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過去と未来のうれしいブレンド。(2020年9月30日(水))
自分たちは決して間違いを犯さないという前提でいる人たちというのは、一度自分で決めたことに何があってもしがみつき、断固として譲らない。譲ってしまうと「かつて自分が決めたこと」が正しくなかったことになって、自分のアイデンティティが揺らいでしまうからだ。
そういうことに気づく時、「それって幸せな生き方ではないよなぁ」と思うのです。状況なんて日々刻々と変わるし、なんなら私というものをつくっている細胞だって1日経つと結構別物になっているし、自分の関心とか目線に入ってくるものだって折々で変わる。それなのに、過去の自分が決めたことを正当化したいあまり、状況が全く違っている中でそれに囚われるって…。
今の自分というのは、自分の好きなように、そして今の自分の状況に適切であれるように、「過去の自分」のなかのいくつかと「未来の自分」のなかのいくつかとをいい塩梅にブレンドしてつくっていくものなんだよなと、そう捉えておいた方がラクにいられるよねということを思うのです。