ズバリ、「心」のための食材たち

明日には立冬を迎え、冬の気が立つわけですが、秋の土用は忘れられたくらい既に寒いです。2021年名古屋。

しかし冬季性うつについては書きましたし、どうしようかなと思い、そう言えば食材目線での基本的なところを書き忘れていることに気付きました。
どうしても、症状から原因を分析するところの面白さにばかり目がいってしまう悪い癖が出ました。
というわけで、今回は「心」に作用するという効能を持つ食材を紹介しようと思います。代表的な効能名としては、「養心安神」というチカラです。

養心安神の仕組み

 書き下し文にすると、「心を養い、神を安らかにする」。
 少し付け足すと、「心の臓を養い、精神を安定させる」となります。まさに、このマガジンを買ってくださっている方々の知りたかったところではないでしょうか。
 そう気づいたら、本当に今まですみませんでした……と思いました。いやでもしかし、この記事以外の理論や食材たちの方が、実は手軽だったり、人によってはピンポイントで成果を上げてくれたりすることもあります。また、養心安神の食材はある意味、対症療法的になってしまうのも事実。ですので、他の記事の内容もしっかり活用していただけると嬉しいです。(心の臓についてはこちら。)

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薬剤師で薬膳師であり、鬱で入院経験のあるやわるしす塾長が、経験を織り交ぜつつ、薬膳に限らずこころのケアをご紹介します。 一括料金です。月が…

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