マガジンのカバー画像

こころの薬膳入門書

22
薬剤師で薬膳師であり、鬱で入院経験のあるやわるしす塾長が、経験を織り交ぜつつ、薬膳に限らずこころのケアをご紹介します。 一括料金です。月が変わっても記事が追加されても、追加料金は…
不定期更新ですが一括料金です。月が変わっても記事が追加されても、追加料金はかかりません。
¥1,000
運営しているクリエイター

#メンタルマネジメント

マガジン「こころの薬膳入門書」目次

まえがき あとがき① 薬膳方面の記事イライラさんの薬膳 そわそわさんの薬膳 うつうつさんの…

こころの薬膳 まえがき

 開いていただきありがとうございます。このマガジンを見てみようと思ってくださったのは、何…

イライラさんの薬膳

 なんでもないことのはずなのに、何故か腹が立つ、イライラする、という事はありませんか? …

双極性障害と薬膳。私の場合

 最初の入院が終わり、しばらくの休職ののち、リハビリ勤務を経て事務所勤務に異動になりまし…

そわそわさんの薬膳

 何も緊張することないのに、そわそわと気持ちが落ち着かない時。人はこういう時も、落ち着か…

双極性障害と薬膳②私の場合

 初めてうつ対策に薬膳を使おうと思ったときは、実は「そわそわタイプ」の対策でした。入院中…

うつうつさんの薬膳

 うつうつさんは別名「ため息タイプ」です。  中医学の考えでは、我々生き物の体内では「気・血・津液」の3つの物体が、ほどよい量あって適度なスピードで動いているのがいいとされています。このうち、ため息に一番関係するのは「気」です。ため息が出るときは、この気の巡りがうまくいっていないと考えます。気がうまく巡かず詰まっていて、それをどうにか動かしたくて、ため息という力技を使うイメージです。  ため息をつくと幸せが逃げるなんて日本人は言います。でも中医学の理論からすると 「ため息は、