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冬のオリンピックが今後へ残したもの

2022/2/20に北京冬季五輪が幕を閉じました。

様々な疑問や審査基準などへ批判・批評があり、その中でもフィギュアスケートのドーピング疑惑が大きな報道となりました。

反ドーピング機構が上手く機能していなかった、というスポーツ仲裁裁判所の指摘があるそうですが、それはそれ、という気もしますが。一方でフィギュアスケートの参加年齢を引き上げることで、要保護者である16歳未満という議論を避ける流れの模様。

国際スケート連盟(ISU)がフィギュアで五輪や世界選手権などに参加できる年齢について、17歳に引き上げる案を6月の総会に諮る方向で調整していること…現在のISU規定では、15歳以上(シーズン前の7月1日時点)となっている

また2021年夏には東京でオリンピック、2022年冬には北京でオリンピック開催となり、各地で多くのボランティアが参加していました。

世界各国の報道関係者が集まるメインメディアセンター(MMC)…にいる500人以上のボランティアの平均年齢は22歳以下。責任者を務める大会組織委員会の劉偉さんは「英語力や五輪に関する知識など様々な能力を見て選んだ。非常に優秀だ」と強調する。組織委によると、ボランティアには100万人超が申し込む人気ぶりで、採用は約1万9千人。東京大会で約2.5倍だった採用倍率は、北京大会で約50倍の狭き門となった。年齢構成も東京大会は39歳以下が39%だったが、北京大会は35歳以下が94%を占める。今大会、関係者全員が外部との接触を遮断する「バブル」内で過ごさなければならず、ボランティアも例外ではない。…にもかかわらず応募が殺到した背景には、就職活動時などで五輪でのボランティア経験をアピールしたい狙いもありそうだ。

私自身も2021年の東京五輪でお手伝いを少しだけですがさせて頂いたことで、このボランティア活動への幅広い世代の意欲・関心と多くのノウハウが詰まっているんだな、というも感じました。北京オリンピックはそれ以上にボランティアへの参加競争も激しく、且つ現地の若者が経験の獲得を渇望している、という違いが見られたのも、今大会の違いかと思いました。

東京オリンピックに関する投稿は下記をご確認ください。



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