【2024年に参拝すべき神社~出雲編~】ご利益をいただく参拝作法を神社ナビゲーターが伝授
【2024年に参拝すべき神社~出雲編~】ご利益をいただく参拝作法を神社ナビゲーターが伝授
神社ナビゲーターの市口哲也です。
2024年に参拝すべきオススメの神社~出雲編~と、
神様からご利益をいただくための参拝作法、
出雲の神々の真実をお伝えします。
▽関西編はコチラ▽
2024年(令和6年)は、どのような年か?
2024年(令和6年)の干支は『辰(たつ)』です。
数秘術では、2024年は『8』の年です(2+0+2+4=8)。
『8』の年は、エネルギーが高く、活発な年になります。
数字の『8』は横にすると『∞(無限大)』となり、
その形や意味から『龍神』を表すといわれます。
2024年に参拝すべき神社とは?
『辰年』と、数秘術の『8』から導き出される神社は、
やはり『龍神』さまを祀る神社といえます。
また、高波動の神社もオススメです。
それでは、神社ナビゲーターの市口哲也が厳選した、
2024年に参拝すべき神社~出雲編~をご紹介しましょう!
1.出雲大社【天神社 亀の尾の瀧】
鎮座地 島根県出雲市大社町 北島國造館
出雲大社の東、北島國造館の心字池に浮かぶ島に天神社があります。こちらに祀られているのは、国作りで大己貴神(おおなむちのかみ/大国主大神)を助けた少名毘古那神(すくなひこなのかみ)です。
この天神社の背後に「亀の尾の瀧」があり、龍神さまがおられます。北島國造館の守り神であり、少名毘古那神の神使ともいえます。
医薬や農業、酒造りなど、さまざまな分野で国作りのブレーンとして活躍された少名毘古那神のご利益がいただけます。
2.出雲大社【命主社(いのちぬしのやしろ)磐座】
鎮座地 島根県出雲市大社町
正式には「神魂伊能知奴志神社(かみむすびいのちぬしのかみのやしろ)」です。造化三神の一柱、神皇産霊神(かみむすびのかみ)が祀られています。
大己貴神(おおなむちのかみ/大国主大神)の命を救ったとされる神様です。ご神徳は「蘇り(よみがえり)」、つまり再生です。命に係わる病気や、倒産の危機など、起死回生のご利益があります。
お社の前には、推定樹齢1,000年といわれるムク(椋)の巨木があります。その高さは17m、根本回りは12mで、昭和51年(1976年)に島根の名樹に指定されています。まさに生命力を感じさせるご神木です。
お社の背後、真名井遺跡のさらに奥に大きな磐座があり、龍神さまが宿っています。残念ながら、現在は立ち入り禁止になっていますので、離れた場所から龍神さまにご挨拶して、その生命力の強さを感じてみてください。
3.熊野大社【荒神社(こうじんじゃ)】
鎮座地 島根県松江市八雲町
熊野大社は、出雲大社と同じく出雲国一之宮です。主祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)で、稲田姫と伊邪那美命もお祀りしています。本殿に向かって左側に荒神社と稲荷神社があります。
荒神社の御祭神は素戔嗚尊ですが、相殿に、龍神さまの高龗(たかおかみ)、闇龗(くらおかみ)、闇罔象(くらみつは)が「甘雨を降らし霖雨を止める神」として祀られています。
お社の背後には、ご神水が湧き出ています。ぜひ、いただいてください。
4.美保神社【御霊石(おたまいし)】
鎮座地 島根県松江市美保関町
美保神社は、えびす様の事代主神(ことしろぬしのかみ)と三穂津姫(みほつひめ)を祀る神社です。昔から出雲大社と美保神社の両参りが、縁起が良いとされています。
美保神社の拝殿に向かって右側に「御霊石(おたまいし)」があります。この御霊石に龍神さまが宿っています。石を拝むのではなく、石の上に龍神さまがいると想像して、ご挨拶してください。
御霊石は、かつて地元漁師によって、地之御前付近の海中から引き上げられ奉納された「まん丸い石」です。丸い石を触るとお腹の子が健康に育つという安産信仰から、多くの妊婦がなでたので、御霊石の上部はすり減っています。
美保神社本殿の裏には亀石があり、こちらにも龍神さまが宿っています。こちらも亀石を拝むのではなく、亀石の上に龍神さまがいると想像してご挨拶してください。
