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今テレビから距離を置くべき理由 (ポジティブな「選択」でセルフコントロール)

国内における新型コロナウイルス感染者は6,700人を超え、死者は100人規模に増加。非常事態宣言後、不要不急の外出は控えなければならないこの時期。「次は自分かも?」という不安が常にあり、町全体を覆う暗いムードが重くのしかかっている。

そんな時こそ、外の空気を吸って、深呼吸。太陽の光を浴びて、軽い運動でほどほどに汗を流し、しっかりごはんを食べて、風呂に入って、寝る。
こういう絵に描いたような健康的な生活を、ある種意図的に意識して行わないと本当に健康を害してしまいそう・・・。

でも、天気が良い日はいいけど、雨の日は太陽も浴びれないし、ランニングするわけにもいかない。

外出ができない環境で何をする?

「とりあえずテレビ・ネットニュース見てぼーっとしようか・・」

そう考える人も多いのでは?

その「とりあえずテレビ・ネットニュース」、今すぐやめましょう!というのが今日のお話。

実はこの無意識でやっている行動が、みなさんの健康を蝕んでいるかも?


1.無意識のネガティブ情報があなたを負に導く

誰しも今の状況は「情報」には敏感。

常に最新の情報をキャッチアップしたいという気持ちがある。これはいたって正常な感覚。なぜなら、その情報次第で自分の仕事や生活が大きく変わるから。それは仕方がない。

しかし、こんな時ありませんか?
ワイドショーや夜のニュースを見ていると、「ずっと同じこと言ってるな」と。チャンネルを変えても、テレビからスマホに目を移しても、同じ情報ばかり。もう既に知っているネガティブ情報を何度も目にしている。

問題は、同じ内容のネガティブ情報を「浴び続ける」ことのリスク。

一般的にテレビやネットで目に触れる情報の8割がネガティブな情報と言われている。
人の不幸は飯のタネになるのか、大衆が他人の不幸が好物なのか、世の中、負の情報であふれている。
これは「通常時」の話なので、このコロナウイルス危機直撃の今、この比率はさらに高まる。

つまり、今、メディアのほとんどの情報がネガティブな「負の情報」ということ。

そして、人間は目や耳から入る情報にいとも簡単に影響される。


この写真を見てください。

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みなさんの口には唾液が分泌されているのでは?
そう、「梅干し」や「唾液」という言葉を使わずとも、無意識下でカラダは反応する。

ネガティブな情報に触れた瞬間に、「不安」、「恐怖」、「怒り」、様々な負の感情が心に浮かぶ。

朝には空っぽだったグラスに、負の真っ黒の水が少しずつ、着実に溜まっていく感覚。一日の終わりには、真っ黒な水がグラス一杯にあふれている。
それが毎日続いていくとしたら?
これではどれだけ健康自慢の人でも、いずれメンタルがおかしくなるのは目に見えている。

東日本大震災を今一度思い出しましょう。
当時、地震直後、テレビに流れたのは震災の悲惨な映像の数々。
毎日毎日、何度も何度も、信じられない悲惨な状況をメディアは流した。
それにより、急増したのはうつ病患者だった。。

今回のコロナウイルスも、まさにそのようなことが日本だけでなく世界中で起こっている。

だからこそ、今すぐ、テレビやネットなどのネガティブ情報から距離を置くべき。
自分のココロを正常に、平常に保つためにも、無意識に入って来る負の情報を遮断しましょう。最低限必要な情報だけ得て、そこから先は、意図的に「見ない」という選択をすべきです。

とはいえ、情報は遮断したとして、ネガティブな気持ちや思考そのものはそう簡単に消え去らない。

そもそもネガティブな思考はどこからやってくるのか?


2.ネガティブ思考はどこからくる?

なぜ人はネガティブなことを考えてしまうのか?
大きな理由の一つが「防衛本能」。
最悪の事態を考えて、それに備えようとする、心の動きのこと。

でも世の中見回して、こう思いません?
「ネガティブな人も多い一方で、中にはポジティブな人もいる」と。
「自分もできればポジティブな人間になりたい」と。
このネガティブな人とポジティブな人で一体なにが違うのか?

それはひとえに「劣等感」が影響していると考える。
「このままじゃダメだ」「あの人よりひどい環境にいる」こうした気持ちが強いほど、防衛本能も強くなり、備えようと情報を探してしまう。
結果、ネガティブ情報にたくさん触れてしまい、さらに思考がネガティブに・・・。

逆に言えば、自分の中にある「劣等感」を弱めれば、ネガティブ思考は減らせるということ。

劣等感を弱める3つのこと
①みんな同じ環境であると認識する(自分だけが悪い環境なのではない)
②ネガティブな情報から距離を置く(ココロの汚染回避)
③ポジティブ行動を意識的にとる(セルフコントロール)

特に③は冒頭に書いた、「絵に描いたような健康的な生活」がキーとなる。
・朝早く起き
・太陽を浴び、深呼吸
・決まった時間から仕事をし
・バランスを考えて食事をし
・適度に運動をし
・お風呂に入ってリラックスし
・夜は部屋を暗くし
・早めに布団に入る

こうした当たり前の、でも徹底できていないポジティブ行動の大切さを理解し、「当たり前のことを当たり前にする」ことが大事。
そうすることで、「自分はちゃんと手を打っている」「自分は大丈夫」と自分を信じれる。

また、ポジティブ行動は使う「言葉」で大きく変わる。

「今日は疲れたなぁ」 ⇒ 「今日色んな経験できた!」

「めんどくさいなぁ」 ⇒ 「よし、やったるか!」

「どうしよーもない」 ⇒ 「まあいっか、次がんばろ!」

「あぁしんどいなぁ」 ⇒ 「今だけがんばろう!」

「あぁミスったなぁ」 ⇒ 「いい経験できた!次に生かそう」

同じことを見ても、感じ方一つで、ネガをポジに変えれる。
それは自分の「選択」次第!

ネガティブとポジティブの道があれば、ポジティブの道を選ぶ!

そうすることで、ネガティブ思考を減らしていきましょう。


3.まとめ

コロナ危機で大変な今、メディアにはネガティブな情報があふれている

そんな負の情報を何となく眺めているだけで、実はココロは負の状態に汚染され、最悪うつ病などを発症するリスクもある。

そうならないためにネガティブ情報から意図的に距離を置き、積極的にポジティブ情報を「選択」することで、自分の健康をセルフマネジメントしましょう。

そのキーとなるのは、早寝早起き、3食食べる、運動するなどの「当たり前の健康行動」と「ポジティブワード」

コロナに負けないように、自分を、大切な人を、守っていきましょう!


みなさんはどんな風に心身の健康を維持していますか?

最後まで読んでくださってありがとうございました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!ヒントにしていただければと思います。スキ、フォローもとても励みになります。 サークルをオープンしましたのでお気軽にご参加ください😌https://note.com/yawarakamegane/n/n3f4c11beb4c0