【ランキング】 最高にかっこいい格闘家の入場シーンBEST5
今回は超個人的な主観、経験をもとに僕の今まで見た中でもっともかっこいい、感動した、格闘家の入場シーンBest5を書いていこうと思います！
格闘技観戦した方にはわかるかと思いますが、選手によっては入場が一番盛り上がると言っても過言ではないですよね！
爆音で入場曲が流れて、クラブ状態になった会場。そして花道に姿を現すスター選手！
僕なんかも、実はほぼ入場シーン（あと煽り映像ね！）目当てで観戦しにいってるふしがあります。あの会場の一体感を味わえるというか、それはライブ見に行くのと同じ感覚なのかもしれませんね。※僕はフェスやライブに全く行ったことがないです…
そんな格闘技観戦で欠かせない入場シーン！改めて動画で見ても、鳥肌が立つようなBest5をご紹介していきます！
■第5位：必勝ハチマキに道着姿！MMA史上最強！ジョルジュ・サン・ピエール!!!
第5位に選んだのは、歴代MMAパウンドフォーパウンドランキング一位の声も高いカナダ出身のファイター、ジョルジュ・サン・ピエールです！
彼の入場の特徴は何と言ってもその姿！必勝ハチマキを額に巻き、道着を身にまとっています。
なぜこのような入場姿なのかというと、彼の生い立ちにあります。
彼は少年時代にひどいいじめに遭っており、それを打破するために極真空手を習い始めました。その時に学んだ武道の心を忘れず敬意を抱いているため入場もその姿と決めているのです。その後、メキメキと強くなりUFCで絶対王者と呼ばれるほどになりました。まさにリアル「ベスト・キッド」のような人生！
空手出身でありながら、レスリングの能力にも長け、数々のレスラーからもタックルを奪い、UFCウェルター級の王座を9度防衛、さらに2017年には引退からの復帰戦でUFCミドル級王座も獲得しました！（その後王座返上し再び引退）
まさにUFCのリビングレジェンドです。
僕が入場で好きなポイントは、派手な演出などがあるわけではないのに、端正な表情と、その気合の入った眼差しがとてもかっこいいからです。
はじめはその格好にミスマッチなギャップを感じましたが、気合の入った表情と小走り気味に、今から相手を倒すんだっていう王者の中の王者の風格を漂わせながらの入場がめちゃくちゃ好きです。
UFC94 B.Jペン戦での入場。雰囲気だけでかっこいいと思わせるのはさすがUFC絶対王者！！！ 黒の道着もかっこいいですね。
■第4位：観客も自分も大合唱の中入場！タイソン・フューリー!!!
第４位には以前も紹介したことのある、タイソン・フューリーです！
前回第注目されたデオンテイ・ワイルダーとの再戦はまさかのフューリーのK.O勝ち！まさに名実共にキングになりつつある彼の入場シーンを4位にしました！
彼に入場は毎回音楽を3曲ぐらいかけて、衣装も写真のように派手なもので入場します。その中でも僕が一番好きなのが、入場曲買えるとは言っても毎回必ずどこかで流れるGALAの「Freed from desire」が流れる瞬間！
あまり日本では聞かないクラブミュージックですがものすごくテンション上がります！これのナナナナナナ〜♩合わせて観客が大合唱状態になるのがものすごくいいんです（笑）
それにあわせてモニターに映し出されるフューリーの表情、動きがなんかまさにパリピ系キングの入場って感じで最高です！
↑1:14秒〜あたりから曲かかった時は鳥肌モンです…！
この会場の一体感、雰囲気、盛り上がり、毎回帰る趣向を評価し４位とさせていただきました！
■第３位：入場から桜庭ワールド全開！日本が世界に誇るIQレスラー！ 桜庭和志！！！
第３位には入場といったらやはり外せないのが我らが桜庭和志です！UWFインターからプロレスラーとしてデビューし、PRIDE初期からMMAファイターとして覚醒し、世界的に見てもMMA黎明期の立役者となったものすごいファイターです。
2017年にはUFCよりアジア人として初めてホールオブフェイム（UFCの殿堂入り）、パイオニア部門の受賞を果たしました！野球で言えばメジャーで殿堂入りする、サッカーで言えばパロムドールを受賞するぐらいすごいことです！
そんな彼が心がけていたことは観客を楽しませること！それは入場の時から始まっており、桜庭は毎回独特のコスチューム（マスクマン）に扮して登場！
時にはド派手な衣装で、時には複数マスクマンで入場してどれが桜庭かわからなくなったままあるいてきたり、毒霧を吹きながら入場したりと意味不明ですがとにかく桜庭ワールドを入場から演出するのです…！！
そしてなんといっても桜庭の入場曲といえばSPEED TK-RE MIX！
TKとは小室哲哉のことです。もうイントロからかっこよくて流れた瞬間会場は盛り上がりますよね。
僕が、初めて会場で聞いたのは2010年のマリウスザムロスキー戦でした。その時は格闘技バブルもはじけて下火だったけども、桜庭選手の入場時には会場が大盛況だったのを覚えています。