5.日御碕(ひのみさき)神社【龍蛇神】
鎮座地 島根県出雲市大社町日御碕
日御碕神社は島根半島の西端にあり、下の宮「日沉の宮(ひしずみのみや)」と上の宮「神の宮」の二社からなります。境内に入って正面の下の宮に天照大御神、右手の小高いところの上の宮に素戔嗚尊が祀られています。
旧暦十月に八百万の神々が出雲で会議をされる「神在祭」で、八百万の神々を稲佐の浜でお迎えする「神迎神事」において、「神々の先導役」をされるのが「龍蛇神」です。
この「龍蛇神」は日御碕神社の拝殿内右奥の小さなお社に祀られています。拝殿正面、または拝殿の右側から遥拝(離れたところから拝礼)します。「神在祭」の期間中は、出雲大社の境内でも参拝できます。
6.日御碕(ひのみさき)神社【荒祭宮・御井神社】
鎮座地 島根県出雲市大社町日御碕
日御碕神社の境内には数多くの摂末社があります。上の宮の左手を奥に進み、石段を上ると稲荷神社があり、石段の手前を左手に行くと、荒祭宮と御井神社があります。
荒祭宮と御井神社には龍神さまがおられますので、ぜひ龍神祝詞を唱えて参拝してください。
7.粟嶋神社【大岩神祠】
鎮座地 鳥取県米子市彦名町
標高36mの小高い丘の粟島は、江戸時代までは中海に浮かぶ小さな島で「神の宿る山」として信仰されていました。本殿は187段の長い石段を上った先にあります。
主祭神のスクナヒコナ(少彦名命)が、この地で蒔いた粟が実って、はじけた粟の穂に乗って常世の国に渡ったという伝承から「粟嶋」と呼ばれています。
長い石段の手前を右手に行くと、大岩神祠(大岩宮)があります。神の依代(よりしろ)とされる大きな岩です。この岩を磐座として龍神さまが宿っています。
【神社ツアーのご案内】
龍神さまを感じながら、龍神さまとのご縁を結ぶ「神社ツアー」を開催しています。
日程が決まっている神社ツアー、または、都合の良い日程とご希望のコースで、個人またはグループをご案内するプライベートツアーがあります。詳しくは、下記のホームページから公式LINEに登録して、お問い合わせください。
龍神さまとご縁を結ぶ参拝作法
神社の参拝作法として、ご利益をいただくために大切なことや、特に龍神さまにお会いするときにオススメしたいことを紹介します。
1.参拝の前日までに「穢れ(けがれ)」を祓っておく
「穢れ」は日常生活の中でたまってしまうものです。日々のストレスや、ネガティブな感情、体調不良などが「穢れ」の原因になります。お風呂に入ることで禊(みそぎ)となり、日々の「穢れ」は祓えます。
肩や腰に違和感があるなど、心身に異変がある場合は、「穢れ」を祓いきれていない可能性があります。その場合は氏神様や近所の神社仏閣に参拝して、心身の浄化をお願いしましょう。
2.氏神様に「みちびき」をお願いしておく
氏神様に日々の感謝とともに、参拝予定の神社について伝えます。参拝の目的や願い事を詳しく説明して、無事に参拝できるように「みちびき」を祈願してください。
氏神様に参拝するのは、できれば当日の朝、それが難しいなら前日までに行くのがいいでしょう。
3.願い事ではなく「決意表明」を伝える
神様や龍神さまは、どんな願い事でも叶えるわけではありません。あなたが、ただの欲望や現実逃避を願っても、それが叶わないのは神様や龍神さまが、あなたのためを思って叶えないのです。
家族の健康や旅の安全を願うのは良いですが、商売繁盛や出世を願うときは、世のため人のために努力する「決意表明」を伝えてください。そして、神様にサポートをお願いします。
龍神さまを感じて、龍神さまとのご縁を結ぶ参拝作法について、詳しくは著書で解説しています。Amazonや楽天などのネット書店で販売しています。⇩⇩⇩
【有料記事】の内容について
歴史書「ホツマツタヱ」で読み解く、出雲の神々の真実
神話ではよく分からない出雲の神々について、歴史書「ホツマツタヱ」から読み解いた真実を解説しています。
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