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コロナ禍の『変化』をクリスマスプレゼントに

クリスマスも近づき、年末感もかなり漂ってきました。また2021年への大胆予想なんて出てきておりますので、2021年の見方に関しては、また次回書いてみたいと思いますが、その前に2020年の振り返り、を。

まず2020年に対して2019年の時点から見ると、多くの方々があまり考えていなかった所謂テールリスク。それこそ『世界中の新型コロナ感染拡大』と言えるでしょう。その点は、以前『2020年大胆予想』、されていた方はあまりにも当然すぎて、触られたりもしない印象ですが。

コロナ感染が先進国を始め、世界中に拡大したことにより、医療体制ひっ迫、経済活動は急激な停止を求められ、人の移動なり対面の場面を避けるように促される。またワクチンができたら、という希望の元、現代科学の進歩の恩恵を受け、2020年末からワクチン投与が始まったりしたが、一方で感染拡大は感染症の研究に基づいていたかのように、理論に近い形で、何度か感染拡大・縮小の波を打ちながら、それに伴い経済活動もオン・オフが迫られたり、と。

コロナ感染拡大により、米中対立は更に悪化、取戻しのつかないレベルへ。同時に景気後退のバックストップとして、世界中の中央銀行は量的緩和政策を急拡大させ、市中に現金を供給し続けた。ダウやナスダックなどの米株価やビットコインなどは一時期大きく下落したものの、2020年の年末には史上最高値を更新し続け、12年前のリーマンショックの際と似たように、富裕層にもっと資産が集まる、所謂貧富の差が拡大したとも見られている。富裕層拡大という面では、日本も流れは変わっていないようです。

日本社会に目を向けると、Withコロナなりアフターコロナ、そしてDX(デジタルトランスフォーメーション)なり、コロナ感染症対策やその流れを受けた所謂バズワードは様々ありますが、『コロナは、日本全体が変化できる最後のチャンス!』という下記動画を見ました。

確かにハンコ廃止やリモートワークや営業など、対面でなくてもという仕事環境の変化は一定程度あったものの、この「変化する」というような標語、そういえばリーマンショック(2008-9年)、東日本大震災(2011年)の時にも聞いたような、デジャブ感が個人的にはあり。。でもそんなに変わってこなかったよね、とか勝手に感じたり。

そして100年に一回の出来事が、コロナ感染拡大も含めて世界中で頻発している、と考えると、100年に一回は気持ち10年に一回ぐらいで捉えるべきでしょうし、10年後に再度大きなショックがいくつか来るのでは、という想定だと、常に危機意識をもって、取り組む必要があるのでしょうし、そうすれば変化への対応姿勢も柔軟になってくるのでは、と思います。



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