【二次創作】2021年、今年のイベント参加どうする?【副業で同人活動】

去年今年と、某ウイルスの影響で対面での同人イベントは開催されたりされなかったり。

「せっかくホテル予約してたのに感染者数の影響で泣く泣くキャンセルした」という方もいるのではないでしょうか。

イベントに申し込むのは半年~2、3ヶ月前なのに対して、本当に開催されるのかどうかは直前にならないとわからない…そんなジレンマがどうしても付き纏います。

けれども、今後の同人イベントはそこまで世間の感染状況が悪化しない限りは開催していく方向で進めるらしいです。
(イベント会社からの正式連絡が出されました)

「じゃあ、もう問題ないじゃん!」
「イベント申し込んじゃおう!」
そう短絡的な考えになるのにも疑問が残ります。

かといって、
「コロナが完全終息するまでイベント会場になんて行くもんじゃないよ!」
「行く人たちの気が知れない!」
と、ネガティブになりすぎるのもまた違いますね。

今回はこのイエス・ノーの出しにくい問題、2021年対面での同人イベント参加について「副業として同人活動」をする上でどうするかを考えていきます。

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①参加するメリット・デメリット

今6月末の時点でイベント参加した方がメリットの方が大きい場合、デメリットの方が大きい場合を箇条書きにします。

《参加した方がメリットがある人》
・イベント会場から自宅が近い人
・流行ジャンルで活動中の人

日帰りで会場まで行くことができ交通費もそこまで負担にならない、そしてまさに今が旬!今こそ本をたくさん配布しておきたい!そんな場合の人です。

流行ジャンルならわざわざイベント会場に行かなくても書店に卸せば本は売れるんじゃない?

このような考えももちろん頷けます。

けれど「イベント会場行った後ってなんかやる気でるんだよね~」こんな気分になったことがあるのではないでしょうか。

なぜイベント後やる気になるのか、人によって要因はさまざまだと思いますが、その多くは

「対面で自分の作った本を配布できることからの多幸感」
「人と話をして得られる感情の昂り」
「買う予定にはなかったけどせっかく会場まで来たので買った、という”ついで買い”を見込める」

この3点が大きいです。

流行ジャンルであればあるほど一般参加者も多く来場します。
上記でもあげた「ついで買い」層も、ジャンルが大きければ大きいほど人数が増え、本が買われる可能性が高まります。

せっかく早起きして会場に行ったけど、ぜんぜん一般参加がいなくてテンション上がらなかったわ~という、そんな寂しい状況になりにくいのが流行ジャンルです。

以上のことから、該当する状況にある人は対面イベントへの参加を前向き検討してみてもいいかもしれません。


《参加してもデメリットの方が大きい人》
・イベント会場から自宅が遠い人
・お世辞にも流行ジャンルとは言えないジャンルで活動中の人

まず、前日入りしないと会場まで行かれない…という人は年内は参加を考え直した方がいいかもしれません。

ホテル代や交通費も直前キャンセルになればなるほどお金が戻ってこないからです。
金銭面でのリスクが大きいです。

また、人口が少ないジャンルで活動している場合、会場内の自ジャンルスペースに人が少ないことが考えられます。

サークル者だけではなく一般参加者もコロナの影響で会場から足が離れているのは明白だからです。
ジャンルの人口は、そのままイベント会場の人口と比例すると言っても過言ではありません。

「次のイベント、人がある程度ちゃんと来るだろうか?」
このあたりの予測もきちんとつけ、冷静な判断をしていきましょう。



②こういう人は参加すべきかどうかの再考を

女性の世界は情報(噂)の世界、と言われます。
これには良い意味も悪い意味も含んでるな、と体感しています。

見かけたことがあるのではないでしょうか、ツイッター上で「私、医療関係に勤めてるので…」という言葉。
実際私YAYAの周りでも医療関係仕事をしているオタク女性は多いです。

昨今の情勢で、多忙になっていた医療関係者の人もいましたし、逆に患者さんが減ってめちゃくちゃ暇と言っていた医療関係者もいました。

「なんだよ!?医療関係の仕事してるやつは同人イベント来るなって意味か!?差別か!?」
そうではありません。

医療関係の仕事が~というのはあくまでも一例です。

ここで問題としたいのは、

「イベント参加を告知して、周囲から反感を買われないかどうか」

この1点です。

上記した一例の結果から言うと、イベントに問題なく参加できる医療従事者と多忙になってしまった医療従事者の間で同人イベントに参加すべきかどうかで揉め事がおきてしまいました。

