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「田舎でのんびり起業」で大事なのはTo Beを描くこと

僕は今八ヶ岳南麓(山梨県北杜市)で暮らしています。「新しい働き方。暮らし方」でハッピーになろう!という企業パーパスのひとり法人を立ち上げてコンサルティングや地方関係人口創出に関することが仕事です。

今回は「田舎でのんびり起業で大事なのはTo Beを描くこと」というタイトルで田舎でのんびり起業で一番大切なTo Be(ありたい姿)の話をします。


田舎でのんびり起業とは?

僕がおすすめしている「田舎でのんびり起業」はお金よりも人生を大切にするライフスタイルです。もちろん生きていくにはお金は大事。だけどお金だけを目的にしたギラギラ起業とはちょっと違う。人生を楽しむための起業です。詳しくはこちらの記事も参照ください。

田舎でのんびり起業で一番大切なのはありたい姿

田舎でのんびり起業を目指すならまずは「ありたい姿」を定めましょう。これがブレるとなんのための田舎暮らしなのか、なんのための起業なのかわからなくなってしまいます。

いきなりTo Doを考えるひとが多いけれど

多くのひとは起業しようという時、いきなり具体的な仕事内容から決めようとしてしまいます。たとえばライターで起業しよう、とかアフィリエイトで稼ごう、といった仕事内容です。

起業をしたい。アフィリエイトで月100万円稼ぎたい。コンサルタントをはじめたい。それ全部To Doです。

To Be(ありたい姿)を言語化できているか?

僕はコーチングや起業コンサルティングをしています。そこでTo Beを考える前にTo Doを定めようとしているひとが多いな、と感じています。

To Doを決める前にTo Beを考えてみましょう。どんな暮らしをしたいのか?どんな気持ちで過ごしていたいのか?それはあなたのどんな特性を活かしているんだろう?それはなぜそう思うんだろう?

つまりTo Beを考えるためには、あなた自身の本質を掘り下げる必要があるんです。

To Beを描くことはあなた自身を掘り下げること

To Be(ありたい姿)を描くためにはあなたの本質(アイデンティティ)を掘り下げる必要があります。なぜならあなたが本質のままでいられる状態が、あなたのTo Be(ありたい姿)だからです。

でもいきなり「あなたの本質はどんなひとなの?」と問われても答えられませんよね。

そこで僕は自分を取り巻く環境や行動、能力などから考えていくことをおすすめしています。どんな環境にいるとき自分らしいと感じるでしょうか?どんな行動をしているとき自分らしいと感じるでしょうか?

このように身近でわかりやすいところから考え始めて、段階的に価値観やあなたの本質(アイデンティティ)など抽象的なところを考えるほうが自分について考えやすいと思います。

あと、コーチなどの第三者を活用すると自分の固定観念(バイアス)を外して掘り下げられるのでおすすめですよ(きちんと教育を受けたコーチとかを選んでくださいね。いきなり友達とかとやるのは難しいと思います)。

To BeがしっかりしていればTo Doは変わってもいい

To Be(ありたい姿)がしっかりしていればTo Doは変わっていってもいいんです。というか起業初期は仕事内容はどんどんピボットしていくと思います。

「田舎でのんびり起業」は実は僕のTo Beだった

実はこの「田舎でのんびり起業」というのも僕のTo Beを掘り下げて生み出した言葉なんです。僕が起業を考えはじめたきっかけは八ヶ岳南麓へフルリモート移住をしたこと。いろいろ考え、掘り下げて、その環境、その暮らしを大切にする、というところに辿りつきました。

生きていくためにはお金は必要。だけどお金のためだけにガツガツせずにこの八ヶ岳でののんびりした暮らしを最優先していく。それが僕のTo Beでした(僕が田舎でのんびり起業を選んだ経緯はこちらの記事も参照してください)。

八ヶ岳(田舎)という環境で暮らしたい。ガツガツ時間に追われたり、やりたくないことを上から押し付けられて働くのではなくのんびりと働いていきたい。自分(や大切なひと)を大切に暮らしたい。そこに行きつきました。

だから「田舎でのんびり起業」で暮らしていくことが大事であって、To Doはコンサルティングでもコーチングでもライターでも講師でも自分にできることならば、なんでもいいんです。

特に起業初期は仕事内容は変わっていくものだから

もうひとつTo Doより先にTo Beを意識しよう、という理由があります。それは特に起業初期では仕事内容のピボットが起きるからです。

もちろんそれなりにペルソナ設定や顧客ペインなどを想定してビジネスをはじめることでしょう。でも実際にビジネスをはじめてみると思っていたのと違うペインに気づいたり、集客に苦しんでいるうちに別のやり方の芽が生まれたりピボットを重ねていくものです。

僕自身、最初は個人向けのコーチングを事業の柱とするつもりでした(実はもっと前の迷走期にはキャンプ道具のレンタル屋とかも考えていたのですがそれは内緒です)。でも個人向け事業は安定した集客が難しく軌道修正をしました。

その後ワーケーションや移住を支援するコンシェルジュ的な活動をはじめたもののマネタイズに苦戦。コーチング能力と外資IT業界時代の経験を活かしてビジネス戦略コンサルティングへ転向。そしたら段々地域関係人口創出でのコンサルティングや起業支援の講演依頼もやってきて、一周回って起業希望者向けコーチングも事業化できて…とまさにケセラセラな感じで今の仕事に至っています。

でもTo BE(ありたい姿)はしっかり定めたほうがいい

To Doは状況によって変わっても構わないのです。というかどんどん状況によって変わっていくものです。僕のようにピボットし続けるうちにいくつかの事業がつながっていくこともあるでしょうし。

でもTo Be(ありたい姿)はしっかり定めておいたほうがいいです。To Beとはあなたが本質のままで過ごせる状態。これとかけ離れたTo Doを続けてもいずれ苦しくなってしまいます。

田舎でのんびり起業を目指しているひとならば、組織で働く矛盾や自分らしくない働き方から卒業したくて起業を考えているひとも多いことでしょう。そのときに自分の本質と異なるTo Doを続けていくのは辛いことだと思います。

だからまずあなたのTo Beをしっかり定めてほしいと考えています

参考情報:田舎でのんびり起業を考えているなら

田舎でのんびり起業、いかがですか?田舎暮らしに十分な収入を得つつ、人生を大切にする起業です。田舎でのんびり起業を目指す人を応援する起業コミュニティ・プログラムの「ヤツビジ」を運営しています。無料メルマガを運営しているので興味がある人はこちらも登録してみてください。

田舎、といってもあなたが気に入ったところが一番なので八ヶ岳にこだわる必要はありません。でももし八ヶ岳南麓に興味があるなら八ヶ岳で移住・起業を考えている人向けの交流・体験プログラム「ヤツクル」を運営しています。よかったらこちらのメルマガにも登録してみてください

あと、こちらは僕の会社(ひとり法人ですけど)のホームページです。よかったらこちらも見てみてください。

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