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ワクチンパスポートも現実味か

ワクチン接種が進む欧米において、接種照明であるワクチンパスポートを提出することで、観光業や飲食業の再開を促そう、という流れが出てきています。

「ワクチンパスポート」の是非をめぐる議論が米国内で再燃している。南部アラバマ州などは5月下旬、州の機関などが証明書を発行することを禁じた。ワクチンの接種が進む一方、接種が任意である点を理由に賛否が分かれている。

一方で接種が任意であることや接種できない方への差別になるのでは、という側面でも全面的なワクチンパスポート(各国統一型のような)は先が長そうな気もします。

日本でもワクチンパスポート(接種証明書)発行へと、同じような流れがみられていますが、ワクチン接種が例えできていても、ウイルス感染しないわけではなく、重症化しにくい、ということですし。ワクチンパスポートができても、アジア諸国は隔離義務の期間がすぐ短くなるのか、私は個人的に疑問ですし、本題は賛否を呼びそうな気もします。

政府がモデルとするのはEUが7月から運用する「デジタルCOVID証明書」だ。接種経験者やコロナからの回復者が対象で、自主隔離や検査を免除する。ドイツなど7カ国は6月から先行運用している。レインデルス欧州委員(司法担当)は「自由で安全な移動を取り戻す」と力説する。…日本も国内向けの導入は慎重に検討している。経済再開を急ぐ自治体や企業の独自ルールが乱立する恐れもあるため、政府が統一指針をつくることも視野に入れる

ここからはワクチン接種に厚労省や日本医師会を飛び越えて、どんどん進めている菅政権に関する下記ビデオがあったのでシェアしたいと思います。

ビデオでもワクチン接種一本足打法とは言われていますが、少なくとも7-8月ぐらいまでに高齢者を中心に接種機会が回るとすると、ワクチン製造はしていない国であっても、他の先進諸国と遅れが数か月であったこと、ぐらいしか差はなく。結果的には欧米の『ワクチン接種後』の状態をモニタリングしながら、日本独自の戦略を決めれる、といった点が優位に働く、という内容の説明もあり、ワクチンアレルギーも乗り越えて、日本でコロナ対策のワクチンが進みやすい土壌が整っているのだな、とつくづく感じました。

ワクチンパスポート導入をてこに、もしかしてマイナンバーカード普及にも寄与する可能性も考えると、うまく転べば実は日本全体として悪くないインフラを構築できる可能性もあるのでは、とも感じました。これからもワクチン接種のような速いスピードでも、社会インフラ整備の設計が必要となるでしょう。


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