【二次創作】個人的に最近思ったこと2つ【2024年8月13日】



①芸能人の炎上からXの「同人女的」最適投稿を確認しよう


Fちゃんの様な暴言はもちろんNG!
しかしYさんの様な〇〇なポストもNG!
その内容を詳しく解説

昨今巷を騒がせた芸能人の暴言ポスト問題である。
そのニュースを私YAYAも目にしたのだが、珍しく丸2日程気分が非常に悪くなってしまった。

私YAYAは同人界隈の炎上等を見てもあまり体調変化は無いのだが、今回の炎上騒動には同人とは無関係の芸能人の炎上であるにも関わらず非常に心が痛んだのである。

自分自身の気持ちを噛み砕いて考えたところ「〇ねと言われた側の気持ち」「ものすごくたくさんの人達から一斉に叩かれる気持ち」に自己投影をしてしまったからだ。
ちなみに、私YAYAは炎上経験は一度も無い。けれども何故か今回の炎上には被弾してしまった。暑さで弱っていたからかもしれない。

そして、「ただ心を痛めた」だけで終わらせるのはもったいないと思い、内容を考察しnote記事に残しておこうと思った。

「今回の炎上から同人女は何を学ぶべきか」という点を考えたい。

そして、今回の騒動を同人界隈に置き換えて考えていこう。

まずは、Fちゃんのした暴言ポスト(引用RP)である。
これはもう世間でも言われている通り言語道断だ。故意に赤信号無視して人身事故を起こした様なものだと考えている。
言うまでもないが「こういう投稿は間違ってもしてはいけない」という感想しかない。

一方、Yさんのポストを考えてみようと思う。
世間では好感度が上がり、優しい人という印象になった。

だが私YAYAは「Yさんの様なポストは同人界隈では絶対に止めておけ」と思っている。
その絶対に止めた方が良い部分が2つあるので、それを順番に解説しようと思う。

止めた方が良いポスト①
クリーン過ぎるポストの連投

今回のニュースで私YAYAは初めてYさんのタイムラインを見に行った。そこには世間の皆を応援するポストや励ますポストに溢れていた。
普通に考えれば、優良タイムラインである。

だがしかし。
「同ジャンル」「同CP」で同じような人がいたら皆はどう思うだろうか。
「新刊なくても大丈夫!全員偉い!」の1回の投稿くらいなら問題ないだろう。しかし、頻繁にこの様な自ジャンルや自CPを励まし続けるポストをしていたとしたら。

同人活動歴が長い同人女なら「あ、これはまずい…」と直感で感じるのではないだろうか。
「いい子すぎるよね」と陰口を言われる状況が容易に想像ができるのだ。

誤解の無い様に再度記載をするが、Yさんは同人女ではない。
芸能人、テレビにも出ている有名人である。なのでクリーンな発言を連続ポストすることは悪い事ではなく良い事だ。なのでYさんはクリーンなポジティブポストを今後も続けるのが吉だし、続けて欲しいと個人的にも思う。

けれども「関わる世界が同人界隈となったら別ですよ」という話である。
世間の一般大衆が好感を持つポストと、同人女の大衆が好感を持つポストは違う。

今回の炎上ニュースで「私もYさんの様なポストをすれば皆から愛されるかも」と勘違いをしてしまう同人女初心者の人がもしいたら、それは絶対に違うから止めておけと言いたくてここに記載をしておく。

同人女の大衆が好感を持つポストは「これ萌えました」「推しの今回の〇〇最高です」公式や推しキャラ/CPへの愛である。
間違っても同ジャンル/同CP者を過度に応援するポストではないのだ。そこを勘違いしないように気を付けてほしい。

また、聖人ポジションなサークルになってしまうのも危険である。
過去の同人界隈の炎上を見続けてきた者からすると「聖人ポジションになると足元をすくわれ転落する」ことを数度見てきたからだ。

一番安全なのは「目立たず良い本を出し続けること」。過去の当note記事でも度々書いてきたことである。
同人女の世界、目立って良いことなんてひとつも無い。
目立つなら本の内容/クオリティだけで目立つのが賢明である。




