【映画感想】ホムンクルス

原作の漫画は読んでおりませんが、綾野さんが出るこの映画がどうやら始まったらしいと昨日知り、早速チケットを取って今観て参りました。
鋼の錬金術師でよく出てきた「ホムンクルス」。どんな形で映像化してるのか凄く気になりつつ映画館へ。
本当はいつもよく行く映画館で観たかったのだけれど、まーこれ上映してる映画館が少ないこと少ないこと。びっくりです。
そして、映画を観たら必ず買うパンフも売り切れ。
ショックのまま映画スタートです。

映画冒頭からすぐにタイトル出て本編がスタートしてくいスタイル。
綾野さん演じる名越は記憶をなくした男のようです。だけど金持ち。
車中生活をしています。
そこへ、名越のことを知ってる風の謎の男、成田凌演じる伊藤がやってきて、ある仕事を頼みます。
人体実験。それは頭蓋骨に穴を開けて脳の本来持っているであろう力を引き出す実験です。
最初は断っていた名越も結局その実験を受けることに。
そしてこんな彼に徐々に変化が訪れます。
右目を隠して左目だけで観たとき、彼にはあるもが見えるように…。

この映画の冒頭、スタートからかかるメインテーマ曲がえらく映画の世界観に合っていて、私はあっという間にその世界に引きずり込まれていきました。
冒頭シーンはまさに、この伊藤が人体実験として頭蓋骨に穴を開けるシーンなんですが、ここで出てくる伊藤の部屋の感じもなんともダークな感じでとてもいい。
部屋の中もだし、螺旋階段もだし、なかなかカッコいい映像が流れて私はかなり大満足。
その世界の裏側と言うか、監督の思いとか、パンフに色々書いてあるんだろうに…。
あぁ、パンフが欲しい。
なんでこんなに上映館数が少ないのでしょう。
私はどストライクだったなぁ。
いつもの映画館じゃないからチケット買うのも手こずって大変だったし、土曜日は平日の仕事の疲れを癒すためにも家でのんびりしたかったけれど、これはそれらを犠牲にしても観に来て正解でした。
Blu-rayでるかな。何度もリピートって言うよりも、これをいつでも観れるように手元に是非置いておきたい一品です。

あと、エンドロールが終わる前に何人か出ていった人がいたけど、この映画は珍しく、エンドロールのあとに原作漫画とのコラボ映像?みたいなのが少しありました。
もし観に行く人がいたら、エンドロールで気を抜かないことを忠告しておきます。

久しぶりの映画、大満足の巻でした。

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