2週間以上経って…
ウクライナ情勢が過去2週間以上悪化していますが、その間に何が起こったか、将来振り返る為にも残しておこうと思います。私の基本的な考えは下記投稿の通りであります。
ロシアによるウクライナ侵攻・侵略が進むにつれて、所謂西側諸国はロシアに対する様々な制裁を掛けてきました。
また制裁に当初参画しなかった企業も、西側の資本主義において、様々な株主などステイクホルダーの圧力から、脱ロシアへ事業撤退や一時停止へと動いております。
その様な外資撤退に対して、ロシア政府は資産接収という形で立ち向かおうとしています。
上記草案の中身がそれなりに具体的で、このような外資企業の在ロシア資産接収を事前に検討したことがあったのかな、と思いました。
ロシアへの制裁を通じた余波としては、原油価格高騰もありますが、鉱物資源が多いロシアならで、ニッケル価格が取引停止になるというレベルの高騰が見られました。
ロシア外への影響ですと、当初ロシアの救世主になると見られていた中国もそこまで全面サポートできていない模様。
また米国への影響ですと、コロナ禍からの回復に続いて、ロシアへの制裁を通じた原油高を含めて、高インフレが長期間続くと見られており、FRBはインフレ対抗に利上げ政策を進めていく模様。
今後米経済が緩やかに減速・後退といったソフトランディングへ向かわせられるか、現時点ではかなり予測困難となっているようです。
ウクライナ情勢悪化に伴う、世界経済や日本への影響は日に日に拡大してくるでしょう。
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