上司「今からお前は転職活動をしろ」
突然の面談
上司面談が先日あったんです。話の冒頭にね、いきなりこんなことを言われました。
「貴方に任せる仕事は定型業務しかないです。技術的な仕事はありません」
…え、何それ？と。
「定型業務とは、議事録を記録したり会議招集を出したり。メンバーの補助的な動きをするようなことを指してます。これをメインの仕事としてください」
何を言っているか僕にはよくわからない。
上司とは二〜三ヶ月ぐらい僕のキャリアについて話をしてきました。その中で最適解とはいわずともそれに近い方向性を見出そうとしてくれていると思っていました。
異動がなくて凹んだことは確かにあって、その時の僕の落ち込み具合を察したのか上司も色々話を聞いてくれました。
それがこの方針転換。今までなぁなぁな話し方をする上司がはっきりいうもんですから、恐らく僕を見限った感ありありです。
「イマイチよくわからないです。私が希望している方向性と大きく異なるのですが」
「貴方の希望する仕事はこのグループにはないということです」
…どういうことですか？
僕はシステムエンジニアという職種に就いています。特にサーバを運用することを得意としているため、ずっとシステムの運用を行う仕事を希望していました。
それが「定型業務しかありません」？
それもシステムとも関係ない、「議事録をとる仕事」？
流石に僕もイラッとしてこう反論しました。
「ということは、会社を辞めろと言っているようなもんですね」
すると上司はひと呼吸おいて呟くように僕に伝えました。
「最低限仕事をしていただいて、あとは転職活動にあててくださって結構です」
僕は会社にいられない
先日こんな呟きをしたばかりでした。
この呟きは本当の話です。僕は「自分がやりたい仕事（サーバエンジニア）をする」ことが目的で、それを叶える手段（会社、部署）を探していました。
僕みたいなレベルの人間が一流エンジニアの道を歩めるとも思っていませんし、ネジ三本くらい外れてる欠陥持ちなのでまともな人生を送れるとも考えちゃいないです。
これからの選択肢の中には転職だってもちろんありました。
ただできるなら心のコストをかけない異動を希望していました。メンタル豆腐だから、なるべく人間関係や文化をかえない方が個人的には仕事にも集中できるしいいなと思っていたんです。
しかし、直属の上司からここまで言われてしまうと、こりゃもうどうしようもねえなというところです。
そう、僕は肩を叩かれたんだなあと実感しました（しみじみ）
自慢できる経歴なんてないけどさ
こういう話って僕が「超優秀」だったらもっと箔が付いたんだろうと思います。残念、さっきも書いたとおり僕はそこまで優秀な人間じゃないです。
そもそも、優秀な人間はこんな状況に追い込まれやしないよね。
でも、ちょっとだけ！ほんのちょっとでいいから言わせて下さい。頭はなくとも僕だってそれなりに尽くしてきました。特に去年なんかはプロジェクトがワンオペ業務、超絶残業での上司キチガイ行動のなかでよくやったと自負しています。
そんな人間が、いまや上司に反抗して左遷、会社を辞めて下さいという展開にまで持っていかれたわけです。
落ちたなぁー。いやーー、落ちた。
そりゃ、世の中には大金持ちから無一文になっちゃいましたトンデモストーリーはあるでしょうけどよ。実際にコレぐらいの落差があったら、そりゃ僕だって落ち込みますよ。
上手く上司にヘコヘコしていたら良かったんだろうか。それとも僕がもっと頭が良ければ全てが解決できていたのか。
いずれにせよ、僕自身が今いる立場は中々のもんでして社内ニートどころかリストラ一直線に向かっているところです。
ちなみに前にも申し上げた通り、僕自身の希望する仕事を押し通すという話はワガママをいっているつもりが全くないです。
そもそも「サーバ運用」を希望して転職活動し二社内定をいただいているのですから…。IT業界的にはメジャーな仕事です。
逆に僕がこのまま居座ったらどうなるのか
完全に頭沸騰した僕は上司にこんなことを聞いてみたんです。
「そんな状況ならば、会社から僕をクビにすればいいんじゃないですか」
そしたらこんな答えが返ってきました。
「会社から社員をクビにすることは出来ない」
ほっほー、それはそれで面白い（ぉぃ
ということはですよ。石にかじりついでもやめねーよと言ったら会社は逆に困っちゃうってわけですな。2:6:2の「出来ないアリ軍団」に見事仲間入りって話です。
ちなみに、うちの会社は某雑誌で以前人事的な問題で取り上げられてしまった会社でして、それ故あんまり変なことが出来ないんだと思います。つまり円満解決＝自主退職を”自然な形で"促すしかないという話でしょう。
僕は犯罪を犯したわけでもありませんし懲戒行為を行ったわけでもないですから、会社が主体的に僕のクビを切ることは不可能なようです。
じゃあ、ずーっと居るわ。そして仕事もロクにせずに毎日ヤフーニュース見てるわ（笑）
…なーんて度胸があったらいいんだけどな。それこそ自分の人生を無駄にしているようなのでそういった選択肢は取りたくないな。
そんなこんなで、どうしようか
話をもどして…じゃあ結局どーすんのってところです。有り難い事にこんな状況でも僕を色々慮ってくれる方々がおりまして、いろんな選択肢を天秤にかけつつやらせていただくしかあるめぇという話です。
裏で動いている元上層部を信じて、キチガイ元上司が飛ばされる＆僕は元部署へ戻る可能性に賭ける
知り合いがいる別の部署に異動する（希望していけるのかは未知数）
どんなに虐げられても（別に変なことはされてないけど）今の部署に居続ける
転職を行う
こうして選択肢をあげてみると、自分の年齢との戦いも現実にはあって中々厳しいものがあります。十分オッサンな僕だからなー、何で前回内定をもらえたのかがようわからんぐらいです。
まあ、それはともかくとしてまずは明日またエージェントに連絡するかぁ。僕が愛したエージェントさんに・・・
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