店長あるあるなあなあ日記〜準備に勝る武器はない〜
「ぶっつけ本番」
「ガチンコ勝負」
なんの準備もしないままに、できないままに?
お客様への対応、打合せ
社内ミーティング、プレゼンなどに
臨むことはないだろうか。
「これまでの経験値でなんとかする」
なんとなくかっこよく感じるかもしれないが
それでいいものは生み出せるだろうか?
「準備する時間がないから」
その言い訳によって生まれた準備不足という悪魔が
どれだけの人の時間を奪っているか…
と言ったら考えすぎなのかもしれないが
聞いている側からすると
「あっ、これは準備してないな」
というのは一発でわかる。
逆に少しでも準備していれば、
それもすぐに察知できる。
では準備不足の何がよくないのか?
①時間が長くなりがち
自分の準備不足によって
お客様やチームに余分な待ち時間を
とらせてしまった経験が、ぼくにはある。
これはシンプルなマイナスだ。
自分の30分の準備をしなかったために
5人の15分=合計75分を奪っている。
お客様からは「信頼」という
時間には換算できない価値を損なう。
取り返すのは無理ではないが、難しいし
どれほどの時間がかかるかは
想像してみてほしい。
発端は自分の30分のサボタージュなのだ。
②トラブルに対応できる可能性が高い
仕事をしていると急なトラブルが
起きることがままある。
準備をしているとトラブルが起きても
比較的冷静に対応できる。
トラブルでミーティング時間が短くなったら
「この部分を短縮するか」という判断ができるし
逆に時間が余りそうな場合には
「ここでブレストの時間をとるか」
と調整できたりする。
準備不足の場合は、どう組み立てるかを
考えながらすすめているため
急なトラブルがやってきたら
あたふたしたり、時間オーバーしたりと
なんとも言えない空気が流れる。
「対応力=準備力」と言ってもいいかもしれない。
③土台があるから城が築ける
準備は土台のようなものだ。
新しいと言われるアイデアも
なにもないところから生まれるのではなく
知識や情報という土台があるところに
築き上げていくものだと考えている。
土台がない状態のアイデアは
ひどくもろいものであることが多い。
歳を重ねるほどに
準備をする人と準備をしない人
その差が現れるように感じる。
「百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」
という言葉が「孫子」にある。
最善の策とは、戦わないで敵を屈服させること。
無駄な戦いをはぶくために
準備をしっかりすることが大切だ。
そのほうが長続きするように思う。
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