【メンタル】回復に向けて動き出したら立ち止まってしまった件
うつ病と診断されて2週間以上が経過。状況が好転するかと思いきや、予期せぬことが…
前回までの流れはこちらとなります。お時間があれば是非ご覧ください。
徐々に落ち着いてきたので、状況を再整理していく
どうも心療内科の先生とは合わないなぁ…と感じつつも、1ヶ月も立たないなかで先生を疑うのもどうかと思い、自分なりに考えを整理して回復に向けて動こうとしたのがこの時期でした。
①気持ちの整理はどんなに考えてもなかなかつかない。なので諦めて放置
②毎日の生活を事前にノートに書き出して、今日の目標を立てる。なるべくそのとおり生活するようにしていく。朝起きて夜眠る生活を心がける
③まずは休むことが仕事だと思って、とにかく毎日毎日を過ごすことに専念
上記のマイルールを設けて、とにかく繰り返し繰り返し続けていくと不思議と心身が軽くなっていきました。
同時に自分の考えの整理する余裕も生まれてきたため、もう一度状況を整理していきました。今回辛い状況に陥った現象は以下の2点。
①仕事のことが頭の中を駆け巡り、とにかく眠れない。眠りが浅い。
②ネガティブな思考が極度に強くなり「死にたい」と繰り返し思う
ただ、②については昔からその傾向があり、恐らく僕自身の根っこにある問題だと当初から思ってました。ならば、治療・回復には時間がかかるだろうし、今のかかりつけの先生では難しいような感覚もあります。
となると、体調を崩した直接的な原因である①をまず何とかすれば、とりあえずは数ヶ月前の自分にぐらいまでには戻れるのでは?と結論づけました。
この頃は睡眠も徐々に安定していたので、次のステップ(復帰までのアプローチ)を考えられるところまでいけそうな感覚がありました。
想定外!突如会社から連絡が入る
そんな時、突如上司から連絡が入りました。
「来月に復帰できないか」
ざっくりいうと…僕メインのプロジェクトがありまして、資料等すべて取り揃えたあとに精神的にダウンした経緯があります。上司含めて他に回せる人がおらず(そもそもワンオペ業務でしたし)、こんな話が出てきたようです。
上司はとりあえず1ヶ月は有給で休んで、その後復帰すれば休職にもならないし僕のキャリアに傷がつかないという話もしてきました。
僕からすると、こうした内容をうつ病の人間に話すのはどうなんだろうと疑問に思いました。当然「体調を最優先にして考えてほしい」という言葉もありましたし、配慮がなかったわけではありません。ただこうした話があれば当然僕も考えてはしまいます。復帰すればいいのか、復帰できたら僕は今まで通りおさまる事ができるのかなどぐるぐる頭を駆け巡ります。
…このあとの展開は火を見るよりも明らかでした。
「振り出しに戻る」
翌日から見事に逆戻り。寝られない、吐き気がする、頭の整理がつかないなど時間が巻き戻ったのかと思うほどの体調の悪さが襲いかかりました。
いつもなら「何を馬鹿なことを言ってるんですか」と突っぱねられるのに、自分は弱い人間だなぁと落胆したのは事実です。ただ上司が僕の症状を軽く見ているのだろうなと感じるところもありました。
僕の考えだけで決めるのも良くないと考え、先生とも相談。
「通常は3ヶ月〜6ヶ月を治療期間と考えるべきです。今の状況をみても来月の復帰はNGです」
先生のお墨付きもいただいたため、帰宅後上司にメールを送信し再び眠りにつきました。
あのイベントがなければ…とは思う
LGBTなど、理解がされないが故に間違った扱いをされることがあります。恐らくですが、今回はこれに当てはまる事象だったのではと勝手に感じてしまいました。
こちらからすると過度な配慮はしてもらわなくてもいいのですが、一方相手からすると「どう接すればいいかわからないから自分なりの解釈をして接するしかない」に尽きます。こうしたギャップはどうしても発生してしまいますし、何とも歯がゆい気持ちにさせられました。
別にこの件で上司を恨むつもりもありません。むしろ、このイベントで組み立てていたパズルが崩れてしまったことのほうが衝撃的でした。
自分の今いるポジションを改めて理解した事件だったと今では思います。
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