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カフェ・レストランのSDGSにつながる取組(環境編 ステップ1)

多くの皆さんが利用するカフェ・レストランやショップでの取組
が、みんなを幸せにし、自然環境を保全するSDGSの実現に繋がります。
ここでは、カフェ・レストランや食品などを販売するショップで取り組むことのできるSDGSのアイデアを紹介します。
 気軽に取り組め、お店の魅力アップにつながる取組を中心に紹介しています。

①地域の新鮮な旬の野菜やお米などを使ったメニュー

 その地域でとれる新鮮や野菜などを使うことで新鮮でおいしい食事をつくりながら、野菜づくりをしている地域の農家を応援することができます。
 旬の野菜、例えば夏にとれる野菜は体を冷やす”陰性”のもの、冬にとれる根菜類などの野菜は体を温める”陽性”の野菜が多く、旬の野菜の利用は、ヘルシーメニューに繋がります!
 例えば野菜の作り手も紹介することで、農家さんの野菜作りの想いを消費者にお伝えするのもいいですね。
 農業をする中では、市場に出荷できない形の小さなものや曲がったものなどの規格外の野菜もたくさんできます。これらの野菜は味は変わらないにもかかわらず廃棄されるものも多くあります。このような規格外の野菜を使うことも食品ロス削減につながりますね。
 また地域の旬の野菜を使うことは、ハウスに頼らない地場運搬によって生じる二酸化炭素(CO2)も削減できます!


②オーガニック(有機栽培・自然栽培)の材料の利用


生命力豊かなオーガニックの野菜

有機農業、無肥料・不耕起で栽培される自然栽培は、農薬や化学肥料に頼らない、太陽、水、土壌、そこにすむ生物などの自然の恵みを生かした農法。    有機栽培・自然栽培の畑は、水、土壌、大気汚染を防ぎ、様々な生物が命を育むことができる環境にやさしい豊かな畑です。このような畑で育まれた生命力にあふれるおいしい農産物を使ってみませんか?


③少量メニュー・ハーフサイズのメニュー・お持ち帰りOK


 

 日本で食べられるのに廃棄されている食品はなんと、年間約600万トン、これは世界全体の食糧援助量の1.5倍になる量なんです。 子どもや小食の女性など、通常のメニューの場合、量が多くて残さざる得ない場合も。少量メニュー、ハーフサイズ、ごはん小サイズなど、お客さんがサイズを選ぶことができれば、食べ残しによる食品ロスを減らすことができますね。 また、食べ残してしまったものは、お客さんの自己責任でお持ち帰りしてもらってはどうでしょう?飲食店側からは食中毒のリスクが気になるところ。  

環境省では、飲食店からお客様に持ち帰りの時に渡す「安全においしくいただくためのお約束」のチラシを作成しているので、こちらの活用も可能です。

 また、宴会では、歓談がメインになり、料理が大量に残ってしまうということもよくあります。松本市から全国に広がった「残さず食べよう!30・10(さんまる・いちまる)の取組、すなわち、宴会が始まった最初の30分と最後の10分間は自分の席について料理を楽しみ、食べ残しを減らす取組を実践しませんか?
長野県では、食べ残しを減らそう県民運動-e-プロジェクト協力店を募集しています!


④ワンウェイ・プラスティックの利用を減らす

紙製ストロー

使い捨てのプラスチックのストローなどが道端などに捨てられると、雨・風にあたりながら、川から海へとたどり着いて、マイクロプラスティックとなり海の生物に大きな影響を与えてしまいます。またプラスチックの材料である化石燃料も有限な貴重な資源です。
 使い捨てのプラスティックストローの代わりに
・「紙ストロー」「竹ストロー」
・生分解性の「バイオマスストロー」
何度も使える
・アルミ製、ステンレス製ストロー
・ガラス製、シリコン製ストロー
などの代替品が販売されています。

以下のURLでは様々なエコなストローが紹介されています。

 また、テイクアウトの容器を紙製にする、生分解性の容器、何度も使えるリターナブル容器にすることもプラスチックスマートな取り組みですね!
以下、エコな容器を販売されているサイトもご参考までに紹介します。


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