「イベントに参加できない側の人間の嫉妬じゃないか」と言ってしまえば簡単ですが、内容はそこまで単純でもありません。

そもそも今この状況で医療従事者がイベントに行くってどうなの?
高齢者の多い病棟で仕事をする人間が行くのはどうなの?
じゃあ介護施設で働く人は?幼稚園で働く人は?家や職場に高齢者がいる人は?
若いと無症状で他人に感染を広めるって言われてるのに行くの?
ワクチンを2度打ったら行っていいの?ワクチン打っても絶対罹らないわけじゃないよね?
そもそも通販でも売ったり買ったりできるのにこの世間の状況下で都心に行くの?

あー、めんどくさいですね。

そして、イベント参加する/しないに正解なんて、結局のところないんだと思っています。
イベント申し込みを全ての人がしなくなったら、関連会社だって倒産してしまうので…。

各自、自己判断、自分の責任で行くかどうかを決めるのが全てです。
(ただ「ノーマスク運動も自己判断で自己責任ですよね」と言われてしまうと困りますね。それはまた違う問題かもしれません。)

医療従事者の仲違い例のように「イベントに行くと言った場合、身近にそれをよく思わない人や悲しむ人が存在する」場合は、人間関係を良好に保つために参加を止めておくのもひとつの選択肢です。

中には「私は仕事がなくなって同人活動どころじゃないのに、友人のあいつは同人イベントで散財をしてきた、むかつく!」という場合だってあります。

イベントに行きたくても行かれない人が身近にいる場合は、わざわざ会場に出かけることを公言すべきではない、ということです。

「私は行かれないから代わりにこの本買ってきて!」いっそそう言える間柄ならば問題はないのかもしれませんね。

顔は笑顔でも心の中ではどう思ってるのかわからないのが女性の友人関係での難しいところです。

少しでも「私が行くって言ってしまったら、あの人は快く思わないだろうな」というひっかかりが残る場合は、参加すること/参加を公言することを今一度考え直してみてください。



③参加するメリットは少ないけど…こういう人は行ってみてもいいかも

「自分は人が多いジャンルで活動しているわけでもないし、新幹線使わないと会場まで行かれないし、参加はどう考えても止めとくか…」

この様な状況の人も少なからず存在すると思います。

ただし、こんな状況でも「あなたはイベント会場に行ってもいいんじゃない?」と私YAYAが個人的に感じる境遇の人もいます。

長年イベント会場きっかけで交流している、頻繁に連絡をとるわけではないけど大事な人がいる、そんな場合です。
流行ジャンルよりも、長く続くマイナージャンルでこのような交流はたまに見られます。

直接会いたい。
数時間だけでも時間を共有したい。
オンラインだけじゃなく対面で言葉を交わしておきたい…。

去年今年と、コロナ禍で大事に思っていた人と疎遠になってしまったという話、同人界隈だけでなくさまざまな場所でよく耳にします。

もちろんコロナに関しての考えの不一致でそうなる場合もあるでしょう。
それとは別に物理的に距離が離れることでだんだんと疎遠になってしまう、ということも人間なので多いに有り得ることだと思っています。

オンラインだけではどうしても埋められない部分は存在するのです。

このnoteは「副業として同人活動をしよう」が主旨となっています。
なので、この③に関してはやや主旨とずれてしまうのは承知の上です。
金銭的なメリットとも真逆の考えです。

ただ、大事な縁を繋げていくということは同人活動においても人生においても、未来への投資になり得ると考えています。

③に該当するな…という人、望まぬ感染で後悔だけはしないよう、対策だけは万全にして参加をしてみるのも良いですね。

また②にも該当するけど③も当てはまるわ~!困った!という人は、どちらがより大事な人間関係なのかを秤にかけるきっかけにもなります。

寂しいことですが、人間関係にも断捨離は必要らしいです。

この人と交遊関係を続けていても何も得るものがないな…という場合は、このコロナ禍をきっかけに再度考えてみるのも良いのではないでしょうか。


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いかがだったでしょうか。

自分は参加してみよう、自分はまだちょっと止めておくか…いろんな立場の人がいると思います。

以下は有料となってしまいますが、このイベント自粛の状況下での本の発行部数のことについてを記事にしていきます。

部数が全く読めない!コロナ前とは何が違うの?と悩んでる方は参考にしてみてください。


(以下有料)④気になる本の発行部数に関して


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