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【アート】名画は静かに我々に語りかけるーそれを汚す許されない行為

アート好きにはショッキングがニュースが立て続けに報道されました。
パリのルーブル美術館の《モナ・リザ》にケーキが投げつけられ、
ロンドン・ナショナルギャラリーでゴッホの《ひまわり》が投げつけられ、
そして、ポツダムにあるバルベリーニ美術館でモネのに液体がかけられる、、、
まるで連続テロのような事件がヨーロッパで次から次へと起こっています。

ゴッホ ひまわり

彼らの主張は何であれ、他者を傷つけたり、
ましてや芸術作品を汚す行為は、許されない行為。
芸術作品に手をかけるなんて、
アートを愛する人間としては、自分の身体が傷つけられるくらい、
痛い、悲しさで一杯になります。

名画は我々に、
歴史、人間のチカラ、自然のチカラを伝えてくれます。
時にはものごとの見方を教えてくれるものでもあり
そして表現者(芸術家)の目を通したものごとの側面を
学ぶものでもあります。
名画は私たちに、自然について、人生について、愛について。。。。
語り掛けてくれます。
その哲学的な芸術作品を
自らの主張の為に汚す、破壊しようとする。
そのようなエゴが許されていいのでしょうか?

美術館は私にとって、教会ともとらえられるほど、神聖で安らぐ場所。
そんな場所が、偏った主張者によって汚されている。
今後美術館に入るのに、セキュリティは今まで以上に厳しくなるでしょうし
名画も隠されてしまうことも考えられます。
深い悲しみを感じずにはいられません。
この様な事件が続かないことを、心より願うばかりです。

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