一体、PRIDE全盛期の時はどんな盛り上がりだったのか…？下記の動画からしか今は感じ取れないですが熱気が伝わってきますね。
桜庭選手のことは書き尽くせないほど魅力があり、興味深いので、今回はこの辺のところで入場の紹介だけとさせていただければと思います。
もし少しでも興味持った方いたら、ぜひ書籍色々あるので読んだり、過去の試合をyoutubeで見てもらえるとです！
ちなみに僕が最近読んでとても面白かったのが下記の本です。（賛否両論ありますが！）
ぜひぜです〜〜
■第２位：もはや宗教の教祖の入場…！w コナーマクレガー！！！
第二位に選んだのは度々紹介しているコナー・マクレガー！
UFCが生んだ世界最高のカリスマファイター、そのカリスマ性はやはり入場シーンから違っています。
普通、これまで紹介した選手たちもそうですが格闘技の入場にはテンションの上がるハイテンションな曲が使われることが多いのですが、マクレガーの入場曲といえば決まってThe foggy dew song（霧のしずく）という曲でとても静かな音楽なんです！
それもそのはず、この曲、実はマクレガーの母国アイルランドの歴史に深く関わってる曲で、最近作られたとかいう曲ではありません。
ものすごく簡潔に説明すると、1910年初頭のイースター蜂起と呼ばれるアイルランドのイングランドからの独立戦争時に、命をかけて戦った母国の犠牲者を悼むために作られた曲なのです。
今もアイルランドの人々の誇りとなり希望となり続けているイースター蜂起、そしてこの曲はアイルランド人にとってはとても大事な一曲なのだそうです。
そんな曲を流すということは、まさしくマクレガーは国の威信をかけてオクタゴンに臨んでいることの証です。母国で絶大的な人気を誇るマクレガーの試合には多くのアイルランド人がつめ掛けました。
なのでこの静かな曲が流れる時は、盛り上がるというよりは
神聖な空気が漂い、
モニターにマクレガーが映し出され、
会場爆発！！！
みたいなまさに宗教の教祖登場または英雄登場！！という感じなのです！
数あるマクレガーの入場の中でも上記の紹介するUFC189の入場はUFC史上最高の入場だなと僕は思います！
マクレガーの初王座挑戦の試合、歌はなんと生ライブ仕様、そして何と言っても毎回なんですがモニターに映ったマクレガーのカメラへのドヤ顔が完全にヤバいやつ全開で最高すぎます！！！
入場時のジョーローガンの実況の一言が印象に残ります。
The story of this fight is not just Conor Mcgregor. It's Ireland!
(この試合への物語は単にコナーマクレガー1人だけの事ではない。これはアイルランドの戦いの物語なんだ!）
まさに国をかけて戦っている戦士コナーマクレガーの凄さ、カリスマ性がわかる入場シーンと言えるでしょう！
■第１位：闘争本能剥き出し！ あまりにも有名すぎる入場曲！！ ヴァンダレイ・シウバ！！！
栄えある第一位に選んだのは（圧倒的個人的主観ですが）、ヴァンダレイシウバ選手です！！！
ヴァンダレイの入場の魅力と言ったらやはりテンションブチ上がりのサンダーストームと、全盛期は人を殺しそうな怖い表情での入場！
ほんと人ではなく、獣の入場といった雰囲気です。またPRIDE時代は演出も凝っていたので尚更かっこいい入場となっています。もうヴァンダレイの入場は戦いが始まるぞ！！！って気に一瞬で上げてくれるんですよね、、
その一点だけでもずば抜けているので第一位にしました！！！
最高ですね、、、また、演出はこの頃には敵わなかったかもしれませんが、僕が印象に残っているのは2013年UFC JAPANのメインでのヴァンダレイ選手の入場！
僕は会場にいて初めて一番好きだったヴァンダレイの入場を生で見れて感動しました（日本での試合もこれが最後になりましたが）。
実際、PRIDE消滅以降約7年ぶりの日本凱旋試合という事で、会場の盛り上がりはPRIDEの頃にも負けてなかったのでは？とも思ってます。さすがにそれはないのかな？笑
その入場がこちら
これはかっこよかったな〜〜
試合も稀に見る大激闘で、この試合を会場で観れたことは僕の忘れられない思い出の１つになりました。
■最後に。桜庭vsヴァンダレイの入場シーン紹介
いかがだったでしょうか。
やはり入場は、格闘技に限らずプロスポーツ自分のモチベを高めたり、会場を味方につけたり、はたまた相手を油断させたりととても大事なシーンの１つですね。選手一人一人に個性もあって面白いです。
最後に、ランキングの3位と1位に選ばれた桜庭とヴァンダレイはPRIDEで三度戦っています！人気、実力ともに申し分なく入場も最高だった2人の入場合戦を振り返って締めくくりとします！
おわり
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