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不登校を受け入れたら髪が薄くなりました

高2の娘は高校休学中。
高1から不登校の兆候はあったが、
何とか高2に進級できた。
だけど1学期の終わり頃から行けなくなった。

こんなことで負けてほしくない!
ここを切り抜けられたら強くなれる!
と思う一方で、
電車になんて飛び込まれたら困る。
死なれたら困る。
この2つの感情の葛藤が毎日入れ替わり、
いつのまにか私の髪の毛量を薄くした。。。

結局は不登校のまま、
休学という形になり、
学校は行けなかったのに、
バイトには行けている。
あんなに嫌だった電車に揺られ、
仕事をしているのだ。

昨日は公立の通信制、定時制高校も見学に行ってみた。
そこには全日制では見られない生徒たちがたくさんいた。
私服は自由、髪の毛も色とりどり。
個性豊かな子も多い。
外国人の子も多い。
個性のぶつかり合いも多そうだけど、
それ故に個性を認める事も多いのかなと思う。
同じことが出来ない人を白い目で見たり、
劣等感を持たなくてもいい、
そんな学校の印象だった。
単位制だからか、
廊下のホールにロッカーがあり、
何となくアメリカドラマの学校のよう。

科学室、実験室、柔道場、図書室等、設備も充実しており、食堂まである。メニューも充実していて日替わり定食なんてのもある。
保健室には数名のカウンセラーも在籍しており、相談室が3つもあり、税金もこういう所に使われているのならしょうがないなと少し嬉しくなる。

不登校の親になるとは思っていなかったし、
髪の毛量が薄くなるとも思っていなかったが、
ここに来て少し落ち着いた。

小さかった頃の娘と、大人になりかけてる娘の差にまだ慣れない事も多いけど、
こうやって私は年をとっていき、
生きている限りは、子供達に一喜一憂し
振り回されながら生きていくのだろう。


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