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ギックリ腰以降治り切らない臀部痛/40代男性

気になるところ

2週間前にギックリ腰してからに経過で、習慣の様に昔からなので今回も放置で落ち着いたとの事。

その後左臀部の深いところが痛み、息子さんに踵で踏んでもらい凌いでいたとの事、ちなみに腰部痛も左だった。


仮説と検証

1)事務仕事メインで車移動時に後部座席へ着座、長時間ちられた事が原因との話を聞いた。

2)1から考えると姿勢的に骨盤は後傾し仙腸関節は緩み、腰椎椎間も動揺しやすい緩みの姿勢、加えて前後の負荷は前縦靭帯と後縦靭帯がカバーリング、しかし横方向は筋組織しかサポートがない為過負荷する。

3)ギックリ腰と同側にある臀部痛、現状症状が続き今回の原因とも考える。

4)一応梨状筋症状群も疑い評価を行うも、これは(-)

5)横(健側)を敷いて横向きに寝た際、体側左臀部へ響き有り、尚更仙腸関節問題が濃厚になる。

6)仙骨底が患側左カウンターニューテーション(仙骨逆うなづき運動)、なので骨盤を前傾にしようとしても仙骨ニューテーション(仙骨うなづき運動)の動きが出ない、仙結節靭帯の緊張を緩め骨盤前傾時、仙骨うなづき運動を促通して見る。

コンディショニング

1)仙結節靭帯緊張ハンズオン(手技)し仙骨ニューテーション促通と左右仙骨底高さを揃えた


NRS8→1、時間経過とに於いてご自宅で経過観察が必要なのだがクライアント様ご希望により連絡待ちとする、7日後が経過観察に理想とお伝えしました。

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