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【#9】難病と今も闘うブログです〜

皆さんこんにちは〜!やすとみです。

GWが明けたところからでしたね。
その後、リフレッシュしたメンバーは細かい問題はありましたが、何とかクリアしながら少しずつ前に進んでいきます。

それにしても、たかが帳票2枚の出力。それを担当していたのが中国のメンバーで、それも既存のシステムをカスタマイズして開発するだけなのに、どれほど手間がかかるんだと、そう思いながら進めるのですが、進まない部分があるからつまずく。それが中国の開発メンバーだったんですね。
東京の開発メンバーは今でこそ結束力がありますが、開発当初は結束力もなくバラバラでした。でも、密にコミュニケーションを取りながら作業を進めることで、時間がたてばコミュニケーション能力も高くなり結束力も出てきました。
中国のメンバーの問題は、作業は中国なので目に見えない部分で作業の報告だけを受けてましたが、言語の問題でコミュニケーションも取れないし、今のようにzoomみたいなツールもなかったので、どうしても東京に在住している中国の方に確認するしかなかったんです。

しかし、ちょっと苦労した記憶があります。
と言うのは、私は中国をよく知らない。
日本と中国は言語体系が違うってのと文化が違うってぐらいですか。

例えば、日本なら冷たい飲み物も平気ですが、中国は御法度なんですよ。6月〜7月に入ってくると梅雨の時期も重なり、フロアは冷房が効いて少し乾燥気味で喉がよく渇くのですよ。
なので、良く冷えた飲み物を買うのですが、中国の方はお茶を持ち込んでフロアーで作って良く飲んでいましたね。
よく覚えているのが、透明の大きなグラスにお茶っ葉を入れて、その中にお湯を入れて飲んでいました。日本ならお茶が出たらお茶っ葉は捨てるじゃないですか。そうせず、お茶っ葉を入れながらお茶を飲むってのが、文化が違うからかな?と思っていました。
ま、体に優しいのは熱いお茶ですが、当時は頭にない私は文化の違いと受け止めていました。

で、問題はここからなんですよ。なんで中国のメンバーは遅延するのかです。それは中国の方って個人の時間を重要視する文化を持っており、日本ほど融通が利かない。(と思っていました。蓋を開けるまでは)
例えば、遅延している部分をどうリカバリーするのか尋ねると答えが返ってこないのです。私が遅延しているので土曜日の休日出勤で対応してくれないか確認したのですが、それは無理だと言うのです。
え?と思ったのですが、では、要員を増やして対応してくれないかと言うと、増やすにはお金が必要だと。
いや、これって日本側のメンバーが作ったスケジュールじゃなく、中国側が作成したスケジュールですよね?そして、遅延して迷惑をかけているのはそちらですよね。なんで要員を増やすのにお金を出さないとダメなんです?
で、返ってきた言葉が、
それはそうですが、中国側がお金を要求しているんです。
となり、全く噛み合わず話は平行線のまま。
そして、何度か話を進めていくと進捗報告に中国のメンバーを出そうとなり、ミーティングが出来る環境を構築して報告を受けたんですね。

そしたら、興ざめなんですが、
「中国側は万全な体制で準備していたのに仕様の連絡が無く、時間が経過するごとに人が減り開発が再開する時には数名しか残っていなかった。その残ったメンバーで休日出勤もいとわず作業をしていたんですが、内部でパワハラ問題があり中国側でもめている。」
と報告がありました。
そのパワハラってのが、「どうしても休まないとダメだ」とお願いしているのに「ダメだ。出てこい。」って言われて中国側でもめたんです。
この報告を受けて、何てこった!と思ったのは私だけじゃなかったでしょう。報告を受けて衝撃を受けました。
このパワハラ問題は論外で、メンバーに用事があって作業できない場合は別の要員を配置するか、遅延で報告するとか、何らかの対応方法はあるので、検討をお願いしました。
一時的に遅延が発生してもリカバリーすれば問題無いと思っているので、その辺は誤解の無いようお願いしましたね。
また、驚いたのは初めに準備した要員(頭数)は保持しないんですね。遅延していた仕事が始まったら一時的でも必ず要員を超える作業量となるので、要員を確保するのは当たり前なんですが、中国は歩合制(ぶあいせい)だったのか(その辺りはよく覚えてない)仕事を求めて抜けていくんですね。新しい仕事を求めて職に就けないと自身のキャリアに傷が付く(穴が空く?)ので、出来るだけ継続的に仕事が出来るところを探すみたいです。(現在もそうなのかな?)
それにしても蓋を開けて初めて分かるウソの報告。これはやめて欲しい。
ま、蓋をしていた私たちにも問題があるので、これは「どぎゃんとせんとあかん」って感じでこれから着手していきます。

今回はこの辺りで。また次回!

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