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キャリアの攻略法について

30歳になり、年収も2000万円になり、社会人もだいたい7年間という時間を過ごしてきた
そうやってキャリアに向き合ってくると見えてきた僕なりのキャリアの正解があるのでそれを書こうと思う

僕は別に頭がいいわけではない、大学受験の時、東大には正直絶対受かるような頭ではなかった
だけど東大卒やアイビーリーグやスタンフォード、ケンブリッジ卒に囲まれて今は仕事をしている
かと言って別に体育会系でもないし、体力がある方でもなければコミュニケーション能力が高いわけでもない
だけど、とても楽しく仕事をしていて、仕事にやりがいもあり、金も平均的な人の5倍くらいは稼いでおり、自分の仕事への自信もあるし、人脈も大企業の経営陣や中央官僚、世界中の起業家たちなど幅広く持っている

もちろん人それぞれキャリアには正解があると思うが、頭もそれほど良くなく、大企業の年功序列企業で奴隷のように生き方するのもいやだ、起業したいテーマも見つからない、だけど稼ぎたい
そんな人にとっては、かなり汎用性が高い歩み方だと思うので参考になると思う

キャリアを成功させる方法は単純で以下4つ

  1. 教養を持つこと

  2. 仕事のスキルを同年代で高レベルまで上げること

  3. 転職をすること

  4. クライアントフェイシングの仕事をすること

まず一つ目に教養を持つことだが、これは大学受験を真剣にすることだけでかなりを獲得することができる
大人になると深みのある人と浅い人で大きく差が生まれる
上品と下品という言葉もあるが、これもかなりの部分が教養のありなしが原因となる
では教養というのはなにかというと、かなりの部分は人間の歴史や文化の違いを知り、論理的に答えを見つけたり、人の書物を読んでそこから深く洞察する能力や、外国語を読み書きできるなど、大学受験で課される知識で得ることができる
これをちゃんと学んでおけば話していて、下品だとか、浅い人だと思われる可能性が低くなる
別に東大に入ればいいという話ではなくて、しっかりと学ぶということが大切という話だ
それが関関同立やMARCHレベルの大学に入るという結果であっても全く問題ない
なんなら中卒だろうが関係ない
ただ教養がないと思われるとそもそも会話が成り立たなかったり、この人と話していても楽しくない、自分とは合わないと思われてしまうのは大変もったいない
教養はベースとしてあったほうが有利に働く
だから教養は持とう

次に仕事のスキルを同年代で高レベルまで上げることだが、これは新卒で入る会社がかなり重要となる
年功序列で年齢のせいで重要な任務を与えてくれないような会社には絶対に入るべきではない
3年目までに責任者としてのプレッシャーを乗り越えるような経験を積めるような会社が望ましいと思う
最低でも30歳までに自分が責任者としてやり切った経験を積まないと30代からチャンスはやってこない
結局のところ、自分が全責任を負って進めていくような仕事の経験というのが、その人を違うレベルまで押し上げるのだ
いくらお勉強をしようが、自分の人生を賭けた経験がなければ何の説得力もない
僕の場合は外資コンサルにたまたま新卒で入ったのが本当に幸運だった
3年目25歳の時に億円単位で受注した、某大手製造会社のグローバル人事改革プロジェクトリーダーに抜擢していただき、部下を10人持ち全責任を持ってプロジェクトを推進した
この時は仕事で英語を使ったこともなかったし、人事のことも全くわかっていなかったが、経営コンサルタントとしてクライアントから高い成果を求められていた
毎日朝9時から終電まで働き、土日は常に勉強の日々だった
途中でストレスで耳が聞こえなくなったり、立てなくなったりしたが、結果プロジェクトを成功に導いた経験が僕の人生の自信につながっている
コンサルではデータ分析や資料作成、プロジェクトマネジメント、プレゼンテーション、デザイン思考、論理的思考、戦略立案など徹底的にプロフェッショナルとして高めざるを得ない環境だ
僕は新卒は可能であれば外資系コンサルに入ることをお勧めしたい
なぜなら新卒でコンサル会社以外の日本の大企業に入った人たちと後々、一緒に仕事をしたときに圧倒的な自分のスキルの高さに驚いたからだ
これは自信をもって言えるが、コンサルファーム出身の人と事業会社出身の人が一緒の会社で働いたら出す成果が明らかに違う
もちろん知的生産の仕事においての話だが

次に転職をすることだが、
転職は必ずしたほうがいいと思う
まず、自分の市場価値がわかるからだ。今の会社にもしかしたら安く買い叩かれているかもしれない
基本的には、自分のスキルを高めていれば、高く自分を買いたいという会社は必ず出てくる
そして転職活動は自分の足りていないスキルをはっきりさせられる
自分がたとえば経営陣として入りたい会社があった際に、断られたとしても、今自分の中で経営者としてどの部分が足りていないかを明らかにしてくれるのだ
それを身につけられるように今の会社でその能力を高める仕事をするのか、今の会社で自由に部署移動などができないのであれば、違う会社に転職してその能力を得ればいい
そして何よりも重要なのだが、転職は人脈を広げてくれる
すでに教養があり、高いスキルを持っていれば、必ず辞める会社の人たちから辞めないでほしいと言われるような人になっている
そして辞める時も健全な関係を保ったまま辞めることができる
そうすればその人たちは、転職後は自分のことをよく知ってくれる社外の人脈になる
元々いた会社の人たちがサポートしてくれることで、様々な仕事のチャンスが降ってくる
ここで重要なのは自分が高い成果を残して人間関係も良好な状態で辞めるということだ
会社が嫌だから辞めるという選択肢はあってもいいが、自分が高い成果も残すことができていないにも関わらず逃げるように辞めるのはただ悪い人脈を増やしているだけだ
辞める場合は、他の人から愛されるようになって辞めるようにしないと転職の意味はかなり減ってしまう

そして最後にクライアントフェイシングの仕事をすることだが、
仕事というのは人脈が重要だ
頭がどれだけ良くても人脈がなければ大した仕事はできない
なぜなら仕事は誰からの喜びが自分のお金になることであり、人と関わらない仕事は誰かの喜びを作るチャンスにありつくことができないからだ
だからできるだけ社外の人たちに向けて仕事をしたい
そしてその人たちは自分が提供する以外の部分で自分にはないような知識や地位を持っている人たちが良い
なぜなら彼らを仕事で喜ばせることができれば、彼らは心強い支援者になってくれるからだ
彼らがどうやれば喜んでくれるのかを徹底的に考えることで人を喜ばせる方法を学び、自分が新たな挑戦をするときの支援者になってくれる
そして彼らとの仕事で自分自身もまた学び、そして成長させてもらえる
僕が転職をするときも僕と仕事をしたいから転職先の新しい会社と契約を結び直してくれる会社もあった
彼は日本を代表する大企業の部門長で、彼からそんなお話をいただけるのは本当にありがたい
僕がいた会社ではなくて僕という個人に数千万円を払いたいということを言っていただけたのだ
彼のような温かく、人間同士の関係を大切にした仕事をプロフェッショナルとしてやれるのは本当に僕自信やりがいになる
彼をもっと喜ばせられるようにもっと勉強して、もっと仕事をしたいと思うのだ

以上4つが僕が思うキャリアの攻略法だ
もちろんいろんな生き方があるが、このキャリアの進め方はかなり再現性高くハイレベルなキャリアを実現することができると思う

パクっていただければと思う

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