止めた方が良いポスト②
「この人にこんなこと言われて傷ついてます」を意味するポスト

絶対に止めた方が良い部分2つ目である。
今回の炎上騒動は「Fちゃんの暴言をYさんが受けてしまった」というYさんにとっては一方的な「貰い事故」である。

非常に災難なことではあったが、その貰い事故をされた時のYさんの対応に問題があったと私YAYAは考える。

「Fちゃんの暴言を拡散し、その後悲しいとポストしたこと」だ。

このYさんの行動を見た時「これからやばいことになる」「なんで拡散とお気持ちポストなんてしちゃったんだ」と私YAYAは背筋が寒くなった。

「は?なんで?あんなこと言われたら悲しいに決まってるじゃん!悲しいくらい言っていいでしょ?」という意見は感情的にはとてもよく解る。
なぜなら私YAYAも〇ねという言葉に傷つき被弾した側であるからだ。

けれども、やはり何度考えてもこのYさんの初動は間違っている。
あの行動さえしていなければ、と強く思う。

投稿した「悲しい」という言葉が問題なのではない。
行動の本質が問題なのだ。

「自分に対しての悪口を皆に向けて拡散し、それに対してお気持ち表明してしまった」行動、これが問題である。

これをしてしまうと、第三者の目は悪口を言った側だけではなく言われて拡散をした側にも向いてくる。

被害者側も無傷では居られないのだ。

もちろん時には発信することも必要な場合がある。それは自分の社会的地位を回復させるための発信や、自分の仕事に影響が出ている場合の発信である。

1年位前だろうか、長年トレパクの汚名を着せられ続けたプロのイラストレーターがいた。その方が「私はトレパクをしていない」との内容のnote記事を出し発信をした。
あの発信はすべきだったと思うし、して良かったと思う。
なにせ自分自身の仕事に関わることな上に「マイナス状態だった自分の社会的評価をゼロに戻す」行為であったからだ。
悪口を言われたことを公表し大衆を自分の味方に付ける行動とは意味がぜんぜん違う。

「え?じゃあ何?暴言吐かれても黙って耐えろって言いたいの?」と言われてしまうかもしれない。

ただの悪口だけなら、正直それがベストである。
自分の身を護るために黙っておくのが良い。
もちろん経済的被害や物理的被害や脅迫、サークル活動への具体的な妨害があった場合はしかるべき場所にお金を積んで相談だ。

具体例を挙げるとすれば、副業で同人活動/仕事で商業をしているが悪評の流布により売上が半減した/仕事に影響が出た、個人情報を特定され拡散される、家族にまで炎上の火の手が及んでいる、等だ。
このレベルのことをされない限りは悪評相手にはスルーが一番良い。

「ネガティブ発信は可能な限りしない」これが炎上から身を護る鉄則。

毒マロを貰ってもいちいちタイムラインで報告せずに「何も無かったかのようにスルーしていつも通り」これが同人界隈でも最適解のはずである。(とくに毒マロ報告は自演じゃないか等という疑惑まで出る可能性が高いので止めた方が良い)

また、今Yさんがこの炎上にタイムラインで何度も触れてしまっている事も良くない。

過去記事「【二次創作】炎上から見えた女性向け同人界隈の新常識とメンタルの保ち方【考察】」の「⑤争い事は一瞬で終わらせるのが理想」で記載した事になるが、何かネガティブな報告をせざる得ない場合は1回で完結に終わらせるべきだ。

長引く戦争は善であったはずの者、被害者側にも批判が湧く。

炎上が広がってしまうと、多くの外野/第三者達の行動というは、事件当事者達にはもうどうすることもできない。

第三者たちがそれぞれ勝手に加害者側も被害者側も攻撃し始めるからだ。

「自分に対しての悪口を皆に向けて拡散し、それに対してお気持ち表明してしまった」行動をするのは一時的な快楽。

皆から同情がわっと集まるので、安心を得られる。
しかし長期的に見ればスルーを貫いた方が自分に被害が及ばずに済むのである。

「そんな上手に立ち回れる人間なんて居ないよ!絶対みんな傷つくしXでお気持ち表明くらいしちゃうでしょ」という意見には、是非参考にしてもらいたい有名人がいる。

タレントのK沼E美子さんである。

彼女も数年前に男性芸人からの暴言貰い事故を受け、炎上をした。これも大きなニュースになったはずだ。

その時の彼女の行動は「暴言を完全スルー」「謝罪もスルー」「炎上に触れない」であった。
その結果、彼女への批判は湧かずに男性芸人にのみ批判が集まった。そしてスルーした行動が世間で評価され株が上がったのだ。
さすが人生の先輩だ、と私YAYAは思う。

このK沼E美子さんの行動こそ「自分が損しない」行動だと考える。感情論抜きで、長期的に見て得しかないのだ。

これは、同人界隈でも応用ができることである。

毒マロや悪口でいちいち騒ぐサークルよりも、ネガティブなことは一斉ポストせずに萌えを日々呟きクオリティ高い本を出すサークルが評価をされて好かれていく。これは間違いない。

同人活動をしていて、毒マロが来た、悪口言われた、悲しいが正直めちゃくちゃよくあることだと思う。

そんな時に皆の同情を引く行動で一時の快楽に走り後々自分まで炎上するのではなく、何か良からぬことがあったとしても「K沼E美子さんを思い出せ」と私YAYAは自分自身にも強く言い聞かせることにしたので、それをこのnoteでも共有させてもらおうと思った。

結論、

Fちゃんの様な暴言は言語道断。
Yさんの様なポストの仕方もNG。
K沼E美子さんを思い出せ。

以上である。



②とらのあなのクレカ規制が始まってしまった


何を隠そう私YAYA自身がVISAカード持ちです
JCBを作ろうと思います

夏コミ直前の8月9日に、とらのあなから衝撃的な発表があった。

【お知らせ】当社通信販売におけるVisa・Mastercard利用停止について
https://news.toranoana.jp/notification/290574

クレジットカード規制である。
8月12日終日で利用不可、今日13日時点でもう規制となってしまったのだ。

数か月前だろうか、私YAYAは男性向け界隈の動向も観察しているのだが、そこでもクレカ規制は相当話題に上がっていた。

サイト側が隠語を作り規制を回避しようと試みていたが、それも失敗に終わってしまったことを記憶している。

「JCB作れば解決じゃん、買えないわけじゃないし」と安易に思ってしまうのは違うと私YAYAは考えている。

クレカは発行までに時間が少なくても数日はかかるはずだ。
その数日の間に買い手側の「欲しい熱」が冷めてしまう可能性がある。
それを懸念している。

また、人によってはすぐに新規クレカを作れない人も居るだろう。
転職したてであるとか、経済的な信用情報が今低い状態になっている場合である。

「あー使えるクレカ無いからこの本買うのちょっと今はできないなー(そして買わないまま時が過ぎる)」
「他にも買える方法はあるっぽい?でも調べるのめんどいから今日は買うの止めとこ(そして買わないまま時が過ぎる)」

こういう状態が怖い。
買い手側の熱があるうちに買ってもらう必要があるからである。

私YAYAは今回の夏コミには参加をしていない。
なので、今回新刊を出した場合に総部数にどのくらいの影響が出るのかは調べることができない。
どのくらいの影響が出たのか体感したサークルが居たならば、聞きたいくらいである。

女性向けはまだ安泰だと思われてきたクレカ規制であるが、いよいよ来てしまったか…と意気消沈している。

買いたい本がすぐ買えないということはもちろん、自分のとらのあなに委託している本の通販配布数がどう変化していくかが今後気になっている。

正直「クレカ規制で配布数減った」のか「今回の本はイマイチで売れなかった」のかの判断が個人ではとても難しいので、とらのあなが「クレカ規制後の全体売上数の変化」を発表してくれたらとても助かるのだが、そんな都合のいい(とらのあなにとっては都合の悪い)情報はなかなか出してはもらえないだろうなと思う。

このクレジットカード規制に関しては、今後また改めてnote記事にして発表するかもしれない。

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