店長あるあるなあなあ日記〜しなればならないことは、ない〜
「あぁ、〇〇をやらないといけない」
「〇〇しなければならないから」
「これやってから、あれやって…あぁ無理」
店長になるとお客様対応だけでなく
部下の指導、フィードバックであったり
会社、上司への報告業務など
プレイヤーのときよりも業務量が増えて
範囲も広がることが多いだろう。
最初の3ヶ月〜半年くらいは
「〇〇しなければならない」という呪縛によって
目が回る思いでバタバタ過ごし
自分の仕事のできなさ、不甲斐なさに
自信を失いそうになる人もいる。
ぼくは、このような状態を
「しなければならない=mustの状態」
と呼んでいる(勝手に)
基本的にはこの状態は前に進む力、
つまり推進力は高いとは言えない。
適度な緊張、プレッシャーについては
良いパフォーマンスを生み出すが
mustに囲まれた状態は手足に重りをつけて
プレーしているようなものだ。
きっちりやっているように見えて、
ただこなしているだけ。時間もかかる。
だからまずはmustの意識ではなく
「〇〇しよう=tryの状態」
に持っていくことを大切にしている。
そのために必要な考え方が
「目的意識」だ。
そもそも人間に「〇〇しなければならない」
なんてことはほとんどない、
とぼくは考えている。
会社に9時に出勤しなければならない
月末までに報告書を提出しなければならない
本当に?なんで?
ルールだから。
そう言われればそのとおりなんだけれど
そのルールの先にある「なんで?」について
考えてみてはどうか?と思う。
しなければならないと思っていることの
目的はなんなんだろうか。
しなければならないことにがんじがらめに
されている人の多くが
実は思考停止状態で、スケジュールを埋めていくように感じる。
でも目的をしっかりと理解していると
「〇〇のためにこれをしよう」
と外的な圧力ではなく、自分で進もうとする力が
どことなく生まれてくる気がする。
少なくともぼくはこの転換、
「must→tryへの転換」をしてから
行動するようにしていることが多いと思う。
やらされているよりも自分が夢中になっているほうが
何倍も力を発揮できると思うのだ。
そうしたらだんだん口癖のように
「よし、〇〇しよう」が多くなっていく。
自分が部下だったら上司が
「しなければならない」を口癖にしているのは
なんか嫌だなとも思う。
目的意識をもって、〇〇しよう
なんだかとてつもなく当たり前に聞こえるが
これがなかなかできない。
これができたらかなり自由になれるはず。
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