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最強の学問とは

先日貴重な心理学に関するお話を伺った際に、その方が思うに『心理学は最強の学問』と仰っていました。その後の話を聞いても、確かに人の興味を引く学問であり、面白いと個人的にも感じた部分がありました。足元では炎上しているDaigoさんも、心理学の勉強を多くしてましたよね、と。

また一方で『統計学が最強の学問である』という上記のベストセラーもあったな、と思い出しました。統計学を活用して、経済予測や確率分布の考え方、AIなどデータサイエンス、将又現在流行中のコロナウイルスなど感染症の波の予測などを可能とする、といった日常に根差しているよ、といった内容だったと記憶しています。

全く違う話ですが、昨今の半導体不足や米中対立における台湾が占める重要な位置、ということで、上記のビデオを見ていましたが、その時に台湾TSMCに代表されるようなファンドリーが現地での『エリート』となっており、子供たちはElectrical Engineering(電子工学)やそれに纏わる学問を勉強したいと志す、と。その傾向は、米国で学生がComputer Science (計算機科学)を学んで、GAFAみたいなIT企業に就職を目指すのと似た流れ、という説明がありました。なんとなく腑に落ちるというか、各地の学生が取り巻く環境において『最強の学問』って違うんだろうな、と。

ふと感じたのは、文学部卒業や深く文学を勉強して、脚本や小説、詩を書いている方にとっては文学が最強の学問、だろうし、その発想は美術やスポーツ専門・学部の方にも当てはまるんだろう、と。私の邪な考えだと、勉強した学問が経済的な『仕事』に結びつかないと、その人にとって『最強の学問』とは全然みなされないんだろうな、とも感じました。


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