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【資産家は知っている?】【投資指標の見方を徹底解説】基本を知らずに投資を始めようとしている人へ。

あなたは何となく投資していませんか?

証券マン、銀行マンに言われるがまま投資していませんか?

株は単純です。上がるか、下がるか。

投資は「基本」を知らないと絶対に損失が出ます。

逆に「基本」を心得ておくと利益ができる確率がグッと上がります。

投資アドバイスはできませんが、考え方だけ記事を読んで参考にしていただければと思います。

投資前に知っておきたい情報

・ 市場:今後どのように動く市場なのか?

・ 行動:投資先の今後の展望、市場獲得のためにどんな投資、事業をしているか?

・ 数字:その行動を数値化したときに伸びるのか?

これらの情報は企業のIR情報、ニュースを見れば大体は把握できます。

この情報を元に投資するだけで失敗しにくくなります。根拠ができます。

経済は回っています。誰かが損をすれば誰かが儲けている。

何となく伸びそうだから投資しよう、SNSで誰かが買ってたからこの株を買おう。

こんな人は知識のある人(儲ける人)の財布(知識がなく、損する人)です。

例えば、

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基本的には財務諸表(PL,BS,CF)は読めないと難しいかと思います。

日常的に株を購入するにあたり、このような頭の使い方をしていると経営の知識が身につくので各企業の状況が丸裸に理解できます。

すぐに結果が欲しい、短期的に利益を出したい!

市場(成長市場)をしっかり理解することで短期的にも利益は出ますが、短期的に利益が出るという事は長期的に保有しておけばあがる!

市場(成長市場)をしっかり理解することで短期的に損することもありますが、長期的に利益が出ることの方が多いです。

結果、株式投資は長期的に保有しておいた方がいいという事です。

ウォーレンバフェットも

「短期勝負はギャンブルであって投資ではない」

ギャンブルでなく投資はお金を増やします。

投資指標の見方

・ EPS:1株当たりの純利益

・ PER:株価収益率

・ BPS:1株当たりの純資産

・ PBR:資産対株価の正当性指標

・ ROE:自己資本収益率

まず、下図のように考え方を変えましょう。

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EPS

下図はややこしい税金などは省略して簡単な例えを紹介します。

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EPS=100円

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これはファーストリテイリングの指標です。

EPS=832.6円なので

1株当たりの純利益は832.6円となっておりますが、この金額全てが配当されてしまうと企業に残るお金(内部留保、余剰金)がなくなるので、実際配当される金額は、予想1株配当=480円となります。

832.6円ー480円=1かぶあたり352.6円企業に残す計算になります。

PER

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株価は実績もだが、期待値も大きく変わる。PERというのは期待と実績の差を表している数字。

PERが高ければ高いほど投資家たちが期待している。

EPS増=PER減=企業が頑張って利益を出しているのに誰も気づいていない。

↑ 買い時

株価減=PER減=利益を一定的に出しているのに誰も期待していない。

↑ 買い時

日本の上場企業の場合はPERはだいたい15倍程度が平均

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ファーストリテイリングの指標を再度確認しましょう。

PERが70.9倍…

EPS減 or 期待値が高い!

どちらかになります。

一番いいのはEPSが増加傾向で株価が変わらない、もしくは下がっていれば買い時!!

BPS

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BPS(1株当たりの純資産)が約9,995円

この時のファーストリテイリング株価が59,030円

59,030円ー9,995円=49,035円

49,035円が倒産時(負債で相殺されていない場合)のリスクとなります。

BPSが次のPBRに繋がります。

PBR

BPSが1万円で株価が0.5万円

PBR(1株当たりの純資産に対しての正当性)=0.5倍

PBRが1倍未満の株を見つけたら買い時の可能性も!

なぜなら、1倍までは株価が上昇する可能性が高い。

株価がPBR1倍近辺まで下がってきたら買い時の可能性も!

PBR1倍前後で下げ止まることも。

これらはIR情報で市場などを理解して検討してください。

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ファーストリテイリンのPBRは5.91倍!

高いですね。

このコロナ化禍ではしっかりIR情報を確認することが大切です。

ROE

簡単に説明すると、

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投資したお金を上手く有効活用できているかを確認できる指標になります。

問題です。

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答えは

A社です。10億円だけで2億円利益を出せています。

B社は40億円あるのに2億円しか利益を出せていません。

まとめ

今まで述べたことは投資指標情報の読み方です。

現状のリスクを加味して是非投資をしながら経営スキル、財務スキルを身につけてください。

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よく考えて、時代に合ったお金の使い方をしていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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