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Withコロナの長期的影響

「コロナ」疲れになってきましたが、コロナウイルスとのお付き合いはかなりの長期戦になりそうです。それは例えワクチンや特効薬がみつかったとしても、人間の体や業態変化、という面で付き合う必要?もありそうです。

コロナウイルス感染の再拡大において、高齢者は重傷者リスクが高く、若年層(子供を含む)は相対的にリスクが低い、というのは既に周知の事実です。そこに加えてもっと長期戦となる理由として、若年層がウイルスの”運び屋”になって、感染拡大をしてしまうのでは、という懸念と、若年層の2割程度は全快しない、という事実です。世界中でのワクチン開発競争により、(希望をもって)近い将来にワクチンができてくる、と思っておりますが、例えワクチンがあろうとも、既に感染された方の一定数がその後も健康回復しないかも、というのは、経済を回すとされる若年層の心理面での行動抑制となるでしょう。(特に赤ちゃんなどの子供がいる核家族だと、感染しやすいけど無症状、といったケースも多いだろうし、そうなると祖父母とかに会えるチャンスもリモートなんですかね?)

Withコロナ時代と呼ばれる中、コロナ禍による関連倒産と言われる事例が段々増えてきており、特に飲食やホテル観光、などが大きな打撃を受けているみたいです。飲食で倒産された方々には申し訳なく、特に安価でお客様の為に、頑張ってこられた企業がもろに影響を受けると察っします。一方で飲食業界全体としては、利益率があまりにも薄利(要は安価で提供していたお店)や店舗家賃(固定費)にお金を多くかけていたお店ほど、Withコロナ時代に生き残りにくくなるのかな、と。言い換えれば、飲食の一人当たり単価は必然的に上昇し、客数が少なくても経営できる形になるか、And/ORですが、家賃や人件費(ロボット・AI化も含めて)削減できるお店ほどうまくいくのではないか。

そして、都心部では車を持たない方々が近くのセルフで借りれる、カーシェアを利用していましたが、どうもその成長もコロナ禍での移動制限や、セルフであることからの衛生対応が難しいなどの懸念から、満員電車を避けれる、といった利用理由も一定は見られたが、タイムズカーシェアを運営するパーク24の業績を見る限り、かなり鈍化した模様。

既に自動運転や車の所有率低下など、MaaSには確かに変化がみられるわけですが、そこにコロナショックが加わり、人の移動が心理的に制限されやすいなかで、どのように移動手段を最適配置、サービスの効率化を図れるかは重要な起点となりそうです。

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