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「現代アート作家」松嶺貴幸氏との出会い

こんにちは!
やよいLivingの羽田です


皆さんは松嶺貴幸という男を知っているだろうか。

松嶺さんのプロフィールについて

彼は「Blast Painting」 と呼ばれる爆竹で絵具を吹き飛ばす手法でアート描いたりを、口で筆を加えて絵を描いたりしている。他にも彫刻やトロフィーをつくるなど、幅広い領域でアート作品を発表している「現代アート作家」だ。
1985年岩手県雫石町生まれで、同県の盛岡市を拠点に活動。ニューヨーク、ドバイなど国際的に作品を展示・披露する。

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彼自身はこういう話をされることを、おそらく良いとは思っていないのだが、松嶺さんを紹介する上で避けて通れないことがある。


それは、彼は体の自由がほとんどきかないということだ。


16歳のとき、スキーのプレー中に起きた事故により頸椎を損傷してしまったのだ。
動くのは顔と手首の関節のみ。


当時のお話を伺うと「絶望した。どうやって生きていけば良いのかわからなかった。」と言う。
「車椅子に乗ると、自分が社会全体の片隅に追いやられてしまうという恐怖心を感じるようになった。」とも話していた。


当然だと思う。
もし、自分が同じ経験をしたら立ち直れる自信がない。


しかし、彼はこの経験さえも人生における「最高の経験」として転換させた。


今では、彼にしか描けないアート作品をいくつも生み出している。


僕が思う松嶺さんの魅力

ここで、ひとつ勘違いしてほしくないことがある。
それは、「障害がある中で描くことがすごい」とは思ってほしくないということだ。


…‥うーん。少し違う気がする。

このnoteを始めて「伝えること」は本当に難しいとより感じるようになった。


松嶺さんの魅力は、本人に会って話をしてみると一番実感できるのだが、僕自身松嶺さんのファンなので、どうにか伝わってほしいと願いながらこの記事を書いている。


彼のアート作家としての実力は紛れもなく本物だということを伝えたい。


「ケガによって壊れた身体と精神、そのケガ以前の身体と精神、それらの経験を通した自身の人生全体の苦楽によって生まれてきた考え、これから積み重なっていくもの」


作品を通して、彼のこのメッセージがひしひしと伝わってくる。


【生き様】【考え方】【人柄】【センス】【作品】
どれをとってもカッコイイにつきる。
ぜひ一度で良いから作品を見てほしい。

きっと「何か」を感じるはずだ。


彼の目標は「世界最高峰の現代アートの祭典「スイス・アートバーゼル」において、作品を展示する」ということだ。


僕は、将来実現すると信じている。



もしかしすると「松嶺貴幸」という彼自身が「アート」なのではないか!!?


松嶺さんとの出会い

彼を知ったきっかけは代表からの情報だった。

「松嶺貴幸というすごい男がいる」 と。


調べてみると、なにやらいかつい男がでてきた。

こんな写真

松嶺さん


それでもって描いている絵がこちら


The flower has bloomed because the neck was broken 



「はい、絶対こわい人です。間違いないです。」


正直そう思ってしまった。(松嶺さんごめんなさい)


その後お会いすることになるのだが、人を見た目だけで判断するのは本当によくないと思った。

怖くてクールな人なのかなと思っていたのだが、実際会ってみると、びっくりするくらい優しく明るい人だった。

そして、めっっっちゃ、イケメン。


そのギャップにやられる人が何人いたことか。


男が惚れる男とはこういう人をいうんだと思う。

速攻で松嶺さんのファンになっていた。

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・・・まずい。会社のnoteが僕の個人ブログ化している気がする(笑)



今回松嶺さんには弊社で製作している「IWATEDOWN」のダウンジャケットにおけるオリジナルロゴとバックプリントをデザインしてもらった。

それがこちら!

IWATEDOWN ロゴデザイン

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【松嶺さんがワッペンに込めた想い】

ワッペンロゴには、IDという文字を抽象化したシンボルを表現しました。
IWATE DOWNであるという事は元より、このダウンはまさに今、このタイミングで岩手でのみ生み出す事が可能な「自己同一性/アイデンティティ」
を持つ希少な製品です。他ならぬそれ、まさにそのことをダウンのシンボルとしてワッペンデザインに表現しました。

バックプリントデザイン

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【松嶺さんがデザインに込めた想い】

「私の数あるアート作画方法から、今回はBlast Painting (爆竹アート)での作画を行いました。爆竹アートは「昨日とは違った新しい今日」を創り、挑んでゆくというテーマの中で、生物的、広くは宇宙的な変化と進化といったものを表現すべく爆発を用いて制作を行うものです。本ジャケットに袖を通して頂く方の内側に、爆発的なチャレンジがあることを願い、爆破させた絵具の1発1発をデジタルスキャンし、一面にちりばめました。


まとめ

できあがったサンプルを着てみた自分を見て、すごくかっこいいダウンジャケットができたと確信した。

松嶺さんのアートをファッションとして、いつも身につけることができて本当に嬉しい!


松嶺さんと同じように私たちもこのプロジェクトで世界を目指している。

このダウンダウンジャケットがどうかたくさんの人に届き、松嶺さんの想いが世界に広がってほしい。


松嶺さん!

同じ岩手出身の人として、お互い高みを目指しているものとして

これからもよろしくお願いいたします!


松嶺さんのInstagramはこちら!

https://www.instagram.com/p/CIVcVMzp8bC/?utm_source=ig_web_copy_link


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