マガジンのカバー画像

とある本格派フェミニストの憂鬱

13
2010年代前半の全盛期Tumbrに滞在した経験を最初の足掛かりに国際SNS社会の未来について考えていきたいと思います。
運営しているクリエイター

#機械学習

【とある本格派フェミニストの憂鬱11パス目】技術革新と認識革命②「1859年認識革命」仮説からの再出発。

【とある本格派フェミニストの憂鬱11パス目】技術革新と認識革命②「1859年認識革命」仮説からの再出発。

前回の投稿を大胆に要約してみましょう。

統計学の入門書的記述の多くが「手持ちの標本データのみで統計表現を試みるのが記述統計、背後に大きな母集団を想定するのが推計統計」と説明している。

しかし実際には「背後に大きな母集団を想定する」という意味合いにおいては(20世紀に入ってから追加された)分散(Variance)$${σ^2}$$の概念が追加された時点で推計統計の世界に足を踏み入れているとも。

もっとみる
【とある本格派フェミニストの憂鬱4パス目】「パトロクロスでさえ死んだのだ」とアキレウスは言った。

【とある本格派フェミニストの憂鬱4パス目】「パトロクロスでさえ死んだのだ」とアキレウスは言った。

上の投稿でいう「企業や国家の様な主体の観察球面」って、なんとなく数学でいうリーマン球面を連想させます。難解な概念なので全然理解が及んでませんが、私が認識してる大体の動作はこんな感じ。

例えばある生物の大きさが昨年$${\frac{1}{2}}$$で来年2倍になる見込みなら$${2^n}$$のオーダーで、昨年$${\frac{1}{3}}$$で来年3倍になる見込みなら$${3^n}$$のオーダーで

もっとみる