体にいいものだけを食べることが、体にいいというわけではない
最近のごはんルーティン
【朝ごはん】
ミネラルウォーター
バナナ
ヨーグルト
【夜ごはん】
ミネラルウォーター
玄米
納豆
サバの煮付(サバ缶のときもある)
ひじき煮
長期出張期間中の約2ヶ月ではあるが
こんなごはん生活を送ってみた。
昼ごはんに関してはばらつきがあるので
ここには記載していないが
たいてい「塩パンとコーヒー」だ。
塩パンという名前から
ぼそぼそして味気のない
口の中の水分すべて持っていくような
悪魔のようなパンかと思いきや…
(ぼくも食べる前はバカにしていた)
サクッ、じゅわっ、もちっ、うまぁ〜
効果音だけで表現するとこうなる。
一度食べてみるといい、塩パン。
とまぁ、昼ごはんはおいておいて、
朝と夜のごはんルーティンを見てほしい。
まず「ミネラルウォーター」
数ヶ月前は「水道水でいいやん」と思っていた。
調べると、ミネラルウォーターと名乗っていいお水には
何やら決まりがあるらしく
市販で売っているペットボトルに入った水たちは
全てミネラルウォーターというわけではない。
詳しくはこちらを。
本当はアルカリイオン水がいいらしいのだが
500mlのやつが意外とない。
だからミネラルウォーターにしてみた。
飲み続けると、なんかおいしく感じる。
もともとあまりジュースは飲まないが
あんなに飲んでいたコーヒーも
ミネラルウォーターを飲み始めてから
飲む量が減った。
お水効果なのかはわかないが
コーヒーを2杯以上飲むと夜に眠れなくなるという
子どものような身体になってしまい
工藤新一の気持ちが少しばかりわかった。
そして「バナナ」と「ヨーグルト」
バナナについてはスウィートスポットなる
黒い点が出現する前に食べてしまう派。
柔らかすぎて、甘すぎるやつは無理だ。
しかし、ヨーグルトに関しては少し甘いほうがいい。
ここはストイックに武藤、いや、無糖にはせず
長く続けられる甘さを選択した。
もともと朝はそんなに食べる方ではないので
これで充分動き始めることが可能だ。
そして、夜ごはん。
人生で初めて食べた「玄米」
白ごはんになる前のまだ粗削りなやつ、
そんな認識であった玄米は
ぼくにとってはおいしく感じられた。
白米のような甘みはないけれども
なんというのか、コク?のようなものがあり
しぶとく口の中に居座る。
よく噛まないといけない感じがする。
だから必然的にゆっくり噛んで食べることになり
少量でもお腹が満たされることに気づく。
白米はスッとのどをとおるから
食べすぎてしまうことが多いけど
玄米はおそらくセーブできる。
ただ、玄米生活を1ヶ月したあとの
炊きたての白米…しかもおむすび。
人間の技術を恨むことになるとは。
白米うますぎる!と叫んだ。
さらに「納豆」「サバ」「ひじき」
なんだか健康そうだ。
そしてどれも飽きのこない味。
納豆に関しては高校生の時に
先輩のNさんが毎日おいしそうに
食べているのを見ながら
「相変わらず朝からくさいな」
と心のなかで毒を吐いていたのを思い出す。
そう、ぼくは食わず嫌いだった。
なぜならくさいから。それだけ。
なにがきっかけか忘れたが
気づいたら納豆を食べられるようになり
好きになっていた。くさいけど。
こんなネバネバなやつと
海の生き物を食べていれば
なんか元気になりそうな気がする。
そう考えていたら…
You Tube大学で中田あっちゃんが
オススメしていたごはんにぴったりフィット。
これは継続してみようと思い、約2ヶ月。
結論。
体にいいものだけを食べることが、体にいいというわけではない
たしかに、健康になり肌ツヤがよくなった
気がする。
しかし、ごはんを食べることに対しての
興味関心が著しく低下することも確かだ。
食べることに楽しみを求める
それ自体が贅沢すぎるかもしれないが
やっぱり楽しみたい。
たとえ体が壊れても、とまではいかないが
体を壊さない程度にいろんなものを食べて
新しい発見をしたり、感動したり、
ときには失敗したりして
食べることにも変化がほしい、そう思う。
体にいいものだけを食べて長生きするのも
もちろん素敵なことだけど
たまに変なものを食べて
楽しんだ結果5年くらい早く死ぬ、くらいなら
後者を選ぼうかな、今はそう思う。
最近はまっているのは仕事帰りの
竹下製菓「ブラックモンブラン」
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