が叶わないことなんか人生の許容範囲でしかない。

重要なのは、最初の夢が破れても、諦めないこと。そして次の夢を見つけ、叶えることではないか?

本気で叶えたいと思っていた夢が叶わなかったら、とてつもない絶望を感じてしまう。だから、大人が出来ることは、その時子供を抱きしめてあげることなんじゃないか。

1つ目の夢が叶わなかったことは、決してあなたの能力が低いわけじゃない。夢の叶え方を知らなかっただけかも知れないし、あなたに最適な夢じゃなかったかも知れない。だから、夢が叶わなくたってそこまで悲観しなくっていいと思うのだ。

次の夢を見つけられればいいし、いつか夢を叶えればいい。
それが体現できる大人に、僕もなりたい。

そしてもし、僕がお父さんになることが出来たら。子供の夢が叶わなかった時、一番に抱きしめてあげられる人間になりたいなと思う。

あぁ、愛知県の子どもたちは一体どんな大人になるんだろう。

もし、環境や大人に恵まれないと感じているのなら、自分が代わる選択肢と、環境を変える選択肢がある。でも環境を変えるのは難しい。

だから、1人だけ尊敬出来る大人を見つけてほしい。夢を叶えた大人の生き方を知ってからだって遅くはないと思うから。

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