【二次創作】Twitterで切りたい相手がいる?交流に疲れた?ルールって何?【お悩み解決】

「あの人と相互になるべきじゃなかった…」
「反応しないと後でグチグチ言われる」
「公式への不満なんてつぶやいたら即刻周りから叩かれる!」

などなど、女性向け同人界隈の水面下ではよく言われる愚痴

表のタイムラインでは、誰もが優しい言葉を言い穏やかで和やかな雰囲気を装うものです。
これは「自分をよく見せる」ことの他にも、トラブルに巻き込まれないための処世術とも言えます。

けれども、昨今急増している同人愚痴垢(その名の通り同人での愚痴を言うためだけのアカウント)では、常に誰かの悪口や界隈での不満ごとが常に投下され続けており、心穏やかとは思えません。

今回は、このTwitter上での、

「もう切りたい相手がいるけど切ったら自分が悪く言われそう」
「壁打ちアカウントにすれば本当に平穏なの?寂しくないの?」
「これってTwitterの決まりには反してないけど女性向け同人界だとNGなんじゃない?」

白か黒か明確な答えのない問題に焦点をあてた記事を書いていきます。


①王道「ミュート」対応の光と影

リムやブロックをしてしまうと人間関係に波風が立ってしまうため、この「ミュート」機能を多用している人も多いはずです。

この方法は私YAYAも推奨いたします。
リムやブロックをし無駄に相手のマイナス感情を引き出しても良いことはなにひとつ無いからです。

けれどもミュートにしたまま長く相手を放置していると、相手も「もしかして私ミュートされてる?」と気がついてしまうもの。

「私ミュートされてるかも」
「◯◯さんに私悪いことしたかな?」
などと第三者に相談でもされれば、まるでこちらがいじめ加害者扱いをされかねません。

ミュートした相手は非公開リストにでも入れ、定期的にいいね等してメンテナンスすることをお勧めします。

メンテナンス方法の具体例ですが、イベント前あたりになると、みんなお互いの情報を見るためTwitterにいることも多くなると思います。
その時のついでにミュート相手も見る…そのくらいでいいと思います。

いいね/RTしてくれた相手を悪く思う同人女はいません。
通常はミュートにしていても、要所要所で「建前いいね」をしておけば何も言われることは無いはずです。
(これをしても何か言ってくる相手であれば、周囲も察してこちらに味方してくれるはずなので、そのあたりの保険にもなります。)

「なにそれ?めんどくさすぎる!」
という声が聞こえてきそうですが、共通の友人や同ジャンルで活動する間だけと思えば、そう難儀でもないもの。

人はいつかジャンルを変えます。

別ジャンルになった人のアカウントには反応が薄くなるのはとてもよくあることです。相手が遠くなるのを待ちましょう。
もしかしたら、あなた自身がジャンルを先に変えてしまい、現在のジャンルから旅立つかもしれないのです。

余談となりますが、過去にTwitter不具合で「非公開リストのリスト名が見えてしまう」という事故がありました。

今後またこのようなことが無いとも言いきれません。
リスト名を馬鹿正直に「ミュートしてる人たち」にすると炎上火種になりますので、あたりさわりのないカップリング名やジャンル名などにしておくのが無難です。


②壁打ちアカウントが流行っているけど…デメリットもあるの?

数年前あたりから、極度にフォロー数を少なくする通称「壁打ちアカウント」がある程度同人歴が長い人たちの間で流行っています。

フォロー数10人、だけどフォロワー数は1000人以上…このようなアカウント、あなたのジャンルの大手~中堅サークルでも多いのではないでしょうか?

ある程度文章/絵を描く実力があれば、フォロワーは自然についてきますし、交流をほぼする必要がなく集中して創作に打ち込めるので壁打ちアカウントはメリットも多いと感じています。

あえてこの壁打ちアカウントのデメリットを言うとすれば、
「同人に手慣れてる、お高くとまっていると思われてしまう」
「中堅~大手サークルだと思われるので界隈からの監視の目がどうしても付いてしまう」
このような点です。

同人活動初心者サークルにはみんなある程度優しいものですが、手慣れてるサークルにはシビアな目線を送ってきます。

本の不備があった際の対応、普段のつぶやき、例を挙げたら切りがありません。
また、パッと見「人気があるアカウント」にどうしても見えてしまうために女性世界での監視対象になっている事実もあります。


また逆に「フォローしてきたアカウント全てをフォロバ」している人もいますね。

フォロー数とフォロワー数がほぼ同数で、2000だの8000だの1万だのあるサークルです。

このようなアカウント運用方法は今でも少数ですが存在しますし、また男性向け作家のアカウントでは頻繁にあるように見受けられます。

「誰でもフォロバでいいのかよ」「相手を見ずにフォロバしてくるからなんだか悲しい」と否定的な意見も目にしますが、フォローをされないよりもフォローを返してもらえた方が好感度は確実に上がりますし、文章や絵を公開した際に拡散してもらえる可能性が高くなります。

そして、このフォロバ100%のなによりも良いところは「フォロー数がそもそも多いからタイムラインでの見逃しは当たり前だよね!」と言い訳が効くことです。

「あの人は私が悩みのつぶやきしたのに、何もリプをくれなかった…」という当たり屋のような繊細相互さんから、自動的に逃げることができるのです。

フォロー数が少数だった場合は「そのつぶやき見逃してたよ、あははは(本当は見えてたけど…)」このような言い逃れがキツくなる場合、まぁよくありますよね。
自分がフォローしてる数が膨大だと「あぁ、あの人はフォローしてる数多いから見逃しててもしょうがないよね」と周りも無言の納得をしてくれるのです。

ただし!
フォロバ100%アカウントの危険なところは、誰も彼もをフォロバするうちに、

「未成年がフォローしてきたけど気がつかずにフォロバして成人向告知をしてしまった!」→結果叩かれる
「界隈で悪評がある人までフォローしてしまった!」→結果叩かれる
(個人的にはこの事象はいじめの構図と同じで良い風潮とは思っていませんが…)

上記のような、自分自身がフォローした相手の情報を細かく追えないがゆえに、弊害が出てしまう場合もあります。

壁打ちアカウント、フォロバ100%アカウント、そして適度にフォローをして適度にフォロワーがいるアカウント…自分のアカウントをどのように成長させ、運用していくかは個人個人の選択です。

けれども、どの道にもメリット/デメリットが必ずあることを意識し、自分の性格に適したアカウント運用をしていくことが大事だと感じています。


③R18絵のTwitter投稿に関して

数年前までは、成人向の文章や絵をTwitterで直接出すことは多かったように感じます。
けれども、ここ数年は「R18部分はpixivで」「成人向シーンはポイピクで」など、ワンクッションをおくのが通例となってきました。

この通例を破った女性向けサークルは、ほぼ漏れなく叩かれ愚痴垢などに晒される事態になっています。

本来、Twitter利用規約では自分のアカウント設定の「センシティブな画像をツイートする/しない」「センシティブな画像を表示する/しない」を各自設定しておけば、性的な画像ツイートは認められているようです。

現に、オタクではない一般人の裏アカウントや、夜のお店の公式アカウント、また同人界隈でも男性向けアカウントなどでは、ワンクッション置くことなくセクシーな画像や動画が山のように日々ツイートされています。

「じゃあ、女性向け同人界隈だけが間違ってるのだから、堂々とエッチな創作絵を流してもいいってこと?」

と思われそうですが、それはまた違うな…と私YAYAは個人的に感じています。

一度作り上げられてしまったローカルルールは、そう簡単に撤廃などできないからです。

また、女性向け同人はどうしても二次創作の絵が9割以上です。他者が創造したキャラクターの二次エロ絵を堂々とツイートするのが間違ってる!と豪語する人たちの意見も、わからなくはありません。
(男性向け同人界隈やオタク関係ない一般アカウントでも二次創作でのエロ絵は流れてきますが…それは別件とさせてください。)

ただ、だからといって二次エロ絵をワンクッションなくタイムラインに流す人のことを糾弾すべき!とも思えないのです。

なぜならば、禁止となっているのはあくまでも女性向け同人の世界だけなのですから…。

ですので、R18絵のTwitter投稿に関しては以下2点を守ることを推奨いたします。

・自分が二次エロ絵をタイムラインに出す際、今2021年現在ではワンクッションを置くこと。

・ただし他人が二次エロ絵をタイムラインに公開したからと言って愚痴を言ったり叩いたりしないこと。

ローカルルールは時の流れとともに変化していきます。

数年前までは大丈夫だったことでも、今現在は白い目で見られてしまう行為もあります。
また逆に、今はダメでも今後OKになる行為だって出てくるはずです。

この国の法律よりも、女性向け同人の世界のルールは正直厳しいです。

それはどこに明記されているわけでもなく、日々変化をし、ジャンルによって細分化もされているからです。

あーもう!めんどくさい!なんだよそれ!
同人もう辞めてー!女の世界きもいー!

こういう気分になったこと、長く活動してる人ならば100回くらいすでに思ったことがあるのではないでしょうか。

わかる。わかります。
私YAYAもめんどくせぇな女性向け同人の世界!と200回くらい感じたことがあるからです。

けれども、それでもこの世界に居続けるのは、副業として美味しいという理由以外にも「萌えを発信/受信できる」「オタク生活をしていなかったら出会えなかった人との良縁ができる」利点の方が圧倒的に多いからです。

同人での人間関係に関しては、過去いくつか記事にしています。

【二次創作】クソリプ?毒マロ?焼きマロ?でも大丈夫!【お悩み解決】
【二次創作】同ジャンルでの人間関係がウザい!【お悩み解決】
【二次創作】炎上や学級会に巻き込まれたら【お悩み解決】

このあたりも参考にしてみてください。

同人界での頭を悩ませる問題は、今後もなにかしら出てくることだと思います。
もしかしたら、また新しいSNSが出てきて、それが主流になることだってあるかもしれません。

ルールの変化には柔軟に対応し、それでもしぶとく創作をし、心から楽しみながら、みんなで同人活動を謳歌していきましょう